「狂気」秘密 THE TOP SECRET ジョーカーさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気
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想像していたものと違うといえば違うし、あってるといえば合ってた。
まず、こんなにも暗い映画だとは思わなかった。予告では確かに暗いシーンも含まれていたが、グロテスクな場面も多い。血がでるシーンなどは他の映画と比べるとかなり残虐な描写だった。
まあ最後に絹子が死ぬのはわかっていたことだった。死ぬ方法も自殺というのも想像がつく。
絹子はとてもウザい役で、観ているこちらがむかついた。あの女優はあまり出てないけど、なかなか良かったのでは?しゃべりかたはこのような役にしか通用しなさそうでしたが。
酷評されてますが、酷評の要因はラスト30分くらいだと思います。
貝沼の脳の中は直接は見れず、貝沼の脳を見て自殺した鈴木の脳を見たため、貝沼の脳内がよく分からない。いずれにせよ私たちは客観的に観てるわけで、その脳を直接見ているひと目線で見ることは出来ない。
絹子がサイコパスというのも、いままでに何人殺したかという確証は得られない。実際絹子が認めた殺人、または絹子が殺したという証拠があるのは5.6人で、あまりスッキリしない。
この映画は時間が長いが、第九という組織の説明や貝沼事件のことを説明しなければならないので時間は足りないのでしょう。
リリーフランキーの出番が少ないのが残念。だし、あの役は必要だったのだろうか?
最初の方は面白いし、一番最後もいい感じだった。
分かりにくい映画ですが、ストーリー性は十分あると思います。
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