「オタクは喜ぶ」シン・ゴジラ neilさんの映画レビュー(感想・評価)
オタクは喜ぶ
エヴァ・ゴジラです
自分はナディアもエヴァもリアルタイムで視聴し、はまっていた
けど今作に関してはあまり好評価はしないつもりです。
原因は演出過剰にあります、庵野監督の政治(っぽい)や軍隊描写は独特で好きですが、それ2時間ほぼ休まずにやるものではないと、いかに内容はあると見せかけて実はそんなにない、だらだらと時間を消費してるだけ、オタクなら喜ぶでしょうけど。
最近似たような例でいうと、「帰ってきたヒトラー」も歴史ネタ満載ですが、ネタをいちいち細かく説明したり、同じネタで天丼したりはしない、風刺も現実事情に基づいて視聴者に問いかける
が、エヴァ、じゃなくてシンゴジラは架空の人物のキャラ位置を予め設定し、その無能っぷりを主人公と対比させつつ笑いを取ろうとする、それは風刺ではなく、人をバカにしてるというんだ
災害映画という面も見受けますが、大抵な時間は狭い部屋の役人話、故に災害映画ではない、災害なら平民を出すべき。
所々アメリカと相対的に描写したりする部分はあるが、評価にもヒーロー主義と違うとか、とりあえず見当違い
そもそも映画中に足引っ張ったりする無能が多く、結局組織トップで有能な主人公「達」が仕切る、これはヒーロー「達」にすぎない
現状を覆せば良くなる描写もあったが、これは80年代の感性で、個人的にはもう懐かしい気すらする、描写は現代なのに。
トップが亡くなった終盤に、この国を良くしよう的な発言した主人公に、80年代のアニメ「メガゾーン23」に自分が正義と思ってクーデターを起こす軍人のように思える、ゴジラを殺し役にさせたに過ぎず、主人公も本当はゴジラなんてどうでも良いだろうと
原爆に対する考え方も古く、戦争しといて自分がやられないと思ってたか?原爆以外は可哀想じゃないと?放射能だけ傷跡残るのか?
反戦反核したいのなら被害者面は禁物、開き直りは論外
と、所々「またかよ」と思う部分、話しに関してはイラつくや飽きる部分も多い、前日楽しんで早寝して行ったが、最後の仕掛けの時すらも眠気は感じた
良かった所
ゴジラの印象が無機質でホラーに違い、それ故かこのゴジラ何しに来たと疑問を持つ、理由も明かされていない
自衛隊戦闘やゴジラの熱線描写
アニメで例えば、絵のうまいアニメーターが監督務め初めて、作品が作画は凄いけど話はそれほどでもって感じ、まして映画はその監督のことよく知らない一般人も見る
あと某女優の演技が大根
ゴジラオタクとしての意見です。
今作は全く喜べるものではなかったですね。
しかしneilさんもナディアにエヴァにはまったのなら少なからずオタクだとは思いますよ。つまりオタクだから高評価かどうかは一概に言えないと思います。
君がオタクではないと?子供がスマホ弄ってたのは俺の錯覚か
そりゃ楽しみたいのなら誰にでもやればできることさ
だが一映画として見りゃ、完成度はマグロゴジラ以下、到底勧められない
高評価もし所詮君らオタクの声だけさ
私はエヴァンゲリオンも庵野監督も知らない「怪獣大戦争」世代のゴジラファンですが、充分楽しめましたよ。いわいるオタクでなくても充分楽しめます!好評価はうなずけます。