「大激突。」シン・ゴジラ 蒔島 継語さんの映画レビュー(感想・評価)
大激突。
これは、庵野秀明という怪物的才能と
ゴジラという怪物の激突なのか。
ニッポンというシステムの怪物と
ゴジラという怪物の激突なのか。
凄まじい情報量が洪水のように押し寄せ、もはや笑うしかない破壊に次ぐ破壊、そして排除される悲鳴と醜態とご都合主義。
現実と虚構の大激突。
あるいは、こうかもしれない。
叙事詩と神話の激突。
ぜひ、ドでかいスクリーンで。
なるべく、よい音響で。
座席は、ちょっと前。
すこしアオリで見上げるくらいで。
間違いなく、今年度の邦画の最高傑作。
歴史に残ります。
この映画こそ、映画館で観ましょう!
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