「いろんな意味で近くて怖い」シン・ゴジラ LR_eryさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんな意味で近くて怖い
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東日本大震災から、いや、もっともっと前、阪神淡路大震災、9.11世界貿易センタービル破壊の頃から、リアルタイムで辛い報道を見て、自分は被災していないのにぐったり疲れ果てていました。シン・ゴジラで、被災していないのにダメージを受けた自分を重ね、圧倒的にどうしようもなく強いゴジラに踏みつぶされて焼き払われました。
でも、映画が終わるまでに、皆が自分の仕事をして、被害を食い止め復旧し復興してきたことも思い出せたのです。
どうしようもなく恐ろしく強く、心を通わせたり動きを読むことができないゴジラだったけれど、人間は考えて調べてみんなの知恵を寄せ合ってそれぞれが精いっぱい働きました。
日本は、まだできる、何が来ても乗り越えられる、と、勇気づけられた、そんな映画でした。
って上映中は考える余裕がないくらい、ゴジラが笑っちゃうほど怖かったのですよ。
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