怒りのレビュー・感想・評価
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出てくる演者全員の演技が強烈
本気の演技を見た気がする。
全員のパンチがありすぎる。
もちろんいい意味で。
こんな作品滅多にないんじゃないかな。
ストーリーは正直僕には難しかった。
ただ、いろいろ考えさせられる。
誰かのレビューにもあったけど、
この映画はいろんな意味で心に残りそう。
俳優陣の演技力の高さ
とにかく出演している俳優陣の演技が素晴らしいです。同じ人間なのかと思うほどです。特に広瀬すずさんには驚きました。今まで彼女には失礼ながら声が可愛い女の子というイメージしかありませんでした。しかし、この映画を見て彼女が本当に真剣に女優をしている、なろうとしているのが伝わりました。この映画を撮っている時、彼女は18歳だったそうです。私も今18歳です。私ならあの悲劇すぎるシーンを、見た人にどう思われるか怖くて演じることなんてできません。しかし、あの役をやろうと自分で決め、オーディションに行った広瀬すずさんは周りの若手俳優とは根っこの方から違うと思いました。あのシーンを撮っている時の精神のつらさは計り知れません。そして、見た人まで一生傷を負うようなあの演技、あんなにリアルに演じれるものなのかと疑うほどでした。最後の海に叫ぶシーンは見ていて自然に涙がでてしまう完全に泉の叫び、怒りでした。
この映画の3つのストーリーが並列に進行する作りが見ている人を引き込みます。全員が主役のような映画に思えました。1年前に1度この映画を見たのですが、今日また改めて見ました。たくさん考えさせらて、初めて演技に圧倒された作品、いろんな人に見てもらいたいです。
初めて映画館で涙した映画でした。恐怖、悲しみ、切なさ、、一つの作品...
趣味に合わない嫌な作品だった!
作品中、20分位で同性愛(ゲイ)のシーンがあり気分が悪くなった。
人権を差別するつもりは毛頭ないが、この手の趣味は残念ながら私にはまったくない!
我慢しながら観てたが女子高生の泉(広瀬すず)が米兵に乱暴されるシーンは腹わたが煮えくりかえる感情が湧いてきた。特に泉を誘って那覇まで行って泉を単独行動させ挙句の果てに乱暴される泉を助ける事もできない同級生の知念に対して怒りが込み上げてきた。
知念は乱暴される泉を公園の水飲み場で膝を抱えてブルブル震え泣きながら助ける事もできない。
もし自分なら何らかの凶器を持って米兵二人であってもかかっていくと思う。
このストーリーもリンゼイ.アン.ホーカーさんの事件を真似たもので犯人の市橋達也が逃走中、整形するのもパクってる。
米兵の婦女暴行事件などもそのままパクってるし途中この映画のレベルが低すぎて気分悪くなりました。
渡辺謙はじめ名優と言われる俳優が出てたが私はこの気色悪い映画は嫌いだ!生理的に嫌です。
この映画に高評価する人の気持ちがわからない。
まさに私にとってはタイトル通りの「怒り」の作品でした!
もう少しやりようがなかったのかな
考えさせられます
私にはかなり思い入れのある一作です。
「愛した人は、殺人犯なのか」なんていうキャッチコピーから観てみましたが、いい意味で裏切られましたね。殺人犯なのか否かではなく、人間の根底にある、もっと深いところを問いただすような映画かと思います。
特に終盤は怒涛の追い上げでしたね。比較的ゆっくり進んでいく物語の歯車が、一気に噛み合いました。彼らに共通する感情は、どうしようもなく「怒り」なのでしょうが、それに至るまでのプロセスはそれぞれ全く違います。人を信じることができなかった、もしくは助けることができなかった自分自身への怒り、自分を侮蔑する社会への怒り、弱者として虐げられ、それを表明することのないまま終わることへの怒り…。
ある種、怒りよりもっと大事かもしれない、怒りの前段階であるやるせなさや悲しみを、演者の方々がこれでもかというくらい表現しており、脱帽でした。
決してハッピーエンドとは言えませんが、しかし、後味が悪いわけでもない。この絶妙なバランスをとっているのは、一体なんなのか。ネタバレを言えない以上、どうしても抽象的になってしまいますが、個人的にはぜひ一度観て欲しい作品です。
人それぞれ
社会の凝縮
ぐいぐい引き込まれるけど、嫌な気持ちになる映画。
原作を読んでいたので
タイトルとは違う、美しさも感じる作品
人を信じるって大切、だけど難しい。
人を信じるとは何かということを深く考えさせられた。
一旦信じられなくなると、その人が何を言っても、どんなに信ぴょう性のあることを言っても、信じられなくなる。言葉を受け取った人次第。時には、間違って裏切ってしまう。
一方で、深く信じた人に裏切られた時。それは深い怒りになる。本気の怒り。これは目に見えないから伝わらない。
信じるって難しい。信じていたのに時には裏切りたくもなり、裏切られることもある。信じてた人に裏切られたら本気の怒りに変わる。信じることと裏切ることは表裏一体。ただし、その表裏を間違えると大きな怒りに変わる。
※沖縄基地問題が大きな怒りにつながることは理解できるが、本映画でこの問題が扱われることには違和感を感じた。その被害者役としての女優の選出も違和感があった。女優の演技はいいのだが、個人的にはあまり名前の知られていない人の方が、映画自体にもっと引き込まれていたと思う。
心揺さぶられる
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