劇場公開日 2015年8月8日

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日本のいちばん長い日のレビュー・感想・評価

全232件中、61~80件目を表示

3.5誰が最終決定者か

2017年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

67年版と比較して興味深かったのは、昭和天皇、阿南陸相の描き方が独特で面白かった。
天皇は元木の表現力もあり、親近感があり国民のことを芯から心配する天皇像をうまく表している。
阿南陸相は良くも悪くも役所阿南であった。とても強硬派には見えないが、だから担ぎ出されたともいえる。一世一代の貧乏くじを引いたというセリフは実感がこもっている。
総じて国家意思が誰の責任で決まっていくのか、他国からは分かりにくいこと極まりないだろう。
この責任の取り方の希少性は今もあらゆるところに残っているような気がする。

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こてつ

3.0全てを終結するということがどれだけ大変か考えさせられる。

2017年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

戦争を終結させたという中で日本人として知るべき史実が描かれた映画。
他のレビューでは、戦時中という空気感が乏しいというコメントもあったが、別の意味で、戦争ということだけではなく、一つのことを終わらせる勇気というのは大変なものだと感じた。
それまでの犠牲が大きければ大きいほど、終わりにすることを良しとせず、それぞれのメンツや正義で続けようとする人はどんな場合でもいる。
でも、起きた事実を俯瞰で見たときに、今がやめるときということが必ずあると思う。
太平洋戦争に至っては、その決断が遅すぎたと思われるが、最後は、昭和天皇の勇気ある判断があってこそ日本は破滅をせずに復活できたのだと思う。

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七星 亜李

5.0観る価値のある作品です

2017年9月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

とても良い映画でした。 質の高い、観る価値のある作品です。

また史実を知る良い機会になりました。

予備知識がないと陸軍兵達がなんの話をしているのかとか、どういう立場の人なのか、わからないことが多かったです。

しかし、わからないなりに楽しめました。

原田監督の作品は初めて観ましたが、はっきりとした美学を感じました。 オ―プニングの黒に菊の御紋、黒に聖断の文字など心に残りました。

また御所の建築の美しさにハッとしました。 日本の長い歴史の中で培われた洗練された美です。

今の日本は街並みに美しさ、土地の気の流れを大事にする、など求めてないかのような場所が多く残念です。

日本全体が精神的な豊かさを取り戻して行くことを願います。

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まゆみ3

2.5日本人なら見るべき作品

2017年8月30日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

難しい

玉音放送までの数日間に、こんなコトがあったなんて知らなかった(・・;)
面白い面白くないは関係無く、日本人なら見るべき作品です。
ただ、ちょっと何言ってるか聞き取りづらいセリフが多くて(難しい言葉も多い)、完全には把握できてません(^_^;)

エリート軍人は、サムライと同じく、死を美徳としてるので、普通の人たちとは考えが少しズレてる。その辺は理解出来ない人がいると思うけど、昔はこういう人たちがいたっていうコトがわかるだけでも見る価値はある。

しかし、若い軍人たちは洗脳されすぎちゃって、状況が理解出来なかったのね…
洗脳って、コワイ…

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n.yamada

5.0何度も観てしまう映画の一つ。

2017年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ポツダム宣言受諾に賛成か反対か。

内閣が揺れ、陸海空軍の意見が対立する中、戦争終結への決断は乱れに乱れます。

しかし、収拾がつかない状態に終止符を打ったのが昭和天皇のお言葉でした。

国民の命を守るためにも、この戦争は終結させなければならないと、天皇の責任を持って終わりに導いたそのお姿は、正に国を代表する者であるからこそ。

元木さんの徹底した昭和天皇役に感動しました。

また、阿南陸軍大臣を演じた役所広司さんの姿や、陸軍少佐の松坂桃李さんの熱演にも感動しました。

戦争終結へ向けて、男たちの熱き思いが伝わってきます。

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ガーコ

3.5日本陸軍の恐ろしさ

2017年7月22日
iPhoneアプリから投稿

もう勝てるはずのない戦争
陸軍将校の考え方 宗教めいた感じ。松坂桃李 なかなか 鬼気迫る 演技

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トッキー

3.0はじめて

2017年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いろいろはじめて触れる内容が多かった。不勉強を反省

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わーこ

2.0責任を取って死ななければいけない意味とは

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ポツダム宣言受諾の裏側で戦争を終わらせる決断が遅くなった舞台裏の話。対戦国とではなく、自国の中での争い。
現代の若者は戦争反対でデモをし、当時の若者は戦争を続けたくてクーデターを起こした。でもそれは自分の使命、仕事に対する責任感。

玉音放送ではどの言葉で伝えるのかが重要だった。

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もの語りたがり屋

0.5退屈なプロパガンダ映画!!

2017年2月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

難しい

寝られる

ガーター騎士団員、英国陸軍元帥として日本人を撃滅すべく参戦した昭和天皇は児玉機関を使いアジアの王族や墓所から金塊を強奪・保全を図り、抗戦派の第二総軍を黙らせる為に広島で原爆を起爆、私は悪くないとアピールする為に三笠宮を使い8/14深夜に起こした偽装クーデターが宮城事件だと私は理解しているので、小難しくして重厚な雰囲気を出そうとするこの出来の悪いプロパガンダ映画は非常に退屈でした。評価している人も結局どういう事なのか誰も分からないはずです。ここまで役者を揃えたのだから、こんな産廃より尼港事件での日本軍の戦いや、通化事件での関東軍決死の奮闘を観たいです。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.5「ただの記録映画」が心揺さぶる

2017年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興味ない•••4•好き/並••••5すごい
無•••4•心暖/無•••4•固ゆで
無•••4•社会派
また観る/勧める

俺の満足度 95点
作品賞ノミネート可能性 95%

淡々と、静謐な緊張感のまま、エンディングまで流れ続ける。楽しくも嬉しくもない、いわば「ただの記録映画」がこんなに心揺さぶるのはなぜなんだろう。
全編通して流れるBGMはわずか1曲、それも数十秒だけ。なのに、そのWe are meeting again が何時迄も耳に残る。
大満足。
これも一度は観るべき映画。

役所公司・堤真一・山崎努・本木雅弘はもちろん、松坂桃李うまい。思わず若き参謀の暴走にも思い入れしそうだが、さすがに野火の後で観ているので、これは、「俺も戦いたい」という単なるヒロイック願望だ、と冷たく突き放す。
ただし、前線に出なかったことが必ずしも幸せではない。特攻の生き残りといい、敗戦に幸せはないという当たり前のことに気づく。

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CB

5.0思惑

2017年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ひとつのことを進めるにしても、いろんな人たちの意地やプライドが入り混じる。
どの選択も決して間違いではない、大切なことは最後まで信念を持つということ。

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taka

4.0レビュー

2017年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

展開が進むごとにベテラン俳優陣の演技合戦となっていく。それぞれの演技の凄みに引き込まれていく。昭和天皇を初めて普通に演じたという点でも評価されるべき。まさに一種の傑作です。

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みそしる

2.0エンターテイメント性ほぼなし

2016年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ちょっと笑える間とかはあったけど。

歴史の真実を純粋に知りたい人向けでしょうか。

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ジンクス

3.5戦時中の中の、さらに戦時中のようなクーデターを描いたスリリングな作...

2016年9月24日
Androidアプリから投稿

戦時中の中の、さらに戦時中のようなクーデターを描いたスリリングな作品です。
暴走する軍部や内閣が緻密に描かれ、セットもかなり当時のを再現しており、見応えがありました。

この中で一番好きな役者は山崎努ですが、モックンの昭和天皇もよかった。
印象に残ったのはモックンの牡蠣のシーンです。

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BAININ

2.5クリアな玉音放送

2016年9月22日
iPhoneアプリから投稿

聞き取るのが困難だったと聞き及ぶ。セットが綺麗だったり終戦間際のリアリティが減じられる。阿南陸相の自刃にフォーカスしすぎる。映画の主題がそちらに引っ張られる。陛下も御言葉が多すぎる。侍従の演技はただ馬鹿にしているとしか思えなかった。
岡本喜八は終戦に向ったシビリアンもミリタリーも政治家もそれぞれの立場を敬意を持って丁寧に扱っていた。制作意欲に感心する点も多々あるが、岡本版をお勧めしたい。

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Kj

4.0熱さがあった。

2016年9月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

怖い

難しい

テレビでの放送を録画して鑑賞しました。
「終わりにすることの難しさ」を感じました。

役所広司の深さがありました。
あの人がやると浅はかにならない、不思議です。

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bru

5.0何故に

2016年9月11日
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なた

4.0始めるより終わる方が難しい

2016年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

戦後20年に記者が関係者に取材して書いた本が原作の映画。'67の岡本喜八監督版も良かったがこれも良かった。
映画なので脚色はあるが、要所は事実である。もちろん取材で全てが明らかになったわけではないし、実際に陸軍関係者が例の件は漏れていないと発言したらしいが、それでも当時を窺い知る大事な作品と言える。
役所広司や山崎努などもちろん素晴らしいのだが、本木雅弘の陛下役がしっかりハマっていたのに驚いた。

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佐ぶ

3.5●聖断のその舞台裏。

2016年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

あらためて思う。なぜこれだけの大事件が、中学校の教科書にないのか。解釈がいろいろあるのはわかるが。繰り返された軍の決起。大義だけで国体を護持できるハズもなく。若者を駆り立ててしまう理不尽さと純真さ。

一方で、天皇陛下を役者が演じられる時代になったんだ、と思う。
その聖断。"subject to”の訳が、制限下か隷属かに関わらず、無条件降伏。軍の暴走があっても譲らないのは、北海道がソ連に攻め込まれるから。ギリギリの攻防だ。鈴木貫太郎首相も阿南惟幾陸軍大臣も、まさに命を賭けて仕事する。
8月にぜひ観たい映画だ。蛇足だが、個人的には、侘び寂びのある旧作も好き。

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うり坊033

2.5阿南の切腹シーン

2016年8月15日
Androidアプリから投稿

ポツダム宣言受諾決断までの話。
昭和天皇や鈴木総理、軍人。それぞれにとって本当に長い1日だったんだろうなぁ。
阿南の切腹シーンは目を背けたくなりました。
現代とは時代背景も価値観も全く違うけれど、同じ日本という国で起こった事だと思うと考えさせられる映画です。

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夏