「ずっと流れる「こうじゃない」感」シン・ゴジラ オカマ声ちゃんさんの映画レビュー（感想・評価）
ずっと流れる「こうじゃない」感
怪獣映画に何を求めてるかと言ったら怪獣がやらかす派手な破壊とドンパチ。
なんだけど、なんか違う。
なんだろう？
ちゃんとやってるのに「こうじゃないんだよー！」とモヤモヤした気持ち。
前半の会議の場面も専門用語だらけなのに早口で「あーなんか大変そう」と思ってる間にウツボジラが上陸。
観客は政治オタ、ミリオタ前提で作ってる？
理解する前にウツボジラは海に帰っちゃうし見てるこっちは置いてきぼり。
その後も早口は続く。
緊迫感を出したり、テンポ良く見せる工夫のつもりなのかしら？
最後のオチも人間の知恵を結集した結果なんだけどなんかちがーう！
昔の映画のような若干ゴリ押しの科学力で破天荒な勝利が怪獣映画の醍醐味だと思い、そんなのをやってくれると思ったのに……。
怪獣映画だもの。『パシフィック･リム』のような「ウェェェェイッ!!!!!」なカタルシスを期待しちゃうわ。
でも、お馴染みな音楽に乗って迫ってくる戦車や戦闘機には胸躍った。
『ゴジラ』と『シンゴジラ』は似て非なる物で怪獣映画では無い。
そう思って見れば悪くないのかな？
もう一度見たら楽しめるか……うーん……。
MOVIEさんコメントありがとうございます。
一部のアレなファンのおかげで、まともなご意見が来ることに心から感謝します。(ほーんとイヤんなっちゃう)
MOVIEさんの評価読ませてもらいました！
全部ではありませんが私のモヤモヤが少し解ったような気がしました。
私が低い評価を付けたのは単純に自分の好みではないなと思ったからです。
でも映像や演技には文句はありません。
少ない予算でどこまでやれるかという意味ではここまで良くやった！だと思うし、早口で取っつきにくい演出もダレさせない工夫だと思えばなるほどと思います。
評価が真っ二つなのは既存の『ゴジラ』を越えた証拠。
でも、それと好みは別の話し。
ですが、今、別な理由でこの作品が金輪際関わりたくない作品になりそうです。
作品を見て嫌いになるなら良いですが、別なことで嫌いになるのはアンチでも悲しいです。
『シン･ゴジラ』ファンの人達は頭が良く、読解力や観察眼に長けてるけど許容量の無い人達なのか？
ファンの人達は作品とは別な所でケチが付くことを良しとするのか？
こんな悲しいことは無いと頭が悪く無知で読解力、語彙力に欠けるアンチ『シン･ゴジラ』のバカ女は思うのです。
所詮はエンタメですから「他の人が楽しいと言ってるから楽しまないといけない」とかそういうのは無いと思いますよ。
過激な支持派が非支持派の人格攻撃してるのもありますが、気になさらずに。
（それは非支持派にも言えることですけどね。稀に「こんな駄作を面白いと言ってる奴は理解不能」みたいなコメがありますので。）
1回見て合わなかったのなら、無理を押して金を使って映画館に行く必要もないかと思います。
別の映画見た方が幾らか生産的かな。気になった時にTV公開の無料視聴かレンタルDVDなどでお安く復習すれば十分かと思います。
とはいえ、エヴァといいシンゴジラといい、「賛否両論」な作品を作る庵野監督はなんという罪作りなお人か。やっぱりこれも才能なのかなぁ。
ジブリなんかだと、面白いのは万人受けするし、面白くないのは議論にならないし。
議論になる作品を作るってのはほんと「凄い」と思う。
怪獣映画に何を求めるかは人それぞれと思います
貴方は派手なドンパチが好きでそれを求めて鑑賞したようてすが、僕は派手なドンパチでもメッセージ性の強いものでもどちらでも面白そうだと期待して鑑賞しました(結果その期待は裏切られましたが)
エヴァファンについてはほんとに同意です
エヴァは面白いし僕も好きなのですが
今回もファンの方の中には低評価レビュアーに対し、
教養がないんじゃないの？だの、
無知を晒してるだけだよね？だの、挙げ句の果てには
エヴァファンじゃなくても今作は楽しめるから大丈夫ですよ！などとレビューしてる方もいます
何を求めるかは人それぞれですが
怪獣映画、ゴジラ映画であるべき本作に
庵野節を求めるのならいざ知らず、
エヴァを求めて見に行っているのは姿勢として間違いでしょう笑
コメントありがとうございます。
今回の作品は、私には苦手です。
ただ、流石だなと思うのは好き嫌いが真っ二つに別れると言うことは既存のゴジラ、怪獣映画から脱却出来てる。そこは成功。
それがこの真っ二つの評価なんだと思います。
ただ、心から残念なのは10 0人いれば100通りの感想があります。
私は『エヴァンゲリオン』は面白いと思うけど『エヴァ』ファンは嫌いです。
私の知り合いに熱狂的なファンがいまして、そこまでハマって無かった私に対して「ナゼ理解できないのか？ハマれ無いのは人格に問題あるから」と延々と説教。最後は「所詮人は解り合えない」と勝手に納得され、こうして『エヴァ』に対する面白いんだけどあの時を思い出すトラウマが出来ました。
今回も一部の熱狂的なファンが低評価を付けてる人に余計なことをしてる気がしてなりません。
好きな物を貶されて面白くないのは解ります。
しかし、人の感じ方は自由であるべきじゃ無いですかね？
マイレージが貯まってるのでもう一回見てみようかと思ってましたが、これで「あーアレはこういう事か！」なるほど面白い！となってもどっかでブレーキが掛かりそう。
この作品に限らず、そんな理由で作品にフィルターが掛かるとこ。
掛ける人達が残念でなりません。
怪獣映画（ゴジラ映画）に何を期待して行ったかで評価が分かれるかもしれませんね。
ある意味、ゴジラや怪獣映画を全く見たことが無い人の方が楽しめたかもしれません。
今作はゴジラ（というか怪獣映画というジャンルそのもの）が存在しなかったときに公開された
1954年の初代ゴジラに近いという分析もあります。
初代ゴジラ以前にゴジラが無いというのは当たり前の話ですが（笑
とはいえ、現代の私たちはゴジラを知っていますので、
「まっさらな状態で見ろ」というのも変な話ですが。
今回のゴジラでゴジラ初体験ができた人（で面白いと思った人）は幸運だったのかもしれませんね。
