「映画「バケモノの子」の感想」バケモノの子 げんたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「バケモノの子」の感想
白鯨や中島敦を取り入れながら、孤独、自分との戦いやそれらを克服する(擬似)親子関係を描いており、子供をターゲットにした分かりやすいテーマの作品です。
役所さんと宮崎さんの演技は良いですね。作画が大分合わせているかもしれないが、その他の声優も割と良かったかったです。
渋天街と渋谷という2つのステージで物語が進んでいく訳であるが、大阪在住だからか、この2つの繋がりのようなものがイマイチ掴みづらかった。
また、心に闇を持たないバケモノを先生に置くのはちょっとズレてる気がします。物語の主人公がそれで得た関係によって成長につながっても、現実の私たちは闇だらけですし。
総評としては安定した作品との感想です。前作の方が好きかもしれません。
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