シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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評価は良かったが全く面白くない
庵野・・エヴァ・・待っといてやるよ|д゚)|д゚)|д゚)
モバゲーでのレビュアー仲間が大絶賛してたので・・
一日映画の日ならぬ、レイトショーにて鑑賞。。。
結果結論から言うなら・・・
なるほどこれは素晴らしいぞ(#^^#)(#^^#)(#^^#)
こちらのレビューでは賛否両論で驚いたけどね・・。
日本人の良さと悪さが有る。。。
自己主張しないトコ/強さに逆らわずスグに妥結点を探すトコ
いざとなると奇抜なアイデアを生み出す事(変態性)/自己犠牲をいとわないトコ・・
うまく作中で出してました。
老害世代?
いわゆるステレオタイプな戦前生まれが跋扈?する前半。
切り返しから怒涛の展開の後半。
前半は、俯瞰で見れば大コメディだ。
そして・・
後半は、アルマゲドン真っ青のヒューマンドラマだ。
前半は笑い、後半は号泣した。。。
すばらしい一作。
アメリカよ!これが日本映画だ!
日本人は見るべし!アメリカ人も見るべし(笑)!
星は?劇場¥1300円基準で・・☆☆☆☆4
DVD買う度・・♪♪♪
もう一回見たい度・・◎◎◎
おすすめ度・・◇◇◇◇◇
さて。
ここからはネタバレにならない範囲で・・。
各キャストにいろいろ言っていきたい。
~長谷川博己~
抑えた感じとほとばしる感じ?
多分・・AB型だろうな・・と思わせる役柄を良く演じてました。
本作の監督が以前監督した、進撃の巨人実写版でのリヴァイ兵長はいろいろ違ったけど・・。
本作は素晴らしかった!(*現場主義の率先垂範は尊敬する!)
~竹野内豊~
竹野内さんの作品て、全般ハズレナイよネ?
冷静と情熱のあいだ/ニシノユキヒコの恋と冒険/素敵な選タクシー・・
本作での、万事上手く調整していく役柄。
俺的に攻殻機動隊の荒巻課長風な心強さ・・感じたよ。
(*なら、長谷川さんが少佐なのか???)
~石原さとみ~
エンドクレジットを逃がしたのだが・・
石原さんの服飾担当の方のセンス、俺好きだな(*ノωノ)
青とか紺とか茶系の色使いが上手だった。
(*青と茶色の色使いは、欧米セレブ達の基本配色らしいよ?)
ハイヒールが良いんよなぁ(^_-)-☆
ラストのシーンでの靴はルブタンと見た!!!
月9でもおなじみ・・彼女の東海岸風?な英語は、ドSな俺的に・・なんかグッと来た!(^^)!
同じく、樋口監督の大コケした前作⇒進撃の巨人実写版でのハンヂ役良かった。。。
そして今作のアメリカ大使役・・また良かった(^^♪
自然災害なり・・
なにかしらの侵略者なり・・
使途なり!!!
危機に陥った時に、その人の本質(国民の民度)が出るのでなかろうか?
俺。日本と日本人が大好きです。
2011東日本や福島・・
2016熊本・・
日本人は!必ず立ち上がります!!!
がんばろう東日本!
がんばろう熊本!
・・ありがとう自衛隊!!!
俺的に、泣いた劇中の一言・・
『・・礼には及びません、仕事ですから。』
あ。ゴジラの動きは?野村萬斎さんですよぉ〜( ´ ▽ ` )ノ?
〜〜〜
使徒ラミエル来襲!
俺なら?エヴァか?サイコガンダムか?ジプシーデンジャーぶつけちゃうね(((o(*゚▽゚*)o)))
ゴジラ 対 大人の本気
IMAXで鑑賞、見応え充分でした。たいへん面白かったです、今観るべき作品だと思いました。
初めて姿を現した怪物を見た途端、思ったより想定外!?の予感にワクワク。ヤツの出現にすっかり没頭してしまいました、目が怖いよ。
実はゴジラに意外な方がキャスティングされていたのを知って見極めてやろうと思っていたのですが、圧倒されてそんなことは最後に名前見るまで忘れちゃってました。最後まで目が離せませんでした。
たいへん豪華なキャストによる、政府中枢のドラマも見応えがありました。
大人の本気が未曾有の事態を打破できるのか、に絞り込んだのは潔くて良いと思いました。ドライだけどアツくていいです。
長谷川博己演じる若きエリート政治家・矢口と彼のチーム、カッコいいです。津田寛治、市川実日子、高橋一生と印象に残っています。
近くのシネコン2カ所ともパンフレットが品切れ、確かに手に入れたくなる作品です。
折しも18歳が投票した初めての参議院選挙を受けての組閣人事がニュース番組を賑わしていて、いつにも増してじっくり顔ぶれを見てしまいました。
ファイナルウォーズで終わらなくて良かった!w
政治システム映画
映画終了後に拍手が起こっていた。 10/12 追記 シンゴジラの中...
原点+政治的リアル
お見事
軍事&特撮オタクが第一作へのオマージュを込めてとったリメイク作
ハリウッド版では描かれなかった、核実験の末にゴジラが生まれたという初期の設定をちゃんと生かし、この国の核との問題をちゃんと描いていて、まさに第一作を現代に置き換えたリメイク作品となった。
庵野監督らしく、会議などで人々が忙しなく話した後にオチとして一言誰かしらがつぶやく演出は、見事でした!
音楽も旧作の楽曲にエヴァの楽曲を混ぜリズムよく展開を見せるあたりもさすがだなと思った。
ネットでも話題になっているけど、ヤシオリ作戦のネーミングには吹き出してしまいましたww
無人の新幹線や在来線をゴジラの足元にぶつけ爆破させて倒れさせるのも、うまいアイデアとうなりました!
戦艦描かせたら右に出る者はいないと言われた軍事オタク、特撮オタクが作ったからこそなせる技かなと思います。
エヴァの新作を伸ばしてでも作った甲斐はあった作品になったのではないのでしょうか?
もう一度見に行って見たい作品です!
庵野節!
判る人には至高のゴジラ
この映画は観る人を選びます。
ボクの知ってるゴジラしか認めない、って人達は残念ですが今作を楽しむ才能がありません。
なぜこの作品の怪獣がゴジラなのか、ゴジラでなければならないのか、それには必然性があります。
この映画は、もし怪獣についての経験も知識もない世界観、怪獣に対して白紙の日本に怪獣という人智の及ばぬ存在が現れたらどうなるか、と云うのが主題に据えられているのです。
そんな作品に登場するのに相応しい怪獣とは何か?
それは日本にとって一番原初の怪獣こそ相応しいのです。
他の怪獣の影響下にあるような怪獣であるべきではありません。
怪獣に影響されていない日本に登場すべきは、最初の日本怪獣なのです。
そしてそれは、ゴジラ以外にあり得ません。
ゴジラの影響を受けて作られた他の怪獣では、怪獣未体験の日本を舞台にするのはアンバランスなのです。
そしてこの場合の怪獣は、上記の通り人智の及ばぬ存在、人知を超えた存在であるべきなのです。
極めて現実的な世界の人たちが、極めて非現実的な存在に如何にして立ち向かうか、それが重要なのです。
おそらくは、少なからぬ人たちが、今回のゴジラという怪獣を荒唐無稽すぎるとか、理解不能と感じていると思います。
しかし、それこそが意図された演出なのです。
観客にも理解できない、圧倒的な非現実≒虚構に晒された現実世界。
この構図を理解できない人たちには理解不能な作品なんです。
ゴジラ作品の地位を取り戻した作品
かつて、1954年に公開された第1作目のゴジラは、日本人独特のアイデンティティーと質感で世界が認めた日本映画界が誇る代表的な作品だった。
しかし、そんなゴジラ作品も最終的にはVシネマ顔負けの超B級映画になり下がってしまった。
第1作目のゴジラが世界を魅了したものは、その圧倒的な存在感と恐怖にあった。
今回のシン•ゴジラは正にその地位と名誉を取り戻した作品だと思う。
シュミレーション的要素が強い作品。
テンポと緊張感の持続、恐怖、非常に良く描けてました。
派手なアクション描けばいいって物でもない。
ハリウッド版の違和感を払拭してくれた。
人間の心情に重きを置いた重厚なエンターテインメント作品。
同時に今の日本へのアンチテーゼでもある、良質な日本映画だった。
見応え十分。
あきらめない気持ち
てんこ盛り!!
初代に肩を並べる傑作です
ゴジラの第1作は,私が生まれる2年前の昭和 29 年に公開されたので,既に 62 年も前の話になっている。この間,長い中断を含みながら,ハリウッド製を含めると本作が 31 作目になる。初代ゴジラは,終戦の記憶が生々しく残る雰囲気を持ち,ゴジラは原子爆弾の象徴のような恐ろしい存在として描かれ,東京を破壊し尽くした。続編の「ゴジラの逆襲」まではモノクロ映画であり,そのため,見る者の想像力をかき立てて,とにかく恐ろしさが半端ない作りであった。大人の鑑賞に堪える作りであり,あまり子供向けの要素はなかった。
しかし,製作が続くに連れて,内容は徐々に子供向けになり,怪獣の種類がやたら増えたばかりか,演出も子供の喜ぶようなものにシフトし,ゴジラが「おそ松君」に出て来るイヤミの決めポーズの「シェー」をやったり,口から吐く放射線をジェットエンジンのようにして空を飛んだり,遂にはゴジラとアンギラスがマンガのように吹き出しで会話するような演出となって,完全に大人の鑑賞に堪えるものではなくなってしまったという歴史があった。制作側からすれば,これは収益を上げるための戦略に外ならず,子供が見たがれば,親もついて行かざるを得なくなって,入場料収益が跳ね上がるためである。現在もその事情は変わっておらず,大ヒットを上げた映画はディズニーやピクサー作品など子供向けが多い。
それに対し,本作は完全に大人向けの作品となっていた。まず何よりそれが非常に嬉しい。ゴジラを子供の手から大人が奪い返したのである。たとえ入場料収入が半分になったとしてもという覚悟をして,この作風を貫いた庵野監督の決意には心から賛辞を贈りたい。もし,ゴジラが本当に日本に出現したら,という想像力をフルに働かせた緻密な作りになっている。庵野監督は私より4歳若いらしいが,ほぼ同世代であり,同じような怪獣映画を観て育って来たと思われる。映像は,まさに我々が子供の頃に,こういう怪獣映画が見たかったというフラストレーションを晴らすかのような作りになっていた。
例えば,昔のゴジラの尻尾はワイヤーで吊っていただけであったから,複雑な動きなどは出来る訳もなく,ワイヤーが使えないシーンでは地面の上を引きずって歩くしかなかったのだが,ゴジラがフル CG となった本作では,いきなり頭上をゴジラの尻尾で薙ぎ払われるようなシーンがあり,非常に胸のすく思いをさせて貰った。その一方で,CG になったからと言って,ハリウッド第1作のようにティラノサウルスのような歩行にはせず,初代ゴジラと同様にのっしのっしと歩くのにも痺れた。動きはどうやら人間を使ってモーションキャプチャしたようだ。大正解であると思う。しかも,今日のニュースによれば,ゴジラの動きを演じたのは何と野村萬斎であったらしい。もうビックリである。道理で腰の据わった見事な歩行だった訳である。エンドロールに萬斎の名前があったのに,劇中で見た覚えがなかったので,てっきり見逃したかと思っていたところであった。
建物の破壊の仕方も実にディテールにこだわってあり,ミニチュアと実写の人間との合成などが実に真に迫っていた。見ている間ずっと,そうそう,こういうシーンが見たかったんだ,という思いを噛み締めたことが何度もあって,まさに痒いところをドンピシャで掻いてもらったような気持ち良さを痛感することができた。ゴジラが歩いているすぐそばの街灯や街路樹が微動だにしないといった不自然なところもあることはあるのだが,余裕で許せる程度の不満でしかない。私と同世代の年寄りなら,おそらく泣いて喜ぶようなシーンが満載である。昔から怪獣映画で怪獣が出て来るシーンに夜が多いのは,黒い空の方がいろいろと誤摩化しが効くからなのだが,多くを白昼のシーンで見せてくれた作りには,監督の自信のようなものが感じられた。
脚本もまた見事なものであった。過去の怪獣映画では,ゴジラが出てくれば無条件に自衛隊が出て来て所構わず実弾をぶっ放していたのだが,考えてみれば市街地で弾が外れれば国民の生命や財産を失わせることになりかねない訳で,たとえミスであっても,自衛隊の攻撃によって日本人が命を失うなどといったことは絶対にあってはならないのである。その辺の描写が実に緻密で見応えがあった。機関銃を1発撃つだけでも国会や総理大臣の許可が必要なのが現実であり,防衛出動の要件としては,他の国家が攻めて来た場合に限られるのであるから,ゴジラには適用できないなど,非常に現実的な話が展開されて実に面白かった。専門用語が飛び交う台詞のやり取りは,気を抜くと大人でも聴き取れない場合があるほどなので,まず小学生以下の子供にはほとんど付いて来れないはずである。この脚本に比べたら,ハリウッド版の第2作でさえディズニーランドのように子供に迎合していたようにしか見えなくなる。
対策本部の指揮官は,会議室に閉じこもってあれこれ情報を集めて作戦を立てることに専念し,そう簡単に現場に出向いたりしないというあたりも現実的であった。緊急の会議の席上では,誰もが早口で用件のみを発言するというきびきびとした描写も非常に気に入った。だが,脚本の不満が少なくとも2つあった。一つは,誰もかれもが,日本のことを「この国」と呼んでいたことである。自分だけは国を超越した存在だとも言いたげな,この呼び方を私は全く好まないのだが,悉く「この国」呼ばわりされることに非常に苛々させられた。だが,1カ所だけ,最終的な作戦に向かう隊員たちの前で,作戦責任者が演説をする場面において,やっと「我が国」という言葉が出て来た。この演説がまた素晴らしく日本人の大和魂に訴えかけるようなものであったので,思わずウルッと来てしまったほどである。
もう一つの不満は,米国のエージェントを演じる石原さとみが,日本語が喋れるという設定であるにも拘らず,日本の閣僚を前にしてわざわざ英語で話しかけるところである。これは非常に嫌味ったらしく,全く意味が分からなかった。急を要する会話を何故双方が英語でやらねばならんのか。省内の会議を英語で行うことにしたという文科省の馬鹿役人どもを彷彿とさせ,また,石原が CM に出ている英会話企業の方から出資と交換に要請でもあったのではと勘ぐりたくなったほどである。
役者は,主演の長谷川博己と総理補佐官の竹野内豊が実に良かったが,数々の映画の雰囲気をぶち壊して来た石原さとみの破壊力はやはり健在であった。他の作品よりは幾らかマシと言った程度であろうか。他にいくらでも女優はいただろうにという思いが残念であった。それにしても,台詞のある役だけでも総勢 328 名という役者陣は豪華なもので,ほんのチョイ役に結構売れっ子の俳優が使われたりしていて非常に見応えがあった。
音楽担当はエヴァンゲリオンと同じ鷺巣詩郎で,かなりエヴァ感の強い音楽を書いていたのが気になったが,一方で初代以降ゴジラ映画の音楽と言えば忘れてならない伊福部昭の楽曲を非常に多用していたのには感心させられた。エンドタイトルなどは,完璧に伊福部作品のメドレーと化していて,監督の初代への敬意が半端ないものを感じさせた。だが,伊福部音楽とエヴァの音楽が代わる代わる鳴らされるという作りは,やはり相当なギャップを感じさせていたのも事実で,やや違和感が残ったのが残念であった。
演出は,映像とともに文句なしである。放射線や火炎を吐く時のゴジラの生き物らしい仕草が,あまりにそれらしく見えるのが素晴らしかった。ただ,ゴジラの形態を少しずつ変化させるというアイデアは,必ずしも成功していたとは言い難かったように思う。その一方で,新幹線や在来線の車両をあのようにして使うというアイデアには感心させられたし,ゴジラの口の中に薬品を注入する方法も,ロケット弾を使うなどという不確実な方法でなく,実に合理的なものだったのにも感心させられた。久々に繰り返し見たくなる映画に出会えたという嬉しさで一杯である。次はいつ行こうかとワクワクしている。p(^^)q 私のように繰り返し鑑賞を希望する客が多ければ,子供向けを排除しても,入場料収入はそれなりに達成できるのではないかという気がする。
(映像5+脚本5+役者4+音楽4+演出5)×4= 92 点。
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