「全てのシーンが何かの映画の寄せ集め。」シン・ゴジラ ガガガ!さんの映画レビュー(感想・評価)
全てのシーンが何かの映画の寄せ集め。
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見たことのあるシーンの寄せ集めに、高揚感など皆無。二番煎じに面白さの評価など出来ん。期待値が上がってただけにショック。唯一、いや唯二…かな。國村隼の仕事ですからってセリフと、ゴジラの背ビレ光線はテンション上がった。ホントに何で絶賛されてるのか訳が分からん。会議シーン云々、初代云々、…云々。どうでもいい。ゴジラが見たいだけなんだ。ゴジラを。主役のゴジラを。大画面で!その時日本は!なんてのは、その付随なんだよ。群像劇なんて、テレビサイズで充分だ。わざわざ映画館に足を運ぶほどのものでもない。
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金太郎さんのコメント
2016年10月1日
賛否両論はありますが、私的にはゴジラシリーズの中でも「シン・ゴジラ」は群を抜いて完成度の高い作品だと思います。
過去のゴジラ作品では、ゴジラやその他の怪獣を倒すのに地球防衛軍的なものや、84年版ゴジラでは対自衛隊ではあったが、スーパーXという空飛ぶ円盤が出てきたりと現実離れした内容でした。子供が観たら満足する内容だったとは思いますが、54年版ゴジラ以降の作品は子供や特撮マニアにしか受け入れられない内容でした。
シン・ゴジラでは実際に害獣が出てきた場合、政府や自衛隊の対応はどの様になるのかを監督自身が各省庁に取材をし脚本を書かれているので、現実味のあるストーリーに仕上がっています。
若い女性などゴジラに全く興味のない人達からも、シン・ゴジラが支持されているのは大人でも見るに耐える現実離れしていない庵野監督の脚本にあると思います。