劇場公開日 2016年7月29日

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「ゴジラである必要が無い」シン・ゴジラ たくさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ゴジラである必要が無い

2016年8月8日
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鑑賞方法:映画館

まず駄目な組織を自分で設定し、それを謎の上から目線で描いてゆきます。
ゴジラの設定も「小学生が考えた最強怪獣」の様な感じで、その倒しかたは更にくだらないです。
そもそもメインはゴジラでは無く、立ち向かう政府側なので、敵は宇宙人でも謎の悪の組織でも何でもよかったのでは?
オタクのオナニー映画です。
まるで苦行の様な時間でした。

たく
プルコギ丼さんのコメント
2016年10月6日

おおむね同意なんだが、ゴジラって実は第1作からずっと駄作なんだから、今回駄作なのもしょうがないよ。

プルコギ丼
Yumikoさんのコメント
2016年8月15日

ああ、そうだ。ゴジラって本当はこうだったんだ…と思い出した。

阪神大震災、東日本大震災、今年なら熊本の地震。
人間の力じゃどうにもならない、なんでどうしてこのタイミングでやってくるのかわからない、恐ろしい自然災害。そしていつまでも戦争をやめられず争う人の愚かさ。
そういうものが集まって形になったのが、戦争の遺物である核兵器のせいで突然変異し怪獣になってしまったゴジラだった。

この映画を酷評している方で「これは自分の知ってるゴジラじゃない!」「こんなのゴジラじゃない!」
と言っている方は、本来ゴジラはどういう経緯で生まれたことを知らないのかなと思う。

私も小さいころに慣れ親しんだゴジラは、宇宙からやってきた怪獣と戦ってやっつけてくれる、
心優しい怪獣ヒーローで、地球の守り神みたいなイメージだった。
でもそれは後からゴジラシリーズの方向性が変わったことでできた要素であって、
本来ゴジラは悲しくて恐ろしいものだった。

幼心に、親に初代ゴジラのビデオを見せられて、わけがわからず不気味で怖かった。
その時の感覚を「シン・ゴジラ」は今になって思い出させてくれた気がする。

そしてそういうものに対するたくさんの大人たち。
役柄の名前はほとんど覚えていないけれど、むしろそれがリアル。実際に災害が起きたとき、一生懸命働いている人はほとんど名前を知られないままなのだから。そしてそういう人たちのおかげで生きていけるのだ。
この映画の主役は、そういう人たちだった。怪獣ゴジラという存在を柱にした、極上の群像劇でした。

Yumiko
ぷらふぃにさんのコメント
2016年8月10日

君の理論だと全てのゴジラ作品もゴジラである必要が無いことになるけど?

ぷらふぃに