「労働基準法と言う法律はこの日本にもある。」サンドラの週末 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
労働基準法と言う法律はこの日本にもある。
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この映画は少なくともベルギーではあり得ない話である。日本の架空の殺●法『PLAN75法』と同じだ。架空の出来事で人工の不幸を作り、それにあえぐ姿をもっともらしく演じさせる
こんな事は野蛮な日本でも滅多なことで起こらない。(アメリカは知らない)
労働基準法と言う法律はこの日本にもある。
ベルギーは立憲君主制かもしれないが、日本よりも遥かに立派な歴史のある民主主義の国家。故に、社会主義国で無くとも、会社の横暴を一方的に認める国ではない。従って、この話は演出家が映画賞を意識して作ったストーリーであり、ベルギー人からすれば、自虐的な歴史感だと判断する。
こう言った話を鵜呑みにしていると、政治はそれを利用して『難民の排除』と言った形で、右傾化していく。
また、
あえて、もう一つの欠点は同じ事の繰り返しで疲れる。
補足
精神的な疾患と言っても、解雇など直ぐに出来ない。『正規雇用』ではなく『臨時雇用』であっても、労働協約が伴った労働組合がベルギーには絶対的にある。その点が日本がベルギーよりも野蛮な所。もし、組合が無くて、そんな目に合う人がいれば、日本では、行政に訴えよう。
年齢が来て合法的に解雇された経験がある。(つまり、定年って言う事)これから、日本を担う若者にはブラック企業に騙されないでもらいたい。
僕はコミュニストてはない。
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きりんさんのコメント
2023年9月21日
うん。なるほど。
映画は必ずどの作品も監督の意図と感性によってストーリーがデフォルメされるものですからね。
そこを観る(見抜く)のが映画鑑賞の醍醐味でもあります。洗脳やプロパガンダには用心しつつ。