名探偵コナン 業火の向日葵のレビュー・感想・評価
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キッドがいいやつすぎる
U-NEXTで鑑賞。
キッドがコナンと共闘する場面が多く、普段は敵対関係でもタッグを組んでピンチを乗り換えようとする展開に熱くなりました。また、キッドがゴッホのひまわりを狙う理由を知って人思いな一面もあるように感じました。
タイトルの『業火の向日葵』も、一通り観て「なるほど!」と思えるぐらい本作に込められた意味に納得できました。
芸術作品を巡る物語にドキドキした映画になっていました。
東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(現SOMPO美術館)
2015年公開作品
日本アカデミー賞アニメーション作品賞入賞ならず
ちなみに最優秀賞は『バケモノの子』
監督は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』『GODZILLA 怪獣惑星』『さよなら、ティラノ』『ルパン三世VSキャッツ・アイ』の静野孔文
脚本は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『名探偵コナン ゼロの執行人』『名探偵コナン 緋色の弾丸』『科捜研の女 劇場版』『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』に櫻井武晴
粗筋
ニューヨークのオークションでゴッホが2番目に描き米軍による芦屋空襲で消失したとされる『ひまわり』の模写が出品された
3億ドルで落札したのは鈴木財閥相談役鈴木次郎吉
記者会見で次郎吉はゴッホの『ひまわり』を7つ全て集め、日本で「日本に憧れたひまわり展」を開催すると宣言し『ひまわり』を守るための7人のサムライを紹介
そこに現れたのは怪盗キッド
宝石専門のキッドがなぜか今回絵画を狙う
次郎吉は工藤新一になりすましたキッドや鈴木園子及び七人の侍達を乗せて、ボーイング747の特別塗装機「サンフラワージェット」で『ひまわり』を羽田空港へ輸送
しかし飛行機内の爆発事故でパニックになるも空港になんとかギリギリで無事着陸
なんやかんやで鈴木財閥が「日本に憧れたひまわり展」のために建設したとてもシステマチックなレイクロック美術館で7つの「ひまわり」が公開された
しかし公開初日に火災発生
7つのうちなぜか2番目と5番目の「ひまわり」だけが安全脱出装置が作動しなかった
救出に向かうキッドとコナンそして蘭
今回の真犯人には鑑定士の宮台なつみ
本物の2枚を偽物と思い込み焼き払おうとした
動機としては弱いが実際のところそんなもんだろう
誰もが納得する動機なんてそれこそフィクションだ
ちなみに声当ては特別ゲストの榮倉奈々
特別ゲストが犯人役なのは二作連続
色々と設定に無理があるというがそもそも江戸川コナンの設定が1番無理がある
子供向けの娯楽映画の些細な点なんていちいち突っ込んで評論家気取りなんて大人気ない
今回警視庁のお馴染みのメンバーは目暮以外登場しない初めての回
そのぶんキッド逮捕にもある中森警部の出番が多い
詳しく知らないが毛利小五郎とは警視庁時代の同期でライバルだったのかな
やはりコンピューターが作動し自動で移動する『ひまわり』が1番印象的
損保ジャパンの美術館だけかなりリアル
当時の館長もそのまま再現されているらしい
ならば声当ても本人がやればと思ったがおそらく本人が断ったのだろう
あと日本で生まれ育ったわけでもないのに知英くらい日本語が上手な外国人はなかなかいないと感心させられる
配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になってしまった「東の高校生探偵」工藤新一の仮の姿の江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつGFで空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親かつコナンの保護者で警視庁捜査一課の刑事だったがなんやかんやで探偵に転職したものの推理に関してはほぼほぼダメダメで代役のコナンのおかげで「眠りの小五郎」として名を馳せている自称名探偵の毛利小五郎に小山力也
なぜか工藤新一のそっくりな大怪盗の怪盗キッドに山口勝平
コナンの本来の姿の高校生探偵の工藤新一に山口勝平
元黒ずくめの組織の一員かつAPTX4869の開発者で姉を殺した組織に反発しコナンと同様に小学生の体になり脱走し阿笠博士に保護され少年探偵団に合流した灰原哀(本名・宮野志保)に林原めぐみ
蘭の同級生かつ幼い頃からの親友で鈴木財閥の令嬢にも関わらずとても気さくな性格の持ち主で怪盗キッドを「キッド様」と呼ぶほどのファンの鈴木園子に松井菜桜子
コナンや少年探偵団のためにユニークで便利なメカを開発し無償で提供してくれる発明家で灰原哀の保護者の阿笠博士に緒方賢一
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団の小嶋元太に高木渉
少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
キッド逮捕に燃える警視庁捜査二課知能犯捜査係の警部中森銀三に石塚運昇
怪盗キッドのアシスタントをしている老執事の青年時代の寺井黄之助に陶山章央
鈴木次郎吉のボディーガードの後藤善悟(寺井黄之助の変装)に楠大典
ゴッホの名画「ひまわり」を3億ドルで落札した鈴木財閥相談役の鈴木次郎吉に富田耕生
次郎吉が集めた「七人の侍」の1人で世界中の『ひまわり』が揃う「日本に憧れたひまわり展」企画担当のプロデューサーの圭子アンダーソンに榊原良子
次郎吉が集めた『七人の侍』の1人で鑑定担当の絵画鑑定士の宮台なつみに榮倉奈々
次郎吉が集めた「七人の侍」の1人で修復担当の絵画修復士の東幸二に磯部弘
次郎吉が集めた「七人の侍」の1人で演出担当の演出家の岸久美子にゆかな
次郎吉が集めた「七人の侍」の1人で運搬担当の運送家の石嶺泰三に宝亀克寿
次郎吉が集めた「七人の侍」の1人で警備担当のニューヨーク市警の警部だがキッド逮捕のため来日するチャーリーに咲野俊介
損保ジャパン日本興亜美術館に展示されている『ひまわり』を毎日鑑賞している和服の老婦人のウメノに沢田敏子
ウメノの少女時代に皆口裕子
損保ジャパン日本興亜美術館に展示されている『ひまわり』を毎日鑑賞している和服の老婦人
東幸二の祖父で芦屋の邸宅の大工として働いていた東淸助に大川透
損保ジャパン日本興亜美術館の館長の原口秀夫に柴田秀勝
ニューヨークのオークション会場に現れた怪盗キッドを阻止するために集結したスペシャリストの1人に梅津秀行
ニューヨークでオークションの進行役を務めたオークショニアに三戸耕三
ニューヨークでオークションの進行役を務めていた眼鏡の男性。
鈴木次郎吉が高額で『ひまわり』を競り落とした
ニューヨークの記者会見で次郎吉が『ひまわり』を落札したと発表した司会者に小田敏充
競り落とした『ひまわり』を日本へ輸送するため特別にチャーターされた飛行機の機長に松本大
同飛行機の副機長に鳥海勝美
飛行機爆破事件について伝えるアナウンサーにむたあきこ
次郎吉と園子にインタビューするアナウンサーに倉田雅世
レイクロック美術館で開催される「日本に憧れたひまわり展」の受付係に知英
ゴッホのひまわり集めるのえぐ鈴木財閥
毎年の映画だけじゃなく
コナンアニメ(毎週)やキッドまでを見ている人たちが楽しめる作品。
私はそこまで見てないごめん。
あのキャラが!このことか!って思うことが多かったみたいです。
立派なものを作ったなと思うのと同時に、
これ壊れるんだろうな
と確信してしまうのがコナン映画。
今回も派手で楽しかったです。
キッドかっこよす!!
面白かった。
劇場15.5.30
1時間カットが余りにも惜しすぎる
ネット界隈では、シリーズでも知名度が高いとともにシリーズでもワーストTOPの映画として有名ですが、このように言われている要因として一つ聞いたことがあるんですけど、その一つとして
映画本来の脚本から1時間分丸ごとカットした
ということです。本当は脚本担当の櫻井武晴さんが映画の脚本が完成した際に、3時間もの長い尺になり、通常は2時間近くのコナン映画。なので1時間カットする他なかった。
ですがそのカットした分の中に、本作のミステリーの面白さの根源や、原作者青山先生直々に考えられたトリックがあったのです、、。
そして本作の監督は静野孔文さん。この監督さん担当のコナン映画はアクションが強めの映画。なので本作もアクションが強くなってしまい、大幅カットによって櫻井さんの脚本は原案レベルになり、せっかく青山先生が考えてくれたトリックが無駄になってしまったということです。
ネットでも、「初期のPVの頃はめっちゃ面白そうだったのに」、「ミステリー薄かった」などの意見が上がってしまったんです。作画やアクションの観点はいいと思いましたが、ミステリーの点はさすがに気になりました。
薄味
TVスペシャルで良かったのではという作品。
いろいろ言いたいこともある気がするが、ひどいのは推理部分かな
Q:証拠あるの?
A:あなたのPCに計画書があるでしょう ←???
普通、消すか隠してるでしょうに...
犯人も見落としていた意外な証拠を提示したり、
相手に墓穴を掘らせるよう匠に誘導したりするのが
推理パートの面白いところだがそれがなく淡々と結果のみ示されては
はい、そうですかといったところ。
話を展開やスムーズさのために登場人物を馬鹿にさせる作品があるがこれもそれに該当するかなといった感じ。
おそらくやりたいことが入り切らず結果的にこうなったんだろうなと言うことを察する。
駄作
相変わらず推理じゃない
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消失したゴッホのひまわりが見つかった。
全てのひまわりシリーズを集めた展示会を鈴木財閥が実施。
そこにキッドから予告状が来るが、絵を燃やそうとする犯人がいて、
それにキッド気づいて阻止すべくやったことだったとかw
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最近の作品の特徴で、全然推理になってない。
何一つ「なるほど」と思う要素が無かった。
ってか、黒の組織やキッドが出ると大体そんな感じになる。
観客動員数は知らんけど、何となく斜陽を感じた作品。
『名探偵コナン』劇場版 第19作
まじっく快斗
なぜ不評なのかといえば、これま名探偵コナンではなく、マジック快斗だからです。
怪盗キッドの黒羽快斗君が主人公な物語です。
なのでコナンファンからすれば物足りないのかもしれないが、怪盗キッドならぬ、黒羽快斗君の物語とみれば100点なのです。まじっく快斗は1~5巻までしかないので比較的簡単に読めるのでお勧めです。死人もあまりでず、夢のある怪盗のお話です。
古株キッドのポジティブキャンペーン回
記憶が正しければ、2014~2015年あたりに赤井秀一や安室透などコナンを見ていなくても名前を耳にしていた記憶がある。そんな魅力的な新キャラが出てきたことによって新規参入してきたユーザに対して古株キッドの布教、古参に向けてキッドを忘れないであげてというメッセージ性を感じた。
昔から知ってる人は、キッドは殺人はしないし、宝石以外は盗まない、予告状を出さないと盗まないということは知っていると思うので、チャーリーは、キッドに偏見をもっている新規ユーザのメタファーなのだろうと感じた。
チャーリーがキッドの事を勘違いしていたという結論に至り、視聴者を誘導している。キッドは悪い奴ではないし魅力的なキャラクターなんだという植え付けに成功したように感じた。
犯人の動機が薄い、雑というレビューを散見したが、
自分の好きなものに陶酔している危なっかしいキャラクターを印象付けるためにわざと、自分の思い込みで勘違いしていたり、自分勝手な判断で犯行に至っていたりするのではないかと思う。
恋は盲目と同じで、周りから見ればおかしいというのは分かるが、当事者自身は自分がおかしいことに気づけない。
それでも、犯人のパソコンにある犯行予定の資料を云々は正直後出しじゃんけん感が否めない。
マイナスポイントとしては、本作前作とゲスト声優を犯人にしているのが残念。
プロの声優じゃないので棒読みは仕方ないとしても、犯行動機から何から長く喋らせるのは違うのではないかと思う。
棒読みが気になるけどチョイ役だからまだ許せるというのがあった気がする。
愛憎の名画…怪盗キッド変心の謎!
"名探偵コナン(映画)" シリーズ第19作。
Huluで2回目の鑑賞。
原作は未読、TVシリーズは最近ご無沙汰です。
ゴッホの名画「ひまわり」を巡るコナンくんと怪盗キッドの攻防戦に手に汗握り、「ひまわり」に関するうんちくが豊富で大変勉強にもなった本作。普段宝石しか狙わず、誰も傷つけることのないキッドの変心(?)が物語の核となり、アクションを織り交ぜながらテンポ良くストーリーが進んでいきました。
事件の意外な真相に唸り(観る者に「ん?」と思わせる伏線の上手さと、意表を突く犯人はさすが櫻井武晴脚本と言ったところ)、劇場版恒例の過剰なスペクタクルが炸裂するクライマックスへなだれ込む怒涛の展開に引き込まれました。
[余談]
「警備システムの手の内をワイドショーで晒してしまうのはあまりにもアホすぎるのでは?」と思いました(笑)。
ストーリーの推理展開にコナン映画のお決まりの迫力の展開がうまくつな...
推理と動機が雑すぎ
推理が雑すぎる。
確実な証拠を全く示せていない。
犯人のパソコンを調べればおそらく計画書が出てくるだろう、と言われなぜか諦めて自供を始める犯人。
それまでに怪しいパソコン一切出てきてないがどのパソコンなのか。
いくらでも隠し通せるのでは。
あと動機も雑。
7枚あるゴッホのひまわりのうち2枚は贋作だと思い込む犯人。
贋作だと思い込んだ理由が一切不明。
海外の大学の研究で本物だと証明されています、と言われてうなだれる犯人。
こんな大々的な犯行を企てるのに、そんなことも知らずに計画したのか?
他にも、ホテルの客室でドアが開かなくなるほどの気圧差ができる状況。
一本道の美術館の館内で、見つけた新一になりすますキッドを一瞬で見失う園子。
さすがに無理があるくだりがいくつか。
榮倉奈々の吹き替えといい、全体的に微妙。
犯人の動機のあっさりさに失望…
ストーリー展開は手の込んでてすごく好きなんだけど、
犯人の動機が私には理解できないし、それまでの推理展開と全く違ってあっさりとしてるからあんまり犯人探しとしては面白くないよね。
というかこの映画見るの4回目なので、犯人も展開も知ってるんですけどね、
シンプルにテンポが悪い
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