「これは、ヤバイ」シン・ゴジラ ななほさんの映画レビュー(感想・評価)
これは、ヤバイ
鑑賞直後で興奮冷めやらぬ状態。しかも、2度目。(その後何だかんだ合計4回鑑賞)
これは、ヤバイ!久々に楽しい!
興奮する系の映画久々ってのもあるけど、流石。庵野監督。
エヴァンゲリオン要素も満載で、初め、やり過ぎては?と思ったけど、(途中、エヴァ出てきたらどーしよーかと思った。。)細かいところ気にならないくらい、引き込まれました。
ゴジラが進化する過程、背景、日本って国の組織のどーしょーもなさ、でも、それでも真摯に前を向いて進んでいく人がいる。いて欲しい願望、対ゴジラの進め方とその描き方も、国が動いていく様も、あと、震災の記憶も重なってすごいリアリティ。被災した方には厳しい描写はある。ゴジラは災害だと思えばそうだと思う。ゴジラは何か?仮想敵国?自然災害?リアルゴジラ?何にでも置き換えられる。
感動!とゆーより、スピードとエネルギーが圧倒的。飽きない。
都心で火災発生したら、そんなすぐに鎮火しないだろ!とか、ゴジラ歩いた道のビルは窓ガラス割れるだろ!とか、そもそもゴジラの重さに地下鉄とかの地下組織は耐えられるのか?とか、総理と官房長官は同じヘリには乗らないだろ!どこ行ったBCP!とか、経口作戦そもそも無理だろとか。吐き出したりしなかったのか?とか、色々突っ込みどころは有るけれども、娯楽映画として絶対成功。
変に自己犠牲の特攻とか、LOVEストーリーとか、涙系の要素を排除して、淡々とストーリー展開してるのがよかった。(現実だったら実際には特攻とか志願者は出ると思うけど)
最後のゴジラの尻尾。途中で剥がれ落ちた組織。無限の増殖可能性。ゴジラ完全沈黙で良かった良かったで終わらないところがまたなをよし。
DVDかう!けど、これ、絶対映画館で観ないとダメ。
祝!DVD&Blu-ray発売!買うー!