「短すぎた120分間」心が叫びたがってるんだ。(2015) 2bit脳さんの映画レビュー(感想・評価)
短すぎた120分間
普段映画は余り見る方ではないのですが、「是非見に行きたい!」と言っていた友人についていく形での鑑賞、まさかここまでいいとは予想していませんでした。
キャラクターの愛嬌、言霊を通した変化、学校の音楽の授業で習うような楽曲を使ったミュージカル(中でも、小学校の朝自習の時以来、久々に聞いた「悲愴」が本当に良かったです)、それぞれが本当に素晴らしくて食い入る様に見ていました。ところどころ青春特有の臭み(?)からか恥ずかしくて直視できないような場面もありましたが、時折挟まれる小ネタも面白くて見終わってみるとしばらく「終わってしまったなあ」という寂寥感と「青春っていいなあ」という幸福感で満たされて、すっかり魅了されてしまいました。
この1作だけで終わってしまうのはもったいないくらいの魅力でしたので、是非今作を掘り下げたスピンオフとかも見てみたいです。
これからはもっと劇場に足を運んでみようかと思わせてくれたような作品でした。
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