劇場公開日 2025年10月31日

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恋人たちのレビュー・感想・評価

全84件中、61~80件目を表示

1.5分からなくて汚い

2015年12月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

中年主婦のエピソードが持つ意味が全く分からない。汚いとしか言えない。
これが無かったら満点でもいい。

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じゅんぢ

4.0あっと言う間の220分。

2015年12月3日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

橋口監督の作品は1度はみたいなと思っていて初見。上映時間見て気が引けたけどあっという間でした。
立ち直れない人たちのオムニバス。三人三様の人生に明かりが見えない人々の生活がただ淡々と描かれてました。
話は暗いのに昔の日本映画のような重さは感じない。撮影がうまいんだと思う。あと、シーンの変わり具合もうまい。
ラストの立ち治り具合も最高、でした。

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peanuts

5.0タイトルをどうにかできなかったものか

2015年12月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

シンプルでつまらなそうな題名をつけることによって、この映画の覚悟を感じるが、さすがにもったいないと思ってしまう。危うく自分自身、タイトルだけでスルーしそうになった。内容が素晴らしかっただけに、余計このタイトルについて疑問を感じてしまっただけなのだが─。
まさに社会の縮図がそこにあり、ひどいドキュメンタリーなんかよりもリアルな日本を感じ取ることができる。
日常を丹念に描きつつ、涙も笑いも怒りも幸せもエロスも醜悪さも、社会が持っている面白いところを全て網羅しているような気がした。
とにかく皆一生懸命につくってるなぁ、そう感じるて、自然と涙・・・。
主演の彼が思いっきり笑ったときが一番泣いたなー。
音楽もしっくりハマっていたし、何より自分が好きな部類のものだったから一層話に入り込んでいった。
東京の水上交通の映像も良かった。見れそうで見れないところ、そして何気に美しかったりするもので、ブルーに染まって見応えあり。
全てにわたって抑えが効いていて、短絡的になることなく、淡々と終結するところが非常に自分には合っていた気がする。
長くて平坦な映画だが、東京物語なみに最後まで飽きることなく観賞できた。

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SH

4.5人生ってのは筑前煮みたいなもので、この映画も、筑前煮みたいな映画でした。

2015年11月29日
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人生ってのは筑前煮みたいなもので、この映画も、筑前煮みたいな映画でした。

人生の挫折とか、社会の残酷さとか、そういうものを体験してる人なら、ジワっとくると思います。
つまり万人受けする映画なんだけど、こういった煮物みたいな映画に慣れていない人にはハードルが高いと思います。
僕はこれ鬱の時に見てたらきっと号泣してましたね…。いまが辛い人に見て欲しい映画です。

冷たい熱帯魚みたいに、人生ってのはなぁ辛いんだよぉ!と言わない所が、好きです。勿論冷たい熱帯魚も大好きですが。

見てる間は退屈なんだけど、見終わると、一つ一つのシーンが、とても印象深いです。そしてあの登場人物たちにも、実際に会ってきた、そんな感じがします。

あの胡散臭いスナック アムールのおばさんや鶏のおっさん。
タバコを肺に入れないで吸う薄っぺらいおばさん。
人生に絶望している主人公の男。
元左翼で左腕吹っ飛ばしちゃった優しい目のおっさん。
橋下徹みたいに偉そうな弁護士。
調子のいい職場の後輩。
立ちションのバカカップル。
メインから脇役までみんなすごくいいです。みんな一見嫌な奴なんだけど、みんな各々辛く苦しい人生を生きています。

主人公の男は、見えない欠陥を探す仕事です。
彼はトンカチで橋の支柱を叩きながら、自分の人生が壊れているかを確認します。
支柱に大きな×を書いて、全部壊れてるよ、と言い投げます。自分の人生は壊れているんだと。
誰にも感謝されるわけでもなく、客の笑顔も見えない仕事は、辛いです。
だからこそ、先輩に、才能あるんだからさ。なんて言われると、とても救いになります。
食べて、笑えれば、それで良いんだよ。
という台詞にも、とても救われます。
先輩の言葉は、痛みを知ってる人が言える言葉だと感じました。
それは彼の態度や表情にも十分現れています。

Akeboshiの主題歌も良いです。
Usual life。映画の登場人物たちが普段の生活に戻るように、映画を見終わった観客たちに、エンドロールで「Get back to usual life」と語りかける感じです。
オリジナル版は、安倍さんのアンダーコントロールスピーチをサンプリングしています。是非聞いてみてください。

劇場を出た後、世界が少し変わって見えました。今年の邦画で一番感動しました。

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saikimujin

2.5良いダメ 悪いダメ タチの悪いダメ

2015年11月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

映画の内容自体は、この手の作品の題材で使われるような出来事であり、救われないという意味では往年のATG映画のようでもある。但し、そういう映画自体が少なくなっている現在に於いては希有な作品として評価されてもいいと思う。
社会の厳しく、苦しく、絶望的ですらある事実に、否応なしに巻き込まれそして堕ちていく生活の破綻に、それでも自ら生を終わりに出来ず、藻掻き、足掻き、益々沈んでしまう負のスパイラルを人間はどうやって乗り越えるのか、否、乗り越える必要があるのか、そうやって生きるという『地獄』をやり過ごすきっかけを掴むのが、作品としての締めである。
強い感動はない、感嘆もない、静かに静かに沁みる映画である。
浅ましく、だらしない、そしていて強く逞しく過ごす人間に称賛を送っている監督の気持ちが強く刻まれているのを、ジワジワと心に入り込む。

切ない、非常に切ない、そしていて、それでも生きようよって、元全共闘の片腕を爆弾で吹き飛ばしてしまった上司の存在、その役がこの作品を言い表しているような・・・

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いぱねま

1.0やたらと評判が良いから観たけど、何が良いのかさっぱりわからなかった...

2015年11月26日
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鑑賞方法:映画館

やたらと評判が良いから観たけど、何が良いのかさっぱりわからなかった。ダメダメな3人のオムニバス形式だが、ダメなまま終わってしまう。自分はダメな人に厳しいのだろうか。全く感情移入出来ない。

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NEO

3.5シーンがころころ変わって初め意味分からないが、徐々に意味が分かって...

2015年11月26日
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鑑賞方法:映画館

シーンがころころ変わって初め意味分からないが、徐々に意味が分かってくる群像劇。弁護士さんが一番共感したかな。自分が望んでも、どうにもならないんだよね。
後、素敵な役者が何人かいた。会社の先輩、会話もない献身的な奥さん、弁護士も好青年そう。

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マサロック

3.5恋人たち

2015年11月25日
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鑑賞方法:映画館

『それでも人は生きていく』がタイトルのほうがしっくりくる気がするけれど、ある意味、確かにラブストーリーな気もする。
期待しすぎたせいか、絶賛とまではいかないが良作ではあると思う。
実際にこういった出来事は身近で起きていてると思うんだけど、考えれば考えるほどリアルなのかそうでもないのか、ちょっとわからなくなってしまう部分も…
ラストは、それぞれに、少なからず小さな光を見つけられた感じでよかった。
それでも人は生きていく…

片腕のおじさんの存在が一番ぐっときた。

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Riko

4.0地味なのに飽きさせない

2015年11月24日
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鑑賞方法:映画館

地味なストーリーなのに、飽きさせないストーリー展開は、まさに職人芸。
主人公たちに感情移入はできないが、傍観者の視点で淡々と眺めることで、人の人生のヒトコマを面白く、哀しく、感じとることができる映画。

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はるひろ

4.0じわじわ

2015年11月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

劇場満席、立ち見も出るくらいだったので驚きました。

観賞した直後より時間が経過した後の方がじわじわくる映画だと感じた。

エンディングに明確な救いがある訳でもない、それでも呑み込み受け入れて生きて日常は続いていく、その中に光を見出だせる瞬間がある、ということなのかな、と。

語り口の3人を取り巻く人々もそれぞれ何かしら抱えているのを匂わせてくる感じで、全て語らないところがまたよかった。

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ヒレ肉

5.0それでも生きて行く

2015年11月22日
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メジャー作品では表現しにくい感情の剥き出し具合が凄く、橋口監督らしさ全開で安心しました。

現代を生きる自分たちにとって目を背向けたくなる様なシーンが多く、社会的弱者を強制的に目の当たりにさせられるのは正直胸が苦しくなりました。

それでも絶望せず、踠きながらも明日も生きて行こうとする主人公3人に感情移入してしまう手腕は名監督たる所以だと思います。

終盤、妻を亡くしたアツシが上司の黒田に溜まりに溜まった怒りや悲しみの感情を吐露するシーンは涙腺崩壊必死です。
こんなにリアルで悲しみに満ちたワンシーンは、近年の甘ったるくて虫酸の走る様な邦画ばかり見ている方にこそ見て頂きたい名場面です。

かの淀川長治氏が橋口監督を「人間のハラワタを掴んで描く人」と評してましたが、正にその通りの内容です。

この時代の「今」を生きる人に劇場でリアルタイムに観て欲しい映画です‼︎
(自分は映画関係者ではありません笑)

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Shigeruman

5.0あとからジワジワくる

2015年11月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

前情報なしで観られて本当によかった。もう一回観たい。「どんな悲しみや苦しみを描いても、人生を否定したくない。ささやかな希望、気持ちの積み重ねが、人を明日へつないでいくんです」とパンフの橋口監督の言葉をを読んで思い出し泣き。

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Rubysparks

5.0聞き手のいない魂の叫び

2015年11月20日
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今年の邦画ナンバーワンの傑作。無名の役者達の演技が圧倒的なリアリティを持って迫ってくる。画的に派手なことは何ひとつ起こらないとかそんなことはどうでもいい。彼等の聞き手のいない魂の叫びに「心のドアをコンコンとノック(by MAKI THE MAGIC)」されたんだよ!

使い方合ってるかわかんねえけどな

とはいえ一回観ただけで消化できるような作品ではなくて。正直自分でもどう思うのかよくわからんところもある。久しぶりにエンドロール後もちょっとの間席を立てんかった。剥き出しの人間たちの物語がズシンと来たってことは確か

中盤。篠原の慟哭シーン。あのズームは鳥肌が立った。まさしく迫ってきた

瞳子役の女優は絶対熟女もののAV女優だろ!と思ったけど調べてみたら違うかった。いやはや俺としては映画史上最も取るに足らないおっぱいだったなあ。しかしおっぱいとは実は取るに足らないものなのかもしれない…それが真実なのかもしれない…いずれにせよ素晴らしい演技でした

そして長回し。やっぱり長回しは伝わってくるものの強度が違う

はあ『恋人たち』なんていうかマジで傑作やわこれは

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ヒートこけし

4.5いとしい人々

2015年11月18日
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泣ける

笑える

悲しい

細かな役にも息を吹き込む技量に脱帽です。日常を生きる自分たちが気付かない、その日々の魅力をわからせてくれるのが映画なんだと再認識させられます。しかし、どうしてこの監督の映画はどこか若者が作る自主制作の匂いがあるんだろう?

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ドラゴンミズホ

4.5すごい

2015年11月18日
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この映画すごい。なんでこんなにも日常なのに、ひきつけられるシーンになるのか。
それぞれのシーンが力を持っている。

底辺にいる人々の群像劇。

彼らにとっては、
なんでもない日常だけど、
観ていておもしろい。哀しくなってきた。

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mabo722

4.5哀しくて可笑しくて、いとおしい

2015年11月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

人と生きるって哀しくて可笑しくて、いとおしいものなんだな。

ずっしりかと覚悟して観たら、もちろん重いものを含んでいるけれど、3つのストーリーが上手く絡んで思いのほか軽妙、落ち込みすぎないのが素晴らしいと思いました。

どのキャラクターも個性があり印象的でした。
怒りと悲しみに混乱しながら、やっぱり持ち前の「まっとうさ」がにじみ出るアツシくんに泣けます。
新しい出会いに心揺れる主婦・瞳子さんは、生身の女性を見事に表現して可愛らしかったです。
瞳子さんのキメポーズを思い出すたび、可笑しくって切なくってウルウルしてしまいます。

観た人それぞれが何かを感じて、人と生きていくのも悪くないと思える作品だと思いました。

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グッドラック

3.5ちょっと、惜しいかな・・・。

2015年11月17日
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知的

難しい

 CMの続きかな、と思っていると、いつの間にか本編が始まっていました。これから鑑賞する人は注意しましょう。
 生きていく上でのそれぞれの苦しさを抱えた三人の三者三様の生き方を描写していくのですが、この監督本人が性的マイノリティに属しているせいか、その描き方にはどこか温かさがあります。唯一、違和感を覚えたのは、終盤、妻を殺された主人公が涙ながらに延々とモノローグを続ける場面です。もう、観客はこの主人公の気持ちは十分に判っている筈なので、冗漫であり、些か、興醒めでした。この場面は丸ごとカットしても良かったのではないのか、と思いました。また、この場面がなければ、☆は四つ半にするつもりでした。
 さまざまに張り巡らされている伏線もうまく回収されていました。ただひとつ、判らなかったのは、階段で男性弁護士を突き飛ばしたのは誰なのか、ということです。私は一回しか観ていないのでそこらへんの消息がよく摑めませんでした。
 最近は本当におカネを払って鑑賞に値する映画が少なくなりました。題材もやりつくした感がありますし、脚本もどこか既視感に満ちたものばかりです。映画界の将来は余り明るくない、年を追うごとにそのような感慨が強くなります。
 私にとって、この秋、最大の期待作でした。若干、ケチをつけましたが、観る価値はある作品です。

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bashiba

4.5光が

2015年11月15日
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光が誰も彼もに降っている。

見えないから、それに気づかないうちに、
私たちは笑っている。いつのまにか。

寄り添ってくれてありがとう。

そんな温かい気持ちが広がった。

また愛おしい映画に出会った。

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まるcox

4.0滲みた~

2015年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

どラストシーンの青い空に
風穴を感じました。

目にも、心にもしみたー

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しげぴい
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