「身につまされる思い」ゼロの未来 ずくなしさんの映画レビュー(感想・評価)
身につまされる思い
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難しいことは分からなかった(エンティティ解析とか何?という感じ)けれど、とても好きな作品です。
言葉ではどう表現すればいいのか…。
カウンセリングはプログラムで対応する。
なんというか他人の面倒を見ることがなくなることがこんなにも寂しく映る。
冒頭あたりで会社(?)でのやりとりで
「何が問題なのかね?」
「我々は死ぬ」
「我々とは?」
「我々です、我々自身」
「君一人だが」
「そう見えるだけ」
人間て便利すぎる世の中を少しずつ享受せざるを得ないのかもしれない。
主人公は危機感を感じながらも、食事はレンチンとか宅配ピザで済ませたり、性処理をヴァーチャルの世界で済ませたりで、享受し始めている。ラストはヴァーチャルの中で終わる。100%か0%どちらかでしか生きられないキモいやつ。
結局は妥協することが幸福に生きるために必要なのかなあ。
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