劇場公開日 2016年7月29日

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シン・ゴジラのレビュー・感想・評価

全1184件中、1021~1040件目を表示

3.0残念なプロパガンダ映画

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

これは意欲的に立ち向かったが勘違いに旋回した失敗作だね。
これはゴジラ映像に付託したただのプロパガンダ映画ですよ。
月初忙しいし日曜日のレイトショーでフロアーのシートを独り占め感覚でみてきたけれど、この主題にゴジラがなんの関与もしていないことが異様だと思った。
つまりこの映画がゴジラである必要は東宝側にしかなく、たとえばレッドキング(特撮テレビ番組『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」1966年9月4日放送)に置き換えてもまったく問題ないという仕様。

これは酷すぎるというよりも、ゴジラ映画の全否定という動機を含んでいる。

私が2歳児だったゴジラデビューから60年。
当時スクリーンに飛び出したゴジラのそれは異形の生物であるものの誰も眼にもそれはまだ手垢のつかない語彙として機能していた「怨念」の二字を具現化したものだった。

ところが庵野秀明が造形するゴジラを借用して自分がたりか、乃至は俗流のプロパガンダをかぶせたお手軽な出来栄え。石原さとみについてはミスキャストという域。この映画の混乱ぶりをシンボライズしているとすら思った。

さまざまな映画レビューを読んでいて、イマイチとか面白くなかったという声のほうに納得感がある。

制作陣の小細工に反応する人たちは、偏差値秀才たちかもしれないがこんな共通一次試験のようなセリフで埋め尽くす映画制作は退廃そのものだと思わずにいられない。

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apple cider 52

5.0普通に面白かった。 ゴジラをあまり知らなかったけど、思わず見入って...

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

普通に面白かった。
ゴジラをあまり知らなかったけど、思わず見入ってしまった。
特にゴジラと戦うシーンは、日本が持てる力を人と人との絆を見せられた気がした。
長谷川博己さんがすごくカッコよかった!

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ゆなのん

5.0期待を裏切る良作!傑作!大傑作!

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

庵野カントクのことだからマニア向けの映画作っちゃたんだろうなあと、思いきや!面白い!まさに「シン」・ゴジラというべき傑作!ぜひIMAX以上で見てゴジラの破壊の限りに心を奪われてほしい。

初代ファンにはVS以降に少々の不満を持っている人もいるはず。それは何より、初代ゴジラにあった人間ではどうしようもない恐怖、生物でありながら災害そのものであったゴジラに対する畏怖が、VSシリーズ以降はなくなってしまったからだろう。ヒーローじみているのだ。大怪獣ゴジラが。
2014年のGODZILLAではゴジラに対する恐れがあった。ムートーを倒したヒーロー怪獣ではあるが、3匹できっちり街に被害を与えていったのは好感が持てる。CGを駆使したでかさ、強さの描写も中々のものだった。

そういった観点から見ると、今回のシン・ゴジラ、でかさ、強さ、そして何より与えた被害のやばさはぶっちぎりではないだろうか。あと、結構キモい。

人間パートも中々よかった。最初のゴジラ上陸からの会議の連続は非常に笑わせてもらった。何より、会議に飽きてきてさっさとゴジラを見せろよ!と思ったタイミングでゴジラを見せるのがよい。といっても、まあ、あれはそんなにゴジラか?
しかし中盤のゴジラ再上陸に向けての人間パートは中々よろしくない。だが、これは「溜め」なのだ。この忙しくもだらだらとしたパートがあるからこそゴジラパートが光り輝く。ゴジラの大破壊が際立つ。すごいぞ!かっこいいぞ!

というわけで文句なしの☆5。なんだよ、5までしかないのか…。これが100点満点だとしたら130点くらいつけてやりますよ。

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サブレ

5.0最高

2016年8月1日
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ゴジラ作品の中で一番怖かったです

子供には見せられないかな

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RIRIN-1999

4.0傑作!でも、手ちっちゃいやろw

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

初日の20:40、2/3位の入り年齢層高め。開始30分でおじさん一人退席、なんでやろ...

予告を観て期待はしていたが、最近の邦画のビッグタイトルで高評価あまり聞かないしなぁ、と不安も...

が!冒頭から邦画らしからぬスケールにビックリ!CGも多様しているみたいですが、全然リアルに見える!

パニックシーンや街が破壊される場面も迫力があって凄い!これだけでもハリウッドの映画に匹敵するんじゃ無い?

ゴジラの造形も最初はキモくて”これじゃない”感があったけど、段々進化していき、その整合性もちゃんと理屈があって納得。最後は手はちっちゃいけどゴジラでした。

俳優もオールスターキャストで、見つけるのも大変。KREVAはわからなかったなぁ... あと監督がいっぱい出てるのもw

ちょっと気になった所は、
セリフは早口で官僚言葉が多く聞き取れない、
実際官僚の会議等を参考にしているそうだが、
そこは映画に合ったセリフでも良いかと思う。
あと画面のテロップも多い、兵器の名称などは出さなくても大丈夫。
音楽も伊福部さんの音楽以外はノイズでしか無い。オールスターキャストで豪華ではあるが、登場人物多すぎ。

とにかく情報量が多く苦手なタイプの映画でしたが、それすら苦にならない程、映像の迫力があり面白かったです!

オススメです!

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むく

3.0色んな人の意見を見てから観るのも面白い⁈

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

先に,私個人の勝手な感想〜わりと馬鹿馬鹿しい設定なのに、豪華なキャスト達が,本気と書いてマジで中身を奥までしっかり造り込んでいるのに対して、主役の『GODZILLA』一寸安っぽくない⁈ちゃっちくない⁈玩具っぽくないかい⁈とも思っちゃったのは,正直な所・・・

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サクちゃん

4.0東宝特撮で作品が作れるこが今の庵野監督のすごいところ。

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

このスケール、役者、CG、の特撮やりたいことをメディアでやってしまうのだから批判はうけどかまいはしたい。与えられた特権なのだから。

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すみすみ

5.0間違いなくゴジラ!見て損無し!

2016年8月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

 色々な方が語っているが、新しい視点でのゴジラ映画である。

 メーサー砲やタフガイや未知の新兵器は出てこない。
登場人物や武器は、通常の人や実際にある武器ばかりだ。
多くの人がレビューしているとおり、凶暴な力と耐久力を持つ巨大未確認生物が現実に出てきたら今の日本はどう動くか、という前提でのドラマである。
 勿論、ドキュメンタリーではなくエンターテイメントなのだから、ゴジラを退治するためのヒントや頭脳や行動力は都合よく集まるが、それさえも映画全体のリズムの中に上手く組み込まれていて違和感が殆ど無く、とにかく、ゴジラは迫力があり、凄かった。
 ハリウッド版の派手なゴジラを見て、悔しさを感じた人は多かったと思う。あそこまでの派手さは流石にないけど、今までにない緊張感が前編通じて漂っており、日本映画でもこんなゴジラ作れるんだぞ!って胸を張って誇れる映画だと思う。(セリフの多さと複雑さから、海外で受けるかどうかは判らないけど)

 製作側のこだわりなのか、映画という約2時間の枠に収めるためなのか、本作の特徴的な箇所がいくつかある。
・政府内の動きが重要な話となるが、それに絡む周りの困惑や重要事項決定等は廊下を歩く官僚の会話等で表現している。
・登場人物の人間ドラマが無い(例えば、主人公の家族がたまたま巻き込まれて・・・とか)
・人が死ぬシーンがほぼ無い(死人は相当数出ているだろうが、それは会話の中で判断させている)
・最後の作戦に臨む決死隊の顔は写さない。(決死隊の活躍なくしてゴジラは沈静化しないし、かなりの死者が出た作戦である)
お解りになるだろうか。
つまり、製作側が意図したい部分のみクローズアップし、話しの中でも付随事項はポイポイっと片付けてしまっている。見る側に登場人物に感情させないよう、意図されていると感じた。
日本映画は余計な説明部分や余計な人情エピソードが多い。本作ではそれらを徹底的に排除してある。無機的に感じるかもしれないが、そのおかげで引き締まっている感じがする。
多分、賛否両論、好き嫌いが分かれるところだと思う。しかし、私が冒頭で新しい視点のゴジラ映画と述べたのは実はこの事だ。他にもそのように作成された映画はあるのだろうが、製作者の自己満足的なものに感じてしまい見ていてしらけてしまう物が多い。だが本作は違う。何でだろう?
 シン・ゴジラはもしかしたら、新しいゴジラ映画というだけでなく、日本映画の新しい方向性の一つの指標となるかもしれない。

 他にも映像面の迫力や編集の巧みさ、音楽等、いろいろ推したい所はあるが、それらもぜ~んぶひっくるめて、とにかく、この映画は見ておくべきだ。好き嫌いはそのあと自分で判断すればいい。
 バス停まで15分歩いてから20分バスに乗り映画館に行き1800円出してシン・ゴジラを見た。得した気分になって帰ってきて、今、このレビューを書いている。一人でも多くの人に本作を映画館で見て欲しいと思う映画だったから。

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Deff

5.0すこいものを見たかもしれん

2016年7月31日
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ゴジラはビオランテが一番好きな敵やったなーぐらいの思い出。

あかん、最高すぎる。
リアルタイムで見れたことに感謝したいぐらい。
だいぶエヴァ的な、リアル軍事とSFの混ざり方の面白さ。
役者は、全員サイコーやけど、高橋一生がいっちゃんサイコー。
一番好きなセリフは、『pay back!』
KREVAとANIどこよ。

上映中、ずっと笑顔。口角おりひん。

あかん、絶対もう一回みるし、ブルーレイ買うし、資料集買う。
2016年、豊作すぎ!

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388

3.0悪くはない

2016年7月31日
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単純

興奮

ストーリー、アクション、映像と懐かしのBGM決して悪くはない。ただ、…ゴジラ本体が何か違和感あった。ゴジラは好きで昔から見てるからやっぱりゴジラは昔の方が良かった。

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筋トレマン

5.0日本人が、自己を肯定して前に進んでいきたいと思えるよい映画。

2016年7月31日
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泣ける

興奮

知的

たいそうかっこいい映画だった。

適度な力加減でのリアリティ。日本人が日本人らしく振舞っていて、アメリカ人がアメリカ人らしく振舞っていた。力が入り過ぎずシュールな要素もあった。

ゴジラのゴジラ程度。未完成な状態から徐々に進化をして、最終的にゴジラになる感じ。

日本人でも本気を出せば日本人なりのよさを出した動きができる。追いつめられないとやらない具合がよい。話し合わないと決まらない、話あっても進まない具合もよい。

そして、特筆すべきは自衛隊のかっこよさ、残念ながらゴジラには手も足も出ず多摩川を越されたが、本当の緊急事態にはここまでの装備があり、ここまでの戦いができるということを認識した。
細かいところだが、空海陸自で衣装が違うことを再認識して、そこだけでもカッコいいなと思えた。

しかも、生活圏内・仕事エリアがだだかぶりで、神社なんかランニングコースのあそこやないかという身近さ。

また、災害の時の雰囲気や放射性物質への警戒を思い出した。
半減期は短かいという設定ぐらい大目に見たいです。

事の悪い面を隠す事はあまりよろしいとは言えないが、今の日本は事の悪い点のみクローズアップして批判され、正しい事を正しい発言するのもはばかる社会な気がする。しかし、いいもののいい面を、物事を肯定的に見せる映画であり、前向きでよい。
主には、自衛隊の是非と日本人のアイデンティティについてですが。

日本人が自己を肯定して前に進んでいきたいと思える、いい映画だった。
モチベーション上がった。

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BWV1043

5.0帰ってきたゴジラ!!凄い

2016年7月31日
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楽しい

怖い

興奮

傑作です! びっくりしました!

日本ゴジラの復活ですね。ほんとに嬉しい限りです!

日本のゴジラが、どんどんただの子供向けのチープな作品ばかりが作られて、ずっと残念な気がしてました。
あげく、ハリウッドのギャレス版ゴジラは思いのほか良い作品だったので、もう日本でゴジラ映画の製作はないものと思っていたので、今回の『シンゴジラ』のような良作が観れたのは、本当に嬉しかった!

まったく、予想外のゴジラの形状!
これまでに無い演出!
それでいて、懐かしい従来のゴジラ音楽!
最初から最後まで楽しませてもらいました!

こんな描きかたがあるんですね!
『エヴァ』も好きですが、『シンゴジラ』もとても良かったので大満足。

批判してる人は、過去のゴジラを引き合いに出して
『ゴジラは、こんなのではない!』というふうな
論調に見えますが、作りて側は
過去のゴジラは忘れていいと思います。
どうせ、右ならえで同じようなゴジラ作品を作っても、まちがいなくなかずとばずで、興行収入も上がらず、それでいてけなす人は、けなすんだと思います。
それじゃ、つまらない!! けなされ損です!

やりたい事を、信じた事を全力でやればいいと思います。
大勢のファンがいる作品の新作、
おそらく、大変な苦悩があったと思いますが
やりたいようにやったから、鑑賞した方たちからの
多くの指示を受けてるんだと思います。

出演者たちも、良かったですね。
石原さとみさんは、ずっとかわいかった!

続きが楽しみです
また、度肝を抜いて欲しいものです。

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映画猫

3.521世紀の日本でこそ作れたゴジラ映画

2016年7月31日
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21世紀の日本だからこそ作れたゴジラ映画。
正直、見る前までは期待してなかったのだが大したものだ。
ただ特撮好きのアニメオタクが模倣で作ったゴジラではない。
過去のものとも、そしてハリウッド版とも違う。
現代の日本だからこそのゴジラを、一級品のエンターテインメントとして形にできている。

まぁぶっちゃけ、ゴジラはかっこよくない。
造形も微妙だし、あんまり動かない。街中に立ってる姿はどこか間抜けだ。
変に“特撮”にこだわっているのか、ところどころの街の破壊のシーンもチープ。
キマった絵としてのシーンは、ハリウッドゴジラと比べると地味で安っぽい。

しかしながらこの映画の本質はそこではなく、ゴジラを自然災害として捉え
それに立ち向かう人間の群像劇を描いている点がある。
そしてそれがこれまでの凡百の映画と一線を画しているところが、ひたすらに
日本的、日本人的であるのだ。

映画の大半は政治家どものやり取りで占められている。
そこには日本の政治や官僚組織への皮肉も多分に込められていて、それが面白おかしく描かれている。
しかしながら決してそれを悪として描いていないのだ。

平凡な、踊る大捜査線みたいな作品ではこうはいかないだろう。
あきらかに無能で性格が悪い、組織の悪の部分を抽出したみたいなわかりやすいキャラクターを作って
それに対して正義の主人公たちが反旗を翻して鼻をあかす。
わかりやすさを求める視聴者はそういうのを見てスッキリするのだろうが俺は嫌いな展開だ。
脚本を書く人間もきっと楽だろう、単純な善悪構造で群像劇を描くのは。
でも現実の社会はそうではない。

シン・ゴジラでは、繰り返すが日本の旧来型の縦割り組織への強い皮肉が込められている。
でも、そのシステムやそこで働く人物を、ただの無能な悪いものとして扱っていない。
主人公たちは日本の政治の、会議をしなければ何も進まず、責任を誰も持ちたがらない
リスクを徹底して犯さないようにする在り方に苛立ちつつも
「仕方ないものだ」と割り切って、そのシステムの中で最善を尽くそうとする。
自分の正義を振りかざし、命令違反の独断行動など決して起こそうとはしないのだ。
核攻撃に対しても主人公達の嫌悪感は強く描かれるものの、その手段自体は
合理的なものであるという理由付もしっかりなされていた。
ちょっとおまぬけに描かれる総理大臣はじめ各大臣もコミカルな言動をさせつつも
それぞれが決してなにも考えてない木偶人形には描かれていない。
それぞれから滲み出るのは責任感である。
また、主人公勢の描かれ方も素晴らしい。完全な悪がいない分、主人公らも
不自然な善玉キャラになっていない。アクの強い面々は、一人の生々しい人間として
キャラ立ちしているというよりも、映画の中で動くコマとしての
“記号として”のキャラ立ちがしっかりなされている。

かくして描かれたのは、たくさんの魅力的なキャラクターではなく
“日本の行政組織”というまとまったグループであり、この映画では
『日本政府vsゴジラ』というこれまで描かれなかった対立軸でゴジラとの対決が描かれるに至った。
とても新鮮な気分で見ることができた。

シナリオ面での過度な演出が徹底して排除されている点も良い。
主要人物の家族との愛やら、東京都民と政治家との間の絆とか、自衛隊と米軍との友情とか
普通の映画だったらくっさいワンシーンを使って強調するところが一切なされていない。
それゆえに、非常にフラットに、リアリティのある、白も黒もいりまじった
“日本政府”という掴みどころのないものを描くことに成功しているのだと思う。
まぁそういうわかりやすく盛り上がるシーンが好きな人間からすれば
本作は地味な一作だと感じたかもしれない。

少なくとも自分には、このテのネタを使っているにも関わらず、特別政治思想的に
どこかに極端にブレていないように思えるところも好印象だ。
たびたび米軍および米国への批判がなされているが、結局全体通して
米軍の協力がなければ成立しない作戦が立てられている。
また自衛隊にしても、作中でその出動と武器の使用を慎重なものだとしつつも
愛国心などという陳腐な言葉を使わせず匂わせず、演説シーンでも戦意を高揚させてりもせず
「仕事ですから」の一言で命懸けの任務にあたる自衛隊はとてもリアルで、そしてかっこいい。
そして自衛隊の兵器群がこんなにもクローズアップされた映画がかつてあっただろうか。
アパッチなぞ、たいていの映画では曲芸のようにぐるぐる飛行してミサイルをぶっぱなすが
常に無線で指示をうけながら、美しい隊列を組んで、まさしく組織として戦うアパッチや戦車は
これまでの映画になかったカッコよさがある。

けっして初見ではわけのわからない専門用語の羅列で会話を進めているのにストレスに感じない塩梅もお見事。
在来線の電車爆弾も馬鹿っぽいけど好き。

ただ最後、ゴジラに口径で薬を飲ませる最終作戦はあまりに間抜けで無理がある…。
まるで歯医者の患者のごとくおとなしく薬を注入されるゴジラってのは無理があるのではないか。
クビをちょっと動かしたり、口を閉じるだけで詰むじゃないか。
もっと他になかったのだろうか。

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ヨックモック

5.0実写版エヴァンゲリヲン。

2016年7月31日
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怖い

興奮

知的

「邦画として現時点で望み得る限り最高峰の一本。」

8/5 TOHO浜松にて再見。

改めて邦画として現時点で望み得る限り最高峰と思える一本。

色々と細かい難はあれども(女ルー大柴はやはり受け入れがたいが)。

「ミサイル一発撃つのにも、こんなに大変」

という点を描いていたリアリティが、やはり自分には大きく響いた。
出番が多くはないゴジさんも、圧倒的な破壊神ぶりで絶望的で良かったと思う。
掌が上向きなのは気になったけれど。

歴史あるゴジラ×人気監督。
観客それぞれ思い入れはあるだろうけれど。
素直に目の前の衝撃を楽しんだほうが得だと思う作品。

まぁ自分の頭が押しなべて悪いのもあるのだけれども…

--------------------

庵野監督による「実写版ヱヴァンゲリヲンじゃないか!」の一本。

それが良いかどうかは別として、やり切った所が自分には堪らなかった。
人類の手に余り過ぎる超大な災厄と、それでも何とかしようと足掻き解決策を模索する人類の群れとしての反撃。
突拍子もない化学兵器が出てこない所、自衛隊の活躍がまた堪らない。

ただチェンジを希望したいところが3点。
女ルー大柴、主演、主演の補佐役。

●石原さとみ氏個人は嫌いではないのだが、この役は設定的にあり得ないし、うまく話そうとして逆に不自然なイングリッシュもウザったくて邪魔。
仮にも一国の代表としてやってきて、この無礼さは国辱・戦争ものだよ。
ちゃんと英語の話せるネイティブ異人種を据えたほうが、まだ自然。
●主演の長谷川博己氏、演技に文句は無いけれど、同い年として「顔に説得力がなさすぎる」のは前々から気になっていた点。
主役を張るには軽薄で、説得力が無い、野心の塊政治家に見えないし、命を預けたくない。
「正直、服も部屋も臭います」のわりに無精髭もなくツルツルなのも失笑。
竹ノ内氏と役を入れ替えていたら。
●これは申し訳ないのだが…高良健吾氏。
貴方はもうどの役をやってもお顔が浮きすぎます。
作中で馴染まず全くの異物感満載、借り物のパンダのようになっている。
やはり役者としての説得力が足らないということなのだろうか。

満点は点けるが、そこだけが残念な作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

5.0特撮好きが作った特撮

2016年7月31日
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興奮

特撮が好きでたまらない人が今の技術で特撮を作ったモノ。
良作です。
次はimaxか4Dでみたい!

セリフが多くて早く専門過ぎて頭パンクしますが、殆ど無視していいてます(笑)

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ゴヤ

5.0傑作。ありがとうございました。

2016年7月31日
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ただただ面白かった。

エヴァの色が強いと言われているが、エヴァ自体がかつての特撮モノを意識して作られたのだから当然でしょう。時代が変わればそんな意見もあるのかと興味深いところです。

核に関する設定にしても、今回は無しの方向で来るのではと思ったほどでしたが杞憂でした。もしも「ゴジラ」が初めて世に出た作品が本作であったなら、震災を下敷きとして初代と同様に歴史に名を残していたでしょう。

怪獣・兵器といったギミックに心が踊る人、深読みが大好きで情報量の多さが逆に快感といった人はすぐにでも劇場へ足を運んでいただきたい。

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少年g

3.5子供向けではありません

2016年7月31日
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映画『シン・ゴジラ』を見てきました。なんだか微妙な映画でしたね。少なくとも、子供向けではありませんね。話も多分に政治的だし、科学的な説明も速足でついていけない。そうそうたる役者さんが出ているんですけどね。ゴジラは実は変態するのですが、おなじみの最終型になる前のゴジラの造形が感心しません。少し安直な印象。
あえて深読みすれば、依然として核兵器を抑止力としている世界へのアンチテーゼになっているとは感じました。

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エンドルフィン

5.0第一形態

2016年7月31日
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ドキドキ感がいい。たらら~~~

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くり

4.5ひとことReview

2016年7月31日
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怖い

興奮

知的

賛否両論まっ二つに分かれているみたいだけど、個人的には「日本政府 V.S. ゴジラ」という描き方は、イイ。
ゴジラが暴れたシーンは短かったけど、特殊効果は実にリアルで、核問題や日本の防衛など重要なテーマを伝えている。
コレはオトナが楽しむ映画じゃわ。ただコトモ達の多くはガッカリしたんじゃないかね。アクション・シーンが少なかったし、会話シーンは難解だったからな。

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極東新天地

4.5こんな映画も面白い

2016年7月31日
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鑑賞方法:映画館

ちょっとエヴァっぽいゴジラという感じでしょうか。
現代版のゴジラを表現されていて非常に楽しめました。
ゴジラという未知の生物の対処に終われる人間社会&民主主義社会の無力さも観てて面白かったですね。

石原さとみさんは英語上手っぽいですけど帰国子女の設定は厳しいかも(笑)可愛いから全然いいですけど。

映画としては何か観たいけど悩んでいる方には丁度良い作品ではないでしょうか。

続編があるなら他の怪物との戦いも観てみたいですね❗

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泰平