「「生きる意味」を教えてくれる静かな感動映画でした🈵」あん LEOWORLDさんの映画レビュー(感想・評価)
「生きる意味」を教えてくれる静かな感動映画でした🈵
桜の季節から始まり、四季の移ろいとともに、静かにゆっくりと物語が展開していく。
主人公の永瀬正敏、樹木希林そして中学生のワカナちゃん、それぞれに束縛された事情を抱えている。
辛く長い間、自由を奪われて陽の当たらない生活を強いられてきた樹木希林役の徳江には、耳を澄ませば自然の声が聴こえて来るという。
その声を頼りに出会った永瀬正敏役の千太郎とワカナちゃん。
樹木希林の一言、一言が深く重みをもって心に響いてくる。
どんな状況で生まれてこようとも、この世界を見ることに、この世界の声を聴くことに、生きる意味があるんだというようなことを、さらりと語る樹木希林の言葉は、とても印象に残りました。
いずれにせよ、この映画は、樹木希林の遺言のような、とても感慨深い映画だなと思います🈵
。共感を有難うございますm(_ _)m
徳江さんが 仰る「生きる意味」は 本当に全ての人に優しい響きだな…と思います。
関係ない?かもしれませんが、先日、娘から聞いた話で、コロナに罹ったアイドルが、自分の命が失われるかも…という経験を通して、人の役に立ちたいと 一時、芸能界引退して自衛隊に入ろうと考えたとか。でも、ファンの事を考え、アイドル活動に邁進してるそうですが、彼がコンサートのラストに必ずファンに「死ぬなよ!」って呼びかけるのだそうです。「生きろ」ではなくて「死ぬな」それを聞いたファンは「生きろ」だと 頑張らなきゃとちょっと重い…でも、「死ぬなよ」は今のまま生きていける気がして、「優しい」と感じられる…とのこと。彼の優しさが、徳江さんの優しさを思い出させました。
コメントありがとうございます。
浅田美代子は、あんな腹立たしい役をよく演じてたと思います😋
そんなヤツがいないことを信じたいですが、今のネット社会では、人が嫌がる映像をすぐにあげるヤツがいますからね~😓
こんばんは。他作でのイイねありがとうございます。静かな秀作。物語のリアリティに破綻・飛躍のない感動作でしたね。ただし浅田美代子程の「らい」差別者は平成以降は日本国内一人もいないとは思いました。でも問題提起に浅田さん役必要でした。😊
レビューは上げていませんが動の「砂の器」静の「あん」と感じました。失礼します🙇♂️