劇場公開日 2016年7月29日

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「ゴジラの蓋」シン・ゴジラ 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゴジラの蓋

2016年8月10日
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 「太陽の蓋」並みにリアルです。ゴジラがいることを除けば。と云うか、2作、併せ観てほしい。真逆のジャンル映画ですが、意外に共通点が。その理由は、何故、私たちの前に、ゴジラが現れたのかと、関係あるような気がしてなりません。
 観たことあるな~思ったら、巨神兵ですね。さすが、庵野ゴジラ。『キミは、マクロス創りに来たのか?、ここは、ナウシカのスタジオだぞ』当時、宮崎監督に怒られたスタッフがいたそうですが、きっと庵野さんですね。怒られた甲斐があったようです。
 「太陽の蓋」並みのリアルさ。怪しい科学者に、役人と軍人とマスコミが、右往左往させられる姿は、「劇場版パトレイバー」を彷彿とさせます。つまり、私の好物が、海鮮丼状態に。ゴジラの蓋を開けたら、エンターテイメントの宝石箱や~、なわけです。
 得体の知れない使徒が、槍を担いで怪獣退治するかと思いきや、人がいちばん大切なものは…な展開に、じ~んときちゃいました。汎用人型決戦兵器とは、私たちの知恵と勇気ということでしょうか。
 映画の後で食べた海鮮丼、おいしかったな~。

機動戦士・チャングム