シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラじゃなければ良いのに
前半のくどすぎる政治軍事ネタが後半に全く設定として絡まない上、台詞が多すぎて無駄な場面や展開が多すぎ。キャラクターも設定が甘くて、有名俳優ばかりだから外見でかろうじて区別出来る程度という有様。
なにより、一番のテーマであり重要なキャラクターとして描かれなければいけないゴジラを完全に背景に追いやり、ずさんな設定のみしか与えていない。
政治軍事ドラマがやりたいのであれば、ゴジラを出す必要はない。
画面構成やアングル、音楽に至るまで全てかつてのエヴァンゲリオンで使われたものがしつこく使われていて、理解に苦しむ。
星どころかマイナス評価をつけたい。
ゴジラを名乗っている映画の黒歴史がここに誕生した。
俳優スタッフ自衛隊の頑張りは評価したいが、兵隊が優秀でも上官が無能なら部隊は全滅するというよい例である。
庵野・ゴジラ
誰の為のゴジラ?
私が見たかったゴジラ
私の中でのゴジラと言えば4つの要素かなと思ってます。
・強いゴジラ
・格好良い自衛隊
・破壊される街
・ゴジラに関係する人のドラマ
本作はそれがとてもバランスよく入っていたと思います。最近のハリウッド版ゴジラだとゴジラが台風のような自然災害と同じ立ち位置で舞台背景として人間ドラマを盛り上げるものというイメージが強かったですが本作はそんなことないですね。しっかりゴジラが表舞台で活躍?します。
本作はCGを使っていましたが平成初期時代のゴジラとかくらいの特撮好きの人が見るのに丁度よいものではないかと思います。
最後の方の東宝ゴジラは軽快な動きをし過ぎていて違和感がすごかったのですが、本作は非常に重厚感のあるゴジラでとても満足のいく動きでした。まあ昔も軽快な動きしてましたけどねえ。シェーとかやってたり。
問題作になるって話もありましたが、間違いなく問題作になると思います。最近の大災害を想起するシーンが多いですし、今社会問題になっている部分も描いてますし。
あとは日本政府の対応や自衛隊の動きをリアルに作りこんでいてすごくこだわりが見られます。本当に今の日本にゴジラが現れたらこんな感じになるんだろうという現実感がすごかったです。
一部賛否が分かれるかなあというところがありましたがまあ私としては久々に私が見たかったゴジラ映画を見ることができてとても満足できたので☆5にしました。とりあえずもう一度見て細かいこだわった部分を確認していきたいですね。
全てにおいて圧倒的なエンターテイメント
エヴァンゲリオンの劇場版を差し置いて作られたことに若干の憤りを感じつつ視聴したが、視聴後の満足感により全てを許したくなるほどの素晴らしい作品であった。普段邦画はほとんど観ないが、これほどの情報量の多さ、テンポの良さ、そして味わい深さは他の邦画の追随を許さないのではないだろうか。
シリアスに傾きすぎず、ユーモア・オマージュを衒いすぎず、庵野秀明らしさを出しながらも、幅広く楽しめるエンターテイメントとしても成立している。
鑑賞後の場内からの拍手、そしてあちこちからの「素晴らしいね」という言葉が自然と沸き起こることも納得の出来であった。
特に強調したいのは、ゴジラの絶望的な破壊力に対して、人類の切り札の作戦は極めて地味であること。その地味な作戦の裏にある膨大な人々の尽力、および犠牲を厭わない強い決意、実際の犠牲に目を背けない覚悟に、日本人としての魂を奮い立たされた。今の時代だからこそ全年齢的に見るべき作品であると感じた。
最後までこの国の映画を見捨てずにやろう
公開初日に鑑賞。
まずは一言。
庵野監督、樋口監督、そしてスタッフの皆さん…日本のゴジラを復活させてくれてありがとうございます…!!
もう最高です!少なくとも今年の邦画最大傑作なのは間違いない。
旧作のオマージュあり、笑えるシーンもありですが、何よりこの映画の魅力は「新」でもあり「神」でもあるゴジラと、その神ともいえるゴジラに抗い立ち向かう人間たちのドラマが素晴らしすぎる。
日本映画最大の問題とも思える「予算不足」という難題に対して「CG」と「ドラマパート」が突破口とは…庵野監督、よくこの答えにたどり着いたなぁと、感動。
そしてなんとなく自衛隊の兵器がウルトラシリーズに登場する兵器のように見えたのは庵野&樋口監督が成せた技だろうな…。
(やっぱりギャレゴジもそうだけど、好きな人が撮るとゴジラは傑作になるんだよ…)
確かに戦闘シーンの魅せ方がヲタクっぽいし、エヴァオマージュもたくさんあるし、一般的には引かれるシーンもあったかもだけど、裏を返せばゴジラファン、そして全特撮ファンにとってはまさに「神(シン)映画」だったのではないだろうか!!人間パートも燃える展開びっしりだし!
とにかくこの夏一番、いや今年のヒット作No.1は間違いないであとうこの作品!みないと損します!!とくに4DXはいいぞ!!
超オススメです!
PS.エンディングロールはゴジラファンであれば必ず最後まで居るべし
あれ何なの
かなり良かった
エヴァ?知らないんですが
まず終わって客席から満場ではないけど結構な拍手が。
誰かが長いと書いてましたが、そうは感じませんでした。前半では所々声を出して笑ってしまう台詞もあり。
単に面白かったと言うと身もフタもありませんが、終わってから誰かに伝えたくなるレベルの面白さでした。
減点0.5点は多分海外市場では私たちほどにはウケないだろうと思って。それでもいいんですけど、ゴジラは何となく日本の誇りだからと。
薄い人間ドラマとパロディで構成されたコント
ゴジラシリーズは全てとは言わないがそれなりに観てきた。庵野監督のエヴァンゲリオンや、それに多大な影響を受けた踊る大捜査線などはとても好きだ。
(もっと言えば樋口監督の進撃の巨人すら、ある程度に価値を認めて楽しんで観られたぐらいの人間だ)
だけど、本作だけは本当にシラケた。
ゴジラという、大事な記憶(宝物)を庵野総監督と樋口監督のオナニーに使われた気分。
腹立たしい気持ちで映画館を後にした。
本作は、ゴジラの破壊シーンはだいぶ少なく、政府のどたばたを描いた政治もの・自衛隊もの。それにしては人間ドラマがとても薄い。
生命に対する愛着がまったく描かれておらず、ドラマを盛り上げる人情やケレン味も無し。
なにせドキドキもワクワクもしなかった。ゴジラなのに!
石原さとみのキャラクターも非現実的で上滑りのコスプレ感。
演出面はとにかくパロディ(それもセルフパロディが多数)のオンパレードで、ひどいコントを見せられた気分だった。
CGに関しては頑張ってはいたが、それならエメリッヒ版のゴジラでも観とくわ、って感じだし、そこに価値は見いだせない。
なにもかもがペラペラで、なぜこんなにレビュー評価が高いのか分からない。
(水爆という)人間のエゴによって生まれ、虐げられ、時にはヒーローにも成り得たかつてのゴジラ。本作では(監督らの)エゴで醜い姿にされ、おもちゃにされた。それがとにかく可哀想で、泣きそうになった。
語りたくなる傑作である
素晴らしい。大傑作。
ドンパチも悪くない、いやむしろ今年のハリウッド大作と比べても痛快極まりない出来と言える。東京ならではのスペクタクルが展開され、大満足。
ただ
今作のキモはそこじゃないのか。
安易に3.11論を語るのははばかられるけど、やはりあの震災以後の日本人に向けた前向きなメッセージか。
方法論に差異あれど、国を守ろうという方向性は皆一緒。この作品には売国奴が一人も居ない、極めてポジティブだ。
庵野監督、実は人が好きなんだろうか。
国を、国民を守るのは暴力に非ず。叡智と信念なのだという青臭いまでのメッセージ。羨ましいまでのカッコ良さ。
カッコいいと言えば、本作の職業人のカッコ良さ!
全員いい仕事してる。明日からの自らの有り様さえ変えたくなる程。
なんだかね、カッコいいの一言に尽きるかと。
ギャレス・エドワーズ版も嫌いじゃないが ーむしろ好きー
全世界に見せたいゴジラ。皆で共有したいと思える大傑作。
居なくても
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