「予想通りの日本映画」シン・ゴジラ basudooriさんの映画レビュー(感想・評価)
予想通りの日本映画
予想はしていたが悪い意味での日本映画でガッカリだった。
最悪は、「状況説明的、長セリフ」のオンパレード、ウザイ!
そこを早送りすると、アレっと思うほど、主演ゴジラの出番が少ない。
音楽にも、シーンにあったメリハリや、表情が無い。
そうか、本作はゴジラを題材にした政治映画、と言うなら納得もいくが、キャストはみな、表情が力み過ぎ。
一糸乱れぬ自衛隊の一斉放火も、今や中国風で笑えるしゴジラの動きもぎこちない。
2014年製作ハリウッド版ゴジラ中、ゴジラがシスコに出現した橋の上のシーン、最強の米軍ですらあの慌てよう、と言うのが本当だろうし説得力がある。あのシーンは何度見ても面白い。
今一度、ハリウッド版「GODZIRA・2014」を観て、猛省を促したい。
少なくとも、円谷ゴジラは見せるゴジラで楽しかった。
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ケイモトさんのコメント
2017年5月15日
確かにメリハリがないのは私も感じました。
音楽を使わず引っ張る?アレンジ?それはファンだからの意見だと思います。
このユーザーさんの言うとおり、単純にこの映画を見たときのSF物らしい疾走感や危機感が音楽から感じられなかった、ただそれだけだと思います。
映画好きさんのコメント
2017年5月10日
音楽にメリハリが無かったですか?
冒頭から蒲田上陸まで14分間も音楽なしで引っ張ったり、初めて火焔噴くときも定番の伊福部マーチを使わなかったり、エヴァ曲も六パターンほどアレンジしてあったり、モノラルのゴジラから始めてステレオのvsメカゴジラで締めるエンドロールなど、聞き応えたっぷりでしたね。