「ポリシーは「大丈夫」、自分に対して「頑張れ」。」風に立つライオン sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
ポリシーは「大丈夫」、自分に対して「頑張れ」。
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1987年、長崎大学病院勤務の医師・航一郎は、ケニアに派遣される。さらに赤十字病院の要請で国境近くの施設へ。そこで隣国スーダンの内戦で負傷した少年兵たちを目の当たりにする。航一郎と交際していた貴子や、同僚らの証言を交えた物語。
柴田紘一郎医師にインスパイアされたさだまさしの曲をもとに、大沢たかおの提案でさだまさしが小説化、映画化されるという少し変わった経緯が興味深いです。さらに三池崇史監督だったのも意外でした。
麻薬を打たれて兵士にされる、地雷原を歩かされる、子どもたちがあまりにもかわいそう。傷がいえたらまた兵士に戻るという、絵がうまいンドゥングを航一郎は医師にしようとし、それが成就することに感動しました。
モデルとなった柴田紘一郎医師は、2025年2月に逝去。
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