「愛されるべきお喋りな息子役をニノが好演しています。 自然で可愛くて...」母と暮せば つげつんさんの映画レビュー(感想・評価)
愛されるべきお喋りな息子役をニノが好演しています。 自然で可愛くて...
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愛されるべきお喋りな息子役をニノが好演しています。
自然で可愛くて、なんでこのこが亡くなってるんだろと悲しい気持ちにさせられます。
ラストがそれでいいの?と思ってしまう。
母の前に現れた息子はなんだったのか。
亡霊?幻?妄想?
なんだろうなぁーと思ったけれど、本当の息子だったのなら母を連れては行きたくなんかないと思う。
生き残った母が幸せに生きてくれることを願うと思う。
最後母を連れて行くときだけ、一瞬息子が怖かった。
なので戦争で全てを奪われた母親が、身体も心もくたびれて、死期が迫った時の妄想?と思いました。
お世話をしてくれたお嫁さん的な人を先に進ませて。
でもそのこに少しの嫉妬や羨ましさがどうしてもあって。
嫉しさも自分でだめねと正せるくらいの本当にしっかりした、ただ息子が愛しい、戦争に全て奪われた悲しみに打ちひしがれたお母さん。
神を信じていた母親だから、信じる心のままに幻想を最後に作り出した。最期に少しだけおかしくなっていたのだろう。と思います。
戦争、原爆の悲しみを描いた映画だと思いました。
黒木華さん、上海のおじさんもよかったです。
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