劇場公開日 2016年9月17日

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怒りのレビュー・感想・評価

全787件中、581~600件目を表示

4.5文句なし!

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館

こんなにも見応えがある映画は本当に久しぶり。邦画では今まで見た中でトップかもしれない。

豪華な出演者に頼って脚本が疎かな作品はたくさんあるが、この作品は全く違う。
これでもか!と実力派俳優を詰め込んでいるが、これは、人間の心の些細な動きを演じることの出来るキャストがこの作品に不可欠だからで、観ていて心底納得した。俳優陣が本当に素晴らしい!!

宮崎あおいの演技は特に群を抜いていた。体の内側から溢れ出る感情による号泣シーン、あれはなかなかできないと思う。
広瀬すずは、このキャスト陣の中だと演技の稚拙さが浮き彫りになってしまうのでは?と思っていたが、予想を裏切られ、大変好演だった。レイプシーンも、切実で、悲痛な演技をしていて、女性として見ていてとても辛かった。あの年齢であのシーンを演じるのは精神的に本当に辛かったと思うし、想像して演じるのも難しいと思うが、感情が切に伝わる素晴らしい演技だった。曖昧にせず、突っ込んでいると思われるところまで描くのはかなり衝撃的で、見る人によっては注意が必要かと思うが、その後の展開の登場人物の心情を際だたせるためにも必要なシーンだったのかなとも思った。

長い映画だが、一切退屈を感じることなく、最初から最後まで集中して観れた。本当に見応えがあった。
3つのストーリーをバラバラにすることなく、伏線などを放っておくことなく、すべてキレイにまとめていて、圧巻であった。

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ちか

5.0観て良かった

2016年9月23日
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インパクトがエゲツなかったw
ホモの店なんてある事を知らなかったし
レイプされるシーンもエゲツなかったし
泉ちゃんがとても可哀想に思えた
犯人のやる事もそうだし
この映画は今まで観た映画の中で1番衝撃が大きかった

映画を観終わった後出演者のコメントなどを
読み確かにそうだなと思った

「人を信じるためには心を開かなきゃいけない
しかし疑いなどが出てきた時心を開いたことに怒りを覚える
それは誰にでもあるようなことではないだろうか」
渡辺謙は大体こんな事を言ってた
*あくまで大体です*

疑い、傷つけ、信用できず、そして人を殺める
それは人の「弱さ」ではないだろうか
誰にでもこのような事は起こり得る、そう言いたかったのではないだろうかと勝手に思ってます

文が支離滅裂なのでまともに読まない方がいいです
長文失礼しました

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なっぴー

3.5出演者全員の演技が素晴らしい

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

東京・千葉・沖縄3つの街、日本で日々起こっている人々が心に抱える闇の日常。喜び、怒り、哀しみ、2時間越えの長尺を感じさせないテンポの良さ。何より出演者全員の演技が素晴らしい。

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myaa1969

2.0重厚な作品。だけれども、女性は注意。

2016年9月23日
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今回はほとんどレビューを見ずに、鑑賞しました。
内容は、期待通りというかそれ以上で、人間のドロドロした部分や、愛が描かれていました。

けれども、1つだけ注意して欲しいのは、少女が米兵にレイプされるシーン。
いま見ると数人の方も、レビューで注意喚起していますね。

大体の映画ではモロに描かれないけれど、この映画は違いました。
私は性犯罪にあったことがあるので、見ていて涙がこらえきれず嗚咽を漏らしそうになりました。
途中で退席しようかとも思いましたが、身体が動きませんでした。。

少女が泣き叫ぶシーン、米兵の言動etc...
私は、何日もそれを思い出しては体調が悪くなります。
普通の方は、かわいそう といった感情くらいだと思いますが、人によっては、フラッシュバックの引き金にすらなりそうな程、残酷で卑劣なシーンです。
映画の中でも必要なシーンだと思いますが、覚悟してみて欲しいです。

私はレイプシーンがあると知っていたら、見なかったかもしれません。

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Ms. Chocolate

3.0人間ドラマとして面白かった

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館
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ZEP

4.0リアル日本

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

今の日本の姿だと思った。
若者も年配者も、地方も都市も…。性別も問わず。
それぞれが苦しいんだよね。
そんなことを再確認した気がした。

1つの映画に問題提起が多すぎる気もしたが、これがこの映画の醍醐味なのかしら?

渡辺謙さん。さすがです
あおいちゃんも、よかった
森山未來、高畑充希、などなどいい感じでした

キャストは文句なし

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koto

1.0暗くて重い

2016年9月23日
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個々の俳優の演技は素晴らしいけど、なんとも重苦しい。精神的に受け付けない作品。人をそんなに信じられるのかも大きな疑問。三話が同時進行なので、状況をしっかりと飲み込めずにモヤモヤしたまま終わってしまったのも残念。

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futako

4.0原作の吉田修一が、 かつてないほどの豪華キャストを、 全員主役をは...

2016年9月23日
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原作の吉田修一が、
かつてないほどの豪華キャストを、
全員主役をはれる位の俳優さんで、
と希望したという話をどこかで読んだが、
正直そのときは、
そんなに評判にしたいの?
くらいのゲスな感想しか持たなかったのが
今日映画を見終わって、
はじめて原作者の希望の意図がよくよく
わかった気がした。

3つのストーリーのどれも、
力を抜いてはいけない。
どうしようもない日常の中で
必死で生きる人間の強さと脆さを
まるですぐ傍で見ているかのような臨場感を
もって感じさせなければならない。

3人が3人とも、
何かを隠して生きている、
そんな怪しげな雰囲気と、
それでも所々で感じる情や親しみやすさから
信じたい、でも怪しい、、
観る人もいつの間にか、
葛藤を感じずにいられない
そんな作品でした。

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幸せなひまつぶし

4.0ストーリーにグイグイ引き込まれていく

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

3つのストーリーが同時進行ですすんでいくようにグイグイ引き込まれていく。観た後の満腹感というよりは若干もたれ気味になりそうな濃さなので、余裕がない時は観たくないな。

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YSKJ

4.0群像劇でもえぐいかも

2016年9月23日
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はじめ

3.5よい脚本でした

2016年9月23日
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キャストが良いです。
特に、今回は宮崎あおいがかなり良かったと思いますね。

人は疑いが芽生えることですべてが変わってしまうこと、
それに振り回されてしまうこと、
人を信じることは難しいこと、
それがよく描かれていたと思う。
よい脚本でした。

宮崎あおいもだけど、
沖縄の少年役の人、すごく良かった。

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son

5.0素晴らしい作品

2016年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

今まで観てきた映画の中で1番感銘を受けた作品でした。
役者さん一人一人の演技も素晴らしくて、映画館で観た方が良い!と思える音の使い方と演技の迫力で全身に鳥肌が立ち、見終わったあとは放心状態になりました。
3つの舞台でのお話でしたが、140分でこれほどの作品に仕上げたことに驚きです。

李監督の他作品も観てみたいと思いました。

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りんな

4.0140分とは思えない

2016年9月22日
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鑑賞方法:映画館

140分と聞いて長いな、と思ってたが、長くない。
また行ける、まだ長く語ってもらって構わない。

妻夫木聡が素敵すぎる。
犯人と思しき3人のどれもに、そうであって欲しくない、と、願う。
もっとどの話も、深掘りして知りたくなる。小説読んだらあるかな。

役者がやはり素晴らしすぎる。
そして、沖縄の少年、佐久本宝が本当に良い。主役級のあの役者たちに、思いっきり並んでいる。

そして、ちょっと出てくるだけの、池脇千鶴も、高畑充希も、やっぱりすごいな。と思わされる。
さすがな、さすがな、映画でした。

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noring

4.0役者勢ぞろいでした

2016年9月22日
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1分たりも飽きずに没頭。役者ぞろいで見ごたえあった。ただ、高畑充希は常子やのぅ。どうしても朝ドラのイメージがつきまとう。仕方ないか。

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maiky

4.0やるせない

2016年9月22日
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信じていたのにふとしたことから疑心暗鬼になる人間の弱さと信じられなかったことに対する自分への怒り。
信じていたのに裏切られたことに対する相手への怒り。
無抵抗でなすすべもなく被害にあったやり場のない怒り。
様々な怒りのカタチが、相手を信じるということを軸に話がすすむ。
犯人探しではなく、それぞれが抱える心の弱さを抉り出す良作。

てか誰かが犯人名をタイトルに晒したために、楽しさ半減したわ!
本当むかつく!っていうのが俺の怒り。

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レイは!?★

4.0怒りの矛先

2016年9月22日
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泣ける

知的

1つの事件に関する3人の容疑者の出現。プロットからして、物語の方向性は容易に見えてくる。なぜなら、少なくとも2つの件に関しては冤罪という着地点(もしくは3人とも冤罪)が見えているからだ。

しかし、そこは李相日監督だ。「疑ってごめんなさい」という安易な結末へ導くために140分以上の上映時間を費やすはずもない。本作は犯人は誰なのかと疑うよりも、この人は犯人じゃないと信じる気持ちを前面に押し出す。登場する3人の男は確かに素性が分からない。けれども、俳優陣の巧みな演技は彼らの言動を信じたいと思わせる説得力を生み、後半まで“怒り”というテーマを忘れさせてしまうのだ。

しかし、物語は急転する。一度抱いてしまった疑いという心の闇は簡単には払拭できない。李監督の前作が『許されざる者』のリメイクだったこともあり、私はよもや『ミスティック・リバー』のような作品になるのではと勘ぐった。だが、本作はそれとは異なる方向に舵を切り、人が他者を信じることの強さと脆さをゆっくりと炙り出すのである。

坂本龍一の音楽が物語をより深いところまで牽引していく。様々な社会問題も交えながら、それぞれの心に宿った怒りの矛先が向くのは己か?他者か?それとも、どこに向けたら良いのか分からないやるせなさか?3つのエピソードが織り成すアンサンブルは、観客に様々な解釈を委ねる。微笑み、悲しみ、叫び、無情…。劇場から出てきた時に誰の表情が印象に残るだろうか?

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Ao-aO

3.5140分の1本では難しい

2016年9月22日
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3篇のその1つずつを、また別でまとめておいたストーリーも欲してしまう。
この盛りだくさんを140分にまで簡潔に編集したことが凄すぎる。

3様の在り方は犯人というところのみで繋がっていて、宣伝側は、それを愛と信じる力などと繋げようとしていたが、それはこの映画の理不尽さを、なんとか理由を求めたい人々との接点を作ろうとした苦肉の策であって、かえって無意味にさせた。
李監督はこの世の理不尽さと生きる強さを描き続けたい方なのだろう。

他のレビューを見ても、表現を自由にしないのはいつも世論だと思う。

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ochiwave2

5.0心に…ガツンっと

2016年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

久しぶりに…本当に久しぶりに…邦画で心が揺さぶられました。
妻夫木君の涙に…広瀬すずの涙に…胸が締め付けられました。悲しくて、切なくて、やりきれない。
日本にはこんなに素晴らしい演者がたくさんいるのですね。俳優陣の演技に、そして坂本龍一の音楽に、ガッツリ心を掴まれた。
サウンドトラックを購入して、帰りの電車で聞いては、映画のワンシーンを反芻する日々が何日か続いた。
なぜここまで、この映画に心を掴まれたのか、自分でもよくわからないけど…本当に素晴らしかった。

面白かった!なんて、簡単な言葉じゃ言い表せない重厚な映画だった。目を背けたいシーンもいくつかあったけど、お金を払って観て、良かった。

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gyasu0915

4.0何が怖いことか

2016年9月22日
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怒ることを忘れていないか?
怒ることから逃げていないか?
怒ることを恐れていないか?

他人への怒り
自分への怒り

怒るという悪
怒るという善

そんな事、考えて見てました。

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