「ゴジラじゃなければ良いのに」シン・ゴジラ ときさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラじゃなければ良いのに
前半のくどすぎる政治軍事ネタが後半に全く設定として絡まない上、台詞が多すぎて無駄な場面や展開が多すぎ。キャラクターも設定が甘くて、有名俳優ばかりだから外見でかろうじて区別出来る程度という有様。
なにより、一番のテーマであり重要なキャラクターとして描かれなければいけないゴジラを完全に背景に追いやり、ずさんな設定のみしか与えていない。
政治軍事ドラマがやりたいのであれば、ゴジラを出す必要はない。
画面構成やアングル、音楽に至るまで全てかつてのエヴァンゲリオンで使われたものがしつこく使われていて、理解に苦しむ。
星どころかマイナス評価をつけたい。
ゴジラを名乗っている映画の黒歴史がここに誕生した。
俳優スタッフ自衛隊の頑張りは評価したいが、兵隊が優秀でも上官が無能なら部隊は全滅するというよい例である。
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