シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラと法に則り戦う日本人
新宿で観てきました。
昨年観たハリウッド版より好きです。
首都で暴れまわるゴジラと
法に則り戦う政治家、官僚、自衛隊、民間企業の日本人。
前半は人間ドラマです。国会前でのデモシーンなど、今を意識した演出でした。日本政府は少し、コミカルで頼りなかったけど、長谷川博己さん演じる矢口が言った「この国は簡単にリーダーを変えることができる」のように、それが日本の強みなのかなと思います。
後半は激しい戦闘シーン。迫力あります。
日本の攻撃は日本的でもあり、笑わせようとしてます。
石原さとみさんは進撃の巨人のようにぶっ飛んだ演技で、これはあと何回か使えますね。
私が働いているビルがゴジラに倒されたのは、なんか嬉しい。
大人の日本怪獣映画!良かったです。
見ごたえはあるけど、驚く作品でした( °_° )
面白いよ、面白いけど
初日に鑑賞してきました。
過去のゴジラ作品はほとんど見た事もないし、見ていても記憶にないくらいです。
エヴァ作品を製作している庵野秀明氏が総監督という事で興味があり鑑賞してきました。(因みにエヴァは全て見ています)
全編通して思った事は、やっぱりエヴァっぽい作りだなと思いました。音楽、電線を含めたアングル、戦車の並びや走行しながらの横向き砲撃、ヘリの飛行シーン、モノレールの線路、街のよく見る風景、字幕、出演者のアップシーン、ニュースなどのナレーション?が何重も重なる演出、石原さとみの海外かぶれっぽい喋り(=アスカ)、などなどあげたらキリがないくらいです。
エヴァンゲリオン破でも見ているかのようで、最後はエヴァンゲリオンが出てきてゴジラと戦うのではないかと錯覚する思いでした。
全体的には良く出来ていて面白いとは思いますが、庵野色が色濃くでたゴジラという印象です。
東京在住だと見方変わるなー!
実に惜しい
ゴジラvs〇〇人 見て損は無し!
2回目の鑑賞。
2回目の鑑賞。
パンフレットを読み、第一作「ゴジラ」、1984年版「ゴジラ」を観た後の鑑賞。
かなり1984年版ゴジラのオマージュがされている印象。
市民の避難する描写、軽快なBGMに合わせて流されるニュース。
監督のゴジラ愛が垣間見える作品になっている。
過去2作品を観てどうしても中盤の中だるみが否めない。
しかし今回は常に形を変えてゴジラが登場することで中だるみが無く興奮の連続だった。
また、政府の対応、会話劇に的を絞りその他の市民の人物描写等を極力排除することによりかなりの没入感を得られる。
軽快な会話劇の後に起こる悲劇。
伊福部昭の曲に合わせて現れるゴジラ~ヤシオリ作戦。
体中が熱くなりゾワッとした。
あまりにもリアルな描写。日頃通勤で使用する場所で起こる混乱。実際に劇場で鑑賞できたことへの優越感まである。
最高傑作だ。
現在
ゴジラを日本に取り戻した。
所詮はゴジラでしょ?と思ってる方は全員観に行けば良いと思う。
僕もそう思ってたけど、想像をどんどん超えてくる。
子どもの頃ゴジラ映画って「早くゴジラ出て来いよ、人間の話し合いなんていらんよ」と思ってたけど、今回もメインは人間の手に負えない自然災害の前にあたふたする人間たちがメインだけど、「ソーシャルネットワーク」のような早口な喋りが危機感と相まってスピード感と緊張感を醸し出して飽きなかった。
CGはゴジラ単体とかで観たらやはりハリウッド映画には敵わないかもしれないけど、見せ方で全然リアリティがあるし、世界と闘えるんだなと何だか嬉しくて日本版ゴジラを応援したい気持ちにもなった!行け!暴れろ!見たか世界!と。
もう後は庵野秀明監督の手の内で驚く所で驚き、興奮するところで興奮し楽しんだ。
ゴジラの行進は迫力もあり破壊と火を吐いた後の絶望感と喪失感はハンパないけど、
度重なる震災による被災者への復興の願いと
エールもあり、ゴジラが復興のシンボルのように立っているのも象徴的だった。
文句なし。今年No.1作品です、。
宇宙戦争の逆パターンだなと思った。
宇宙戦争の逆パターンだなと思った。
宇宙戦争は100%逃げ惑う人にフォーカスして、ありがちな戦闘隊員側は一切映さない。
だからこそ情報が一切なく正体も分からずリアルな恐怖心が生まれたが今回はその逆。
上層部のみのフォーカスで逃げ惑う人は一切フォーカスされない。そこがいい。
日本の国際的な立ち位置の現状の再確認と、こうしてほしいという希望と啓蒙が込められたものだと思うため、上層部がこういう立ち回りをしてほしいという希望。
あの国連に歯向い、自国のみで解決する姿勢は希望であり映画だからであり本当にこのような事態が起こった場合はこうならないと思う。悲しいことに。娯楽映画。
完全に大人向けゴジラ。子供は、大人の話をきちんと聞ける子だとまだ座っていられるかもしれない。
あと初代は観ておいたほうが数倍楽しめる。当たり前か。わたしは子供の頃何回か観てたから、なんかもう涙出た。
在来線爆弾も涙。いつも乗ってる山手線への感情移入、、都心部にいる人は、リアルかつゆかりある場所ががしがし破壊されていく光景に妙な悦に入れる。
骨太の邦画、今年のNo.1 オススメです。
全く新しいゴジラ映画として予備知識無しで見ました。3.11の大震災と福島第1原発事故後のシリアスな災害映画として実に奥が深い。
怪獣映画としてより、政治ドラマ、戦争ドラマとして楽しめます。危機に瀕した時の日米安保や自衛隊のあり方まで問題提起していて、引き込まれました。
⭐︎4.5にしたのは石原さとみの役柄の必要性と不自然な演技に違和感があったことが−0.5です。
ラストの凝固剤の注入場面は、プクイチ事故の時の消防隊による決死の注水とオーバーラップして涙が出てきました。余分なファミリーやラブ、ギャグを削ぎ落とした硬派な映画の傑作だと思います。同じような危機を描いたハリウッド映画の大作に内容で圧倒してます。
面白かったが、色々考えさせられた
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