「エヴァでしたね」シン・ゴジラ torasanさんの映画レビュー(感想・評価)
エヴァでしたね
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人間が主役の映画だったと思います。そして、過去のゴジラ映画に囚われずに、ゴジラをゼロから定義していました。
しかし、エヴァンゲリオンを思い出さずにはいられませんでした。
どんどん形態を変化させていくゴジラは、まるで使徒でした。ゴジラが熱線?を出す場面は、完全に使徒でしたね。また、対策チームの場面では音楽がエヴァでした。
プロモーションでもエヴァとコラボしてたので、ちょっとイヤな予感はしていたのですが、映画本編はエヴァ無しにして欲しかったです。
なぜ東京に上陸するのか。そこについては一切触れていません。
せっかくゴジラを再定義したのですから、そこにも、旧来の作品とは違う、新しい考え方を入れても良かったのではないでしょうか。
今回も勝ったわけではないようです。ゴジラは凍結しましたが死んでおらず、覚醒したら1時間以内に米軍の核攻撃が始まることになっています。この設定は次回作でも使われるのでしょうか。もし、そうなら、次回作では東京が壊滅しますね。
今回の作品は、番外編としては面白かったと思います。でも、続編は観ないかな。
次回作は、2000年前後のゴジラ対メカゴジラに戻って、怪獣映画になることを期待しています。
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