「怪作」シン・ゴジラ ターソさんの映画レビュー(感想・評価)
怪作
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◆良かった点
①ゴジラの変形・・・陸に上がった第二形態を観て、姿の気持ち悪さにゴジラと闘う怪獣だと騙された。
②テンポの早さ・・・これまでのゴジラ映画はゴジラが登場しない人間ドラマのシーンが冗長的だったが、今回は場面展開・ゴジラの登場も早く退屈しなかった。
③日本政府の描き方・・・国益で動いているアメリカに対してNOと言って交渉することのできない皮肉を巧く描いてると同時に日米同盟の問題も提起。
④岡本喜八の写真出演。
⑤石原さとみの「ZARAはどこ?」
⑥エンドロールの最後にまさかの野村萬斎。
⑦ラストシーンの尻尾に絡みつく人形(原爆被害者の怨念?)
◆悪かった点
①エヴァ色が強過ぎて、好き嫌い分かれる。
②文字情報が多すぎる。
③自衛隊シーンが多すぎて、プロパガンダっぽい。
④緊急事態条項の必要性を説いている?
⑤被災者をあまり描いていない。
⑥大災害が起きると人間社会が無秩序になることを描いて欲しかった。
⑦登場人物に悪党がいない。(ゴジラvs日本人)
以上。
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