劇場公開日 2016年7月29日

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「生物専門家の監修入れたらもっと良かった」シン・ゴジラ SP_Hitoshiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5生物専門家の監修入れたらもっと良かった

2016年7月30日
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SP_Hitoshi
SP_Hitoshiさんのコメント
2016年8月5日

ヤシオリ作戦で極限環境微生物の酵素を使った、というのは、僕が映画の会話についていけなかったんでよく聞き取れなかったんで、ほんとかどうかわかりませんが、酵素を大量生産する手段はあるので、できなくはないと思います。

方法は、大腸菌発現系とか無細胞系発現系というものがあって、要は酵素の設計図にあたるDNA配列さえあればいいということです。

ただ、いくらその方法でも、何百万トンも生産するのはさすがに無理があるかもですが…。それに、そういった方法で作る、という描写もなかった気がします。

未知物質の放射線の半減期が短いのは、東京の復興の可能性を示す意味と、これが兵器として使える、ということの二重の意味があると思います。

SP_Hitoshi
2016年8月3日

3度目に鑑賞した際、極限環境微生物のくだりに私もようやく「おかしいかな?」と引っかかってしまいました。

『ヤシオリ作戦』では『血液凝固剤』と『細胞膜分解酵素(?)』の2種類の試薬を使ったと解釈しました。核攻撃まで時間が無い中、当該微生物から得られる酵素(?)を単離するのか。でも生産元の微生物はどこから捕まえてくるんだろうと、分からないなりに考えを巡らせていました。

ただ、関東化学さんをはじめ現場の方々がきっとなんとか帳尻を合わせてくれているハズなので心配していません (笑)

またゴジラの新元素の半減期については、科学的な考証よりも、込められたメッセージが気になるところです。

4回目、行っちゃおうかな……

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