劇場公開日 2016年7月29日

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「官僚メインの熱い物語。ゴジラは脇役。」シン・ゴジラ 有無さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0官僚メインの熱い物語。ゴジラは脇役。

2016年8月7日
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鑑賞方法:映画館

官僚メインの熱い物語だった。
組織だから無駄ばかりだけど、組織だからこそ出来たこともたくさんある。最後には好きなようにしたけど、みんな互いに信用しあっているんだろうなと思った。
大量のテロップと専門用語の早口会話は途中から理解することを放棄したけど、内容理解にはあまり支障は無い。
不満は人間側がドラマのメインで、ゴジラの活躍が少ないことだけ。

あきらかにゴジラは福島第一原発だったし、当時の政府や官僚にはこういう決断をして欲しかったという願望の物語にも見えた。でも、その最終決定を下す総理大臣も本当に辛い立場に見えた。
幸いゴジラや放射性物質について無事に終息したけど、全く正反対の結果になることも十分有り得た。制限時間とか半減期とかはかなり運だったと思う。
ラストのゴジラは奇跡の一本松っぽい。

有無