パパが遺した物語のレビュー・感想・評価
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ラッセル・クロウの事故の後遺症の演技、アマンダ・セイフライドの人を...
ラッセル・クロウの事故の後遺症の演技、アマンダ・セイフライドの人を愛せないトラウマの演技、カーペンターズの名曲、一つ一つは素晴らしいが、ひとつの作品となると、過去と現在の行ったり来たりがあまりに忙し過ぎて…物語に入りきれず、感動もイマイチ、予告編の出来が良すぎた、残念
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重い愛の形
想像以上に重い愛の話.
予告編に裏切られました.
交通事故で妻を失い,自身も障害を抱えることになりながら幼い娘を養育することを選択した父親.
過去の経験から性的に倒錯しながらも他人を救う心理学者を目指す,かつての少女.
この二つの物語を交互に行き来しながら,生活苦で葛藤する父親の愛,愛を渇望するまま大人になってしまった少女の姿が対比されます.
中盤に向けては苦しみながらも前に進む姿があり,ホームドラマ的な雰囲気もあります.
しかし,終盤にかけては悲劇の様相を呈してきており,特に少女の迎えた結末に関しては捉え方が分かれるのではないでしょうか.
希望が見えなくもないが,あまりにも残酷な世の中であると思わされます.
娘が成長した姿がいきなり出てきますので,父親と過ごす天真爛漫な少女がどうしてこうなったのかというミステリ的な見方もできると思います.
重い内容になっているので,予告編とは異なる印象を受けるとは思いますが,悲劇に耐性があるのであれば良い作品ではないでしょうか.
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