「現代のゴジラ」シン・ゴジラ ナウさんの映画レビュー(感想・評価)
現代のゴジラ
先日BS・NHKで『デジタルリマスター版ゴジラ』を鑑賞。当時、社会問題であった原爆・水爆の恐ろしさと人間の愚かさが白黒映像を通して伝わってきた。
今回の『シン・ゴジラ』は原爆の事は出てくるが、話の中心にあるのは無力な日本の政治体制。想定外の非常事態に対して迅速な対応ができない内閣、アメリカの顔色ばかり窺う政治家ども等々、現代の社会を描いていた。これが『シン』である1つの理由だと思う。
ゴジラとの戦闘シーンは多少CG感が出るところがありますが、よかったと思います。ゴジラ自体もかっこよかたです(最初の方は例外ですが)。あと、かなりカット割りが多く、役者も結構早口、さらに専門用語が割と多めで情報を頭に入れるの大変でしたが、あっという間に2時間が経ちました。
かなりオススメの映画です。
※監督・脚本が庵野さん、音楽が鷺巣さんという事もあって結構エヴァの雰囲気がありました。というかわざと出してたかな(笑
コメントする