「怒りとは」怒り えもんさんの映画レビュー(感想・評価)
怒りとは
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広瀬すずの演技が凄いと聞き、今更ながら鑑賞。
見終わった時は犯人の豹変や3地点の話が並行に進むこともあり、ストーリーの薄さを感じてしまっていたが、ここのレビューを読み、それぞれの怒り、懺悔、未来を描いていたことを知り、考えを改めされられました。
この作品での怒りは大きく分けて「家族や愛人などを信じきれない怒り」と「自分の境遇への怒り」の2種類に分けられると思う。
前者は信じるということが解決策だが、後者はどうしようもできないことが多い。
特に広瀬すずの怒りは後者の怒りであり、今後彼女がどのように未来を描いていくのかが気になった。
それにしても広瀬すずの演技は圧巻であった。
余談だが、森山未來の後半の行動は佐久本宝の怒りを受け止めるためだというレビューもあったが果たしてどうだろうか。
仮にそうだとしても、悪人が最後に善行をしたところで彼の犯した殺人という罪は消えてなくならないと思う。
駄文失礼しました。
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