「終わりのない狂気」セル ひろちさんの映画レビュー(感想・評価)
終わりのない狂気
物語には起承転結があるとされている。しかし、キングには結末がないものが多々あるが、最近では欠点と批判もされていない。批判の範疇にない大物作家である証拠だが、真実だからかもしれない。キングが描く恐怖の中核には狂気があり、狂気には結末がない。結末がないなら、狂気は常に流れ続けている。この世界の何処か、私達の日常生活の何処かに、必ず。
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物語には起承転結があるとされている。しかし、キングには結末がないものが多々あるが、最近では欠点と批判もされていない。批判の範疇にない大物作家である証拠だが、真実だからかもしれない。キングが描く恐怖の中核には狂気があり、狂気には結末がない。結末がないなら、狂気は常に流れ続けている。この世界の何処か、私達の日常生活の何処かに、必ず。