「様々な怒りの形」怒り qqさんの映画レビュー(感想・評価)
様々な怒りの形
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豪華絢爛な俳優さん達ばかりで、揃いも揃って皆さん演技が圧倒的。
この中では脇役である池脇千鶴さんや高畑充希ちゃんでさえも光っていて、誰かが欠けてしまうと成り立たない迫力ある作品でした。
私的には妻夫木君と綾野剛君のゲイカップルの役が衝撃的なんだけどしっくりきていて、愛し合ってるけどすぐ壊れてしまいそうな儚さがあって良かったです。
ストーリーは冒頭で猟奇的な殺人事件が起き、日本の中の3箇所で犯人と似ている身元不明の男性が人と関わっていく事で繰り広げられる日常が描かれています。
最後の最後まで犯人はわからないんですけど、誰が犯人でもおかしくない感じで匂わせられている割には殺した動機や詳細が掴みづらかったです。
変に裏を読んでしまって、犯人がわかった時はあれっとなりました。
沖縄の男の子が普通にその辺にいそうな雰囲気なのに、微妙な表情の造り方が上手で良かったです。
宮崎あおいちゃんはどうしてあんなたどたどしい少し不安感のあるキャラクターなんだろう?と不思議に思っていましたが、原作でそのような設定だと知りました。
原作を読んでみたいと思います。
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