シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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「ゴジラ」を見たかった
政府の対応とかリアルである意味良いが、ゴジラとしての映画映えはしない。
CGは違和感しかないし会話ばかりでゴジラの出番は少ない。感じ方は人それぞれだが洋画に慣れてしまった人間的には娯楽性は無かった。
ある意味シン・ゴジラかもしれないが、ゴジラを期待してた人にとってはガッカリ。
世界よ!これがゴジラだ!といったレビューがあるが、CGもストーリーもあくまで日本人向けで世界に誇れる映画などではない。
逆に聞きたい。日本政府がぐだぐだ対応してるだけの映画のどこが世界に誇れるのか?
身近な見た人がみんな大絶賛していたので楽しみにしていた。のが悪かっ...
身近な見た人がみんな大絶賛していたので楽しみにしていた。のが悪かったのか、普通に感じてしまったー、、、
ゴジラのビジュアルはかっこよかったし、音楽もよくて、見応えはたっぷり!
ゴジラが出てきた日本の描写がリアルで面白かったけど、あっけなさを少し感じてしまった。
何回か見ると変わっていくかなとも感じたのでまた見てみようと思う。
おうち-21
だめだーー石原さとみの英語と序盤の怪物がおもちゃすぎて入り込めない。
sureはshirtになってるし。
普通に日本語ペラペラなんだから、日本語のセリフだけで話してるほうがいい。
第二外国語ペラペラのほうが、頭良さそうじゃん。
オーレンイシイじゃあるまいし。
そしてパニック映画を期待したら、そうではない。
会議のシーンが長い。
頭脳戦を見たいならいいけど。
うーーん🤔
東京都民として、自分の勤務地や居住地や乗り換えの駅とかいつ出てくるかなぁっていう楽しみはありましたが、それだけでした。
で、どこで笑うの?
原爆を落とせば全て解決するにも関わらず
原爆を落とすことに異常な嫌悪がある日本国民への痛烈な皮肉ですね。
結局ゴジラは残ってしまっている(=原発の暗示?又はいつ落ちるかわからない原爆)のにも関わらず
何故か日本の底力を信じ、希望を持っている日本国民(=平和ボケ)への痛烈な皮肉でもありますね。
冒頭の会議シーンは正直寒い。(ex.以下略)
しかも、その後、会議が必要な理由について、登場人物が解説していて、もはや自己完結している。
皮肉としては破綻している。例えるならギャグを自分で説明している様子。
というか核落とせよ。
頭イカレてんのかよ。
肝心のところで感情論挟んでんじゃねぇよ。
スクラップアンドスクラップかよ。
庵野がつくったゴジラ。
シンゴジラ、庵野がつくったゴジラ。
特徴的なのは、台詞の早口、カット数の多さ、カメラ位置、字幕の無駄さ、、、まさにアニメーション監督らしい作品。
公開から1年以上経った今、様々な情報が飛び交っている。1つだけ確かなことは、庵野秀明が、これまでの作品と同様に魂を削って、本気でつくったという点だろう。
自分が信じているものしか作品に反映させられない庵野監督がこの作品を通して、伝えたかったことは、なんだろう。
ドラマ性がなく、メッセージ性もない。人の心の葛藤もない。単に、害獣に対して、最良の選択をとっていくポリティカルフィクションを撮りたかったのだろうか。
本当のところは分からないが、ゴジラの恐ろしさ、ゴジラの強さ、自衛隊の頼もしさ、巨災対のような組織の日本人が現実にもいてくれるはずだという安心感、限られた中で力を合わせて策を講じる日本人、そのリアルさがよかった。
完璧ではないが、最善を尽くす。
国を背負う政治家の全力の対応がよかった。
ゴジラの形態変化、東京の街を破壊するシーン、圧巻だった。
こういった特撮が日本映画を支えたのなら、またこんな映画を撮ってほしい。特撮には夢があると思った。
(ゴジラ+エヴァ+巨神兵)÷3
ストーリー展開がとても良い。
単純な怪獣映画じゃない、日本の政治問題の描写もすごい。
この切り口は新鮮。
気になる所は
音楽と作戦名は完全にエヴァ。
ゴジラが巨神兵。
そして、石原さとみのキャラクター設定にかなり違和感あり。
未来の大統領候補?
全く無いでしょうよ、そんな感じ。
日本人とは何なのか?問題作。
2回は観たかな?評価2.5
人間は何か巨大な畏怖や存在を怪物にしてしまう。
そして怪物とは時に祟り、時に零落するものである。
巷に溢れる萌えキャラもある種の神話の零落である。
「ゴジラ」と「原発」はどちらも「怪物とは何か?」
を日本人に厳然と思い出させたのだ。
そしてその新たな怪物の零落もまた始まりつつあるのだ。
かつて三島由紀夫は魅死魔幽鬼夫となる事を願った。
怪物として日本人の魂に刻まれたかったのだ。
我等、荒ぶる怪物と共に生きる事を宿命された民族。
奇しくもヤポネシア火山帯列島は龍体なのだ。
劇場では、ちゃんと見た「ご迷惑をおかけします」
シン・ゴジラは映画館の大きなスクリーンで観たいと最初から決めていたので、封切してから数日後に近くの映画館に観に行きました。
映画を観る時は俳優達の演技にはちっとも関心がなくて、製作スタッフ達のちょっとしたユーモアを見つけるのが大好きです。
それで、MOVIX周南で上映になった「シン・ゴジラ」で、ゴジラが鎌倉に再上陸した時に市街地の右手奥に「ご迷惑をおかけします」という横長の看板が見えたので、思わず笑っちゃってしまい、遠慮深い性格のゴジラなのだと自分勝手に思ったものでした。
でも、DVDになってすぐ買って観た時、この横長の「ご迷惑をおかけします」の看板のシーンは削除されていたのです。シン・ゴジラは遠慮なんてもってのほかで、凶暴極まりないのだと思うことにしました。
庵野は怪獣を撮ってくれ!
映画館で三回、自宅で五回。
計八回見ている。
公開された当初正直期待していなかった。
庵野秀明はエヴァンゲリオンを正直長く伸ばし過ぎているし、回を重ねるごとに詰まらなくなっているからだ。
それでも公開されれば見に行ってしまうのは90年代に10代を過ごし、エヴァンゲリオンが青春の時間の多くを占めていたからなのだろうが、正直庵野秀明はもう疲れている、と思ったのだ。
もう新しい事は出てこない。
エヴァンゲリオンや、トップを狙えのような傑作を生み出す力はもう無いだろうと、少し憐れむような気持ちで最初は見た。
だが悪い期待は裏切られた。
よくこのゴジラを作ってくれた。
ゴジラを、子供達のヒーローから、遠く異世界の住人に引き戻してくれたのだ。
このゴジラは理解出来ない。
人間の意思とは全く関係なく、ただ歩き、破壊し、蹂躙する。
人の生活する街を焼き尽くし、薙ぎ倒し、駆逐する。
こういうゴジラが見たかったのだ。
もともとゴジラは水爆の権化で生まれてきた。
人の生活する場所が根こそぎ奪われ、略奪される。
そういう様を、戦後の焼け野原がまだ残る中上映したのが初代ゴジラだ。
それと同じものが、現代に蘇った。
蒲田から始まり、品川、銀座、丸の内、そういった人々が住み慣れた東京の街が人の理解出来ない火によって焼き尽くされていく。
その様の美しさ!
人が内包する、住み慣れた場所に見慣れない景色を映し出す破壊衝動を、このゴジラは見事に描き切った。
そしてそれだけではない。
震災後復旧する街は、人の手によってまた復活していく。
その傷を負ったままで。
それが出来る。
そうしていくんだという、強い意志もこの映画に庵野が込めたメッセージとしてある。
この国が震災後復活していく様を、この映画は希望に満ちた目で見ている。
感動しました。
また撮ってくれ!
特撮ドラマを楽しんだ頃の気持ちで
社会的背景はしっかりと反映されながらも、娯楽としても十分に楽しめる映画。ゴジラの叫び声とか懐かしくてワクワクしてしまった。実は大人になってからゴジラと名の付く映画観たのは初めて。東京の街の破壊シーンもド迫力。映画館で観るべきでした!難点は日本語も英語もやけに早口で何言ってるかわからないところが多かった。巻き戻すほどの重要さもないかなと思いしなかったけど。
何よりもリアリティがすごい
公開当時はハリウッド版のゴジラの方が絶対勝ってるだろうと思って特に見にいきたいとは思わなかった むしろ興味がなかった
そういう作品に限って日本アカデミー賞とかとるから笑笑そんな面白いんかよと思ってやっと観てみた
気になっていたもののまあこんなもんやろってのが第一印象
アカデミー賞とるぐらいかな?笑笑
現実に起こったら日本政府がするだろうことを細かく表現してる
面白いかといったらそんなにやけど日本の映画やなと思わせられる限りです
同じアカデミー賞候補やったらロクヨンとは並ぶかもやけど怒りの方がいい
役者にはすごい力を入れてるのがわかる
日本の名脇役が揃いすぎ笑笑
ただ残念ながら自分が好きな役者が少なかった
ハリウッド版ゴジラと比較するなら
結構比較し難い部分が多いけど
ゴジラの迫力に関してはやっぱり日本の方がハリボテ感ある それが日本の味やとしてもハリウッド版の方がよっぽど怖いかな
ゴジラの画面への映り方もまるで違うし
まあ観てみる価値はある
観て損は無い映画。
正直、今までゴジラ映画には興味を持っていませんでしたが、予告や宣伝映像、音楽に惹かれ観てみることにしました。
一言で言うなら「終始クライマックス」です。
ゴジラ出現から政府の対応、破壊される街、逃げ惑う人々などがリアルに、かつテンポ良く描写されています。ゴジラよりもそれに対処する人間を中心に話が進むのですが、前述した通りスムーズに進行するので飽きが来ません。
また音楽も素晴らしいです。緊張感のある音楽や気持ちの高ぶる音楽、そして絶望を感じるものまで、それぞれの場面に合わされた音楽にとてつもない衝撃を与えられました。
観終わった後もしばらく興奮を抑えきれませんでした。
とにかく観て損は絶対に無い映画だと思います。
こんな言葉足らずのレビューですが、この素晴らしい映画に興味を持ってくれれば幸いです。
「私は好きにした。君らも好きにしろ。」
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