「期待と不安」シン・ゴジラ ALLORAさんの映画レビュー(感想・評価)
期待と不安
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鑑賞するまでは期待以上に不安要素が高かった。
だって、庵野の実写物ってなんだかなーってのばっかりだし、樋口に至っては「特技監督」に専念した作品なら「平成ガメラ三部作」等凄いと思わせる物は有るが、監督までやってる作品は微妙なものばかり。しかも前作が進撃ですよ?そりゃ不安にもなりますって(苦笑)。
で、鑑賞しましたシン・ゴジラ。
不安は吹き飛び期待以上!と言いたいけど・・・余りにもエヴァ臭漂いすぎ。
お金(VFX)が掛かる所を上手く絞って吟味して作っているのは好感持てたし、良い出来のVFXだった。
画の切り替えが早くて多いし、飽きさせない作りなのも良い。
けど、その画のアングルや場の設定がどっか(ぶっちゃけエヴァ)で観たこと有るのが多くてげんなりする。途中、ゴジラが使徒みたいになっちゃうしさ。
一番許せないのが音楽。これはゴジラ映画であってエヴァではない。あんなまんまエヴァのBGM使わないで・・・開いた口がなかなか閉められなかったわ。
そういうエヴァ要素がなけりゃ、出来が言い分楽しめただけに残念です。
あ、ゴジラの第一形態が鱧かウツボにしか見えない。個人的には凄くショックだった。
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