ブルックリンの恋人たちのレビュー・感想・評価
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弟が寝てる間に…
疎遠だった弟が事故で昏睡状態になり、NYに戻ってきたヒロイン。ミュージシャン志望だった弟。弟の代わりに憧れのミュージシャンのライブへ。それがきっかけで惹かれ合い…。
アン・ハサウェイとジョン・カーニー風音楽映画が出会ったような、歌×ラブストーリー。
アン・ハサウェイはいつもながら魅力的で、ロマンチックな出会いを謳い上げる。
意識が戻らないかもしれない弟。
そんな弟の為に好きな歌などを歌って聞かせる。
弟や母親との関係。思わぬ出会い。
魅力的なエピソードが用意されてはいるものの、だかどうしてどうして、非常に退屈で平淡。これと言った本作ならではの魅力に欠ける。
モロッコで人類学の博士号を取得するべく研究しているヒロインだが、本筋に全く関係ない。楽曲もそれほど印象に残らず。
弟が寝てる間に。他愛ないラブストーリーしてました。
どう観る?アン・ハサウェイ主演兼製作作品
個人的には、全体を通して少し安易に感じてしまった。展開が全て読めてしまうし、表現もそのまま過ぎるのでは。かと言って、アン・ハサウェイのプロモーションビデオ的でもなく、彼女の魅力満載独壇場とも言い切れない。
でも、上映時間も短めのため、飽きずに鑑賞はできるかな。
アン・ハサウェイが製作に入っているが、どの辺りに彼女らしさが出ているのか。映画作りにおいて「製作」の役割に、あらためて意義を問うてしまう。
ゆったりと、愛
ネタバレは含みません。安心してください。
観る前に注意、
中盤でセックスシーンがあります。激しすぎることはないのですがもしお年頃の家族などと観る際は気を付けてださい。
(個人的にはあのシーンは要らなかったように思います。雰囲気だけで十分だったと思います。。。)
序盤はサクサク進み、2人が出会ってからはゆったりと過ぎて行く感じ。相手役のミュージシャンのぎこちなさや、距離の取り方がモテモテのミュージシャンがフラフラ遊んでるんじゃなくて、マジメに付き合ってる感があってよかった。
泣くことも笑うことも大してありませんでしたが、街の景色などは観ていて心が癒された気がします。
バチバチのアクションやアツアツの恋愛などの映画の気分じゃないんだよな〜と、ゆったりと時を過ごしたい方におすすめです。
アン・ハサウェイが良い
アン・ハサウェイが好きで、鑑賞。
題名に恋人たちってあるから、恋愛映画かと思いきや、恋愛要素は薄い。
原題は『Song One』というのを聞いて納得。音や音楽がポイントになっている映画だと思う。
内容としては、淡々と進んで、簡潔にまとめられている印象。
ただ、淡々としすぎて、なんか物足りなさを感じたかなぁ。
アン・ハサウェイは、最初から最後までかわいいし、凛々しい。ショートカット似合うなぁ…としみじみ見てました。笑
アナログレコードから流れるAMERICAの“I NEED YOU”が懐かしい♪
色んな音楽が聴ける音楽映画なのですが、最も嬉しかったのが70年代フォークのアメリカでした。蓄音機やアコーディオンなど、懐かしの楽器なんかもいっぱい登場するので、楽器ファンには垂涎ものの映画だったかもしれません。
主人公アン・ハサウェイが昏睡状態に陥った弟を見舞い、彼のお気に入りの食べ物、店などを追体験していくストーリーは悲しげでもあり、微かな希望とともに自分自身を再発見するような展開は嫌いじゃないのに、あっさり終わってしまいました。
ミュージシャンでもあるジョニー・フリンの演奏は、生ギター一本で歌うフォークシンガーかと思いきや、ギターの音をエフェクターでループさせた上にフィドルでソロを弾くという独特のスタイル。この意外性が良かったのですが、歌だけだと冒頭に路上で演奏する弟くんの方が歌唱力があった気がする。
他にもインディーズ系の変わった雰囲気のミュージシャンやソウルシンガーがいたりして、そっちをもっと聴きたかったかなぁ・・・
I'm afraid to height. 基本的に音楽映画
今月は一人で勝手に「アン・ハサウェイ強化月間」。第七回は「ブルックリンの恋人たち」です。あー、でも本作は「Song One」って呼びたい!本作って音楽が溢れてて言うなればPVみたいなので歌が重要なポイントなんですよ。個人的にPV観るのも好きなので普通に観れましたが、このいかにも恋愛物な題名だとミスリードを誘ってる感じです。
本作は弟が事故ってしまう所からストーリーが始まるのですが、いつ目覚めるかわからない家族が入院している病院に通い続けるのってけっこうしんどいんですよね。病院ってやる事ないですし、相手は目覚めないしで。こういう経験ある人ならいきなりシンパシー感じるのではないでしょうか?弟の生きてたブルックリンの街の音を集める姉の姿にちょっとグッときました。ああいう時って何かしてあげたいけど、何やったらいいかわかんないんですよね。
全編で音楽が流れていまして、ジェームズ・フォレスターの音楽はキャッチーじゃなくても聴いてて心地よい感じです。フォレスター以外にも様々なジャンルの音楽が作品を彩ります。ブルックリンには行った事がありませんが、けっこう街中に音楽が溢れてる感じでしたね。日本では街中から音楽が消えてしまったので、アチラでは日本より音楽が生活に近くって羨ましい限りです。
本作でアンは歌声も披露していましたね。二人で街を見ながら即興で歌うシーンはとても素敵でした。ミュージシャンとの短い恋の物語で弟をダシに使ってるって見方もあるのかも知れませんが、心がしんどい時に不意に表れたロマンスもたまにはいいのではないでしょうか?
雰囲気的には嫌いじゃなかったが
「ブルックリンの恋人たち」の、たちの部分に若干違和感を覚えた作品ではありましたが、雰囲気的には嫌いではない作品でした。
しかし好きと言うにはもう一つ心に来るものが無かったのもまた正直なところで、結局のところ私の中では嫌いではない止まり・・・ホント雰囲気的には嫌いではなかったんです、心地良い音楽をバックにニューヨーク・ブルックリンの各地を訪ね歩くような感覚も味わえましたし、大人のロマンスな部分でも、感覚的には楽しめました、けど、何となく物足りないと言うか、もう一声欲しかったと言うか、まあお互いがそれぞれにあまり執着していない辺りが大人と言えば大人とも言えるのですが、見ている側もどこかこう満たされない思いに苛まされて、何とも言えないもどかしさを感じてしまった作品でしたね、雰囲気は返す返すも嫌いではなかったのですが。
まあもう一方の主役とも言える音楽の方で嵌れれば、また印象は全然違ったのかもしれませんが、心地良くて哀愁も感じれて、これも雰囲気的には嫌いではなかったのですが、心に刺さるところまではいかない的な、微妙にノリ切れていない自分もいたりして、音楽の方でももう一つ掴み切れない部分があった作品でした、ってそこは好み問題が大きいと思うので、勿論好きな人にはたまらない音楽なのでしょうが。
ただジェームズを演じたジョニー・フリンはやはり現役のシンガーだけあって、さすがの雰囲気を醸し出していましたね、それと有名シンガーなのに押しの弱い感じと、漂ういい人臭はキャラ的に結構好きでした。
問題はお相手のフラニーの描き方かな、結局終わってみても、どんな女性なのかいまいちよく分からなかった・・・。
アン・ハサウェイの存在感でまあ何とかなっていましたが、描き方としては微妙だったような、いくら雰囲気で魅せる映画とは言え、もう少し彼女へ感情移入できる何かが欲しかったかな、弟への急な思い入れも何となく遠い目でしか見れませんでした。
まあ家族のことって知っているようで知らない部分が多いのは確かにそうなんで、失いそうになったからこそ急にあんな感じになったのも分からないではないのですが。
ただお互い孤独な空気感に苛まされていた2人だったからこそのロマンスは、まあ状況はさて置き、心の隙間を埋めるような大人の儚い恋って感じで、これも嫌いではなかったです。
アンの控えめに、恥ずかし気に歌う歌声も、結構好きでした。
状況が違っていたら、もっとお互いに執着したのだろうか・・・。
まあこんな静かなるロマンスも、雰囲気的には悪くなかった、けどやはり盛り上がりには欠けたので、尺が短い割に長さは感じてしまった作品でしたね、音楽を使った盛り上げ方にもう一工夫あれば良かったのですが・・・。
とは言え、アン・ハサウェイ鑑賞映画としては、十分すぎるぐらい堪能できましたけどね。
淡々としているけど
出演者のミュージシャンたちと、アン・ハザウェイの歌でストーリーが進む映画、と、観ました。ちょうど1時間くらいのところでハドソン川でゾンビーズ、といいながら、即興詩でやりとり。これが最後のキーソングにも使われましたね。さらに次のシーンでアメリカの「I need you」。
使っている歌そのもので心の動きを描いて行く。大げさな展開が描かれない分’日常’を思わせる。寝たきりだったヘンリーが目を開ける直前に、新しい歌が生まれようとしている。弟が事故で寝たきりになる。これ自体が普通の感覚ではとんでもない事件だが、映画になると印象もドラマチックではなく過小化するかもしれず、それは、わかるけど。その中で少しずつ変化し動いて行く日常の儚さと大切さみたいなことが淡々と描かれる。様々な意見、それぞれごもっともとは思いながら、個人的にはものすごく好きな映画でした。ジョン・カーニーものは私もすごく好きです。音楽が精製されていく場の空気を見事に描いてますよね。音楽へのストレートな愛を感じる。それでいてキャラクターを立たせ人間模様を紡いでいる。でも、あれらとこれは単純に比較できません。この映画のさりげなさにちょっとはまってしまいました。まあ、いろいろ深読みして観るのもまた一興、というところかもしれませんが。
本家には遠く及ばない
音楽主体の恋愛ドラマといえばジョン・カーニー監督作品が思い当たるが、残念ながら遠く及ばない。
主演にアン・ハサウェイを起用しているが、オーラが強すぎて主人公には似合わない。
色んな曲がでてくるが、とんがった部分が少ない。
期間限定の恋
アンハサウェイ可愛かった。
けど、
弟が生死を彷徨ってる中、心の隙間埋めるための出会いだった気がして
ちょっと腑に落ちないかなー。。。
「ビフォア サンライズ」とかのシリーズの方がグッときたなー。
夜景と音楽はわりと好みだったけど!
優しさのある結論
きっかけは弟の交通事故、感情の行方は弟の目覚めで終結する。二人の関係は?きっとこの物語はここから出発する。本当の恋のはじまりである。実に優しい思いの結末である。
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