「ぼくたちはなにも知らなすぎる」あん aoironomeganeさんの映画レビュー(感想・評価)
ぼくたちはなにも知らなすぎる
ハンセン病やらい病という言葉がどんどん風化していって、知らない人が増えていっている。どんな病気でいつの話なのか、どんなことがあったのか、やはり知っておく必要があると思う。そしてもっとも知らなければならないのは、ハンセン病を患った方々の人生だ。
いまコロナウイルスで同じように差別の対象とされる人がいるが、その構図はいつの時代も変わらないのか、変えることはできないのか。
なにかを学ぶ必要があると思うが、すこし目先が変わるだけで、人間の深層心理はほんとは変えることはできないのか。そんなことはないと信じたい。
この作品にそのような想いを感じた。
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