劇場版 MOZUのレビュー・感想・評価
全43件中、1~20件目を表示
分かりにくくはあるけど。
................................................................................................
香川の娘がさらわれて、西島と共にアジアっぽい国へ。
西島はダルマに会い、その下で歯車になるよう命じられる。
ダルマは爺だが、子供達の内臓だか血を移殖されて元気だった。
そして一部の人間を犠牲にすることで国を裏で守る存在だった。
西島は歯車になることを拒否る。
やがて長谷川が操縦するヘリでダルマは帰って行く。
翌日、東京湾で墜落したヘリと死体が発見された。
西島と倉木が組んでダルマを殺したのだと思われる。
................................................................................................
ドラマ版は1も2も見たけど、時間が経ってて忘れて分からんシーンがあった。
全体に画面が暗くて分かりにくいのもあったかな。
このドラマはみんなキャラ立ってて好きなんだけど、
やっぱり長谷川博己の狂気っぷりが好きやわあ。
雑さが気になる
一言で言えば雑な作りの映画。
主人公の西島氏と香川氏が社会を動かすまでの強大な相手との戦いで、娘の死の理由の解明と、娘と同僚の救出と言う理由の違いだけで、海外で危険が高まる意図不明の別行動をして、案の定に何方も死と隣り合わせの危険に遭遇。
直後にそれぞれ意図不明の第三者の介入で危機を脱し、瀕死のダメージも回復している。
この意図不明な部分は、格闘やカーチェイスのシーンを見せたいがための雑なシナリオの作り方に感じ、緊張感も失せて途中からは、シラケてしまった。
また、ダルマなる人物は、多額の資金を背景に人を脅したり、殺害をするなどしながら常に世の中を操っていた事になっている。
しかし、この映画は現代社会を近似した社会を舞台設定にしており、民主主義のシステムを考えれば、一部の人だけを脅すなどしても世の中を操るなど有り得ない話であり、荒唐無稽過ぎた。
こうした理由からこの映画の最大の売りだった謎とその解明が、観る側にはスッキリと伝わらなかった。
日本の深き闇に光を
レンタルDVDで鑑賞。
原作は「百舌の叫ぶ夜」のみ既読です。
TVシリーズは視聴済みです。
連ドラがそもそも映画並みのスケールと映像を誇り、TBSとWOWOWの底力を感じた傑作でした。これまでの日本の刑事ドラマには無かった重厚感が堪りませんでした。
その完結編を映画として公開すると云うのは、ドラマ以上に面白いものを見せてくれるということに違いない。その期待はまぁまぁ満たされたと言って良いでしょう。
海外ロケならではの大規模なアクションが展開され、二転三転するストーリーからも目が離せませんでした。話運びがスピーディーなのに内容は連ドラ並みに濃厚と云う贅沢。
しかも撮り方が映画仕様になっていて、説明的な部分を極力排除しているために行間を読まなければならなくなったのでちょっとだけ複雑でしたが、なんとかついていけました。
ドラマで残された謎(倉木警部の娘の死、事件の裏で暗躍するダルマの正体)の答えが明かされ、大いなる犠牲を払った後に日本の闇を巡る死闘に終止符が打たれました。
津城警視正が呆気無く殺されたのがショックでした。彼こそ得体が知れず、諜報戦や謀略に長けていた男だったのにそれを凌駕するだなんて、敵の強大さが伝わって来る展開。
倉木、大杉探偵、明星巡査部長はいつも以上に血まみれに。拉致されたり、痛めつけられたり、刺されたり。それでも諦めずズタボロになりながら最凶の敵に立ち向かいました。
それにしてもダルマは文字通りの怪物でした。ビートたけしの怪演も相まってとてつもない存在感を放っていました。
今回のテロを起こした目的に鳥肌が立ちました。ついでに顔も歪んだ。そこまでするのか、と…。恐るべき90歳。
日本の闇に光が当てられたのかと云うと微妙な感じ。「オメラスの箱」の善悪はともかく、これからこの国はどうなっていくのか。先行き不透明な世相と合わさって不安になりました。
※修正(2023/08/25)
池松君かっこよすぎな件
ドラマ1、ドラマ2と見てこの映画。
レビュー見てたら詰め込みすぎとあったけど、
私この映画は結構好評価です。SPの映画とかよりよっぽどよかった。
ドラマ版からすでに映画感でてるやつって
なんか結局映画はイマイチパターンが多くて(SPやSPECがまさにそれ)
正直先は気になるけどあんまり期待しちゃだめだな、と思う気持ちで見に行きました。
ここからネタバレなので見たい方はスルーでお願い。
今回の映画だけの登場だった桃李くんがすさまじくこわかったー…
ドラマ版の池松君の病院シーンの精神的に苦痛プラス版と言った感じで、
めぐみちゃんが隠れていてそれを探している事務所のシーンが
ほんまに恐ろしくて恐ろしくてやめてえええええ!!!!!!!!って心で叫んでた(笑
このドラマ全体的に暗いけど(内容が内容だけに)
大杉さん(香川さん)出てるシーンは大杉さんのキャラがよくてなごませてくれるけど
今回は娘のめぐみちゃんを助けに行くシーンで桃李くんに首筋アイスピックでさされたり
ほんま見ていて苦しかった、、、え、死ぬの?やめてよーやめてよー誰かはよ!!!!
って泣きそうになってたところに私の?ヒーロー池松くん演じる和彦登場。
あれ、ヒーローだったっけか。
って思うほどのかっこよさでやばかった。
マジで救世主きたー!!!と思った。
人殺し過ぎる救世主やけど(笑
ただの悪ではなく信念のある悪で、
この物語の中では確実に正義だったと思う。
たけしさん演じるダルマはね、怖すぎね。顔ね。あんなの夢に出たら寝れない。。
伊勢谷さんもいい味だしてた。
真木ようこはラストの大杉さんとのレストランシーンがこれでもか!ってくらい可愛いし、
西島さんは相変わらずの無敵具合がよかったです(笑。
あとなんといってもこのお話の一番のいいキャラは東でしょう!!!!!!!!!
もう東が出てるシーン全部わろてたw
特にバズーカぶっ放すシーンとか
いかれた桃李君と話してるシーンとか
全てがおもしろかった。コントか!みたいな。
いいキャラだったなあ、大好き。
それにしたがって長谷川さんのことも大好きになったw
終わり方は意外にあっけなかったけど、東と倉木が手を組んだっていうのは
東ファンの私としてはうれしかったなあ♪
最後ふたりが語り合ってたシーンは天国かとおもってびっくりしたけど。
生きててよかったし、最後の倉木さんの電話撮った時の笑顔で
何人の女性がノックアウトされるんだろうと思った(その中のひとり、私)
面白かったです。
ドラマの劇場版 あるある 話しでかくしすぎ とにかく 海外ロケやテ...
ドラマの劇場版 あるある 話しでかくしすぎ とにかく 海外ロケやテロとか絡めて お金も出たので 派手なアクションも入れて ハリウッド風にしてみました。それもあくまで「風」でしかない。
監督以下 誰も作りたくて作ってないのだろう 俳優陣もよくこの脚本 シナリオで仕事受けたなあ そして 役作りも全員中途半端 それでも 人気ドラマの劇場版は収益出るのだろう。
では、役者でも誰かが ここはおかしい 直した方がいい とか言えば そいつは 扱いにくい奴とされてくだけなのだろう。
映画のセリフでも 日本のシステムは守られる。みたいな事言っているが この映画も悪いのは 監督でも 役者でも プロデューサーでも無いのかも それは システムであり 陰謀があり それは黒幕として描くしかないか…
そういう意味では この映画自体が日本映 画 日本社会の閉塞を現してはいたのか。
早い話し みんな 他人事なんだなあ 注文に応じただけ
ツッコミどころや疑問ありすぎ
何で 最後イタリアンで乾杯? そんな金持ってそうには見えないし たぶん たけし死んで 一件落着なのか? 何で 頸動脈刺された香川照之 死なない? 倉木もあんなに腹刺されてたのに 香川照之と倉木は どちらかが 死なないと フィリピンでの別れの意味なくなるし… 自分の携帯出て「倉木です」って…etc
ドラマの頃から謎が謎を呼ぶ感じでなんとなくの続き鑑賞。あのお方的な...
ドラマの頃から謎が謎を呼ぶ感じでなんとなくの続き鑑賞。あのお方的なのが北野武なのはびっくりしたけどだるまの謎もさっくり解けてなんとなくすっきりはしたけど、あんな謎引っ張らなくても!とは思った。
Ciao!!!
おもしろい!!だけど、結局訳がわからない。
私的には、ドラマの最後の池松くんが切なすぎて大好きだったので、今回の登場に拍手!
そして、長谷川さんのあのキャラ!!…好き。笑
あと、伊藤くんのシーンの安心感。唯一ほっと出来る場所だと思う。
又、ドラマシリーズから、香川さんとお嬢さんの関係が大好き!あの二人のやり取りも好き。
それにしても、全体的にサイボーグ感が凄まじいのは、やはり夢の中だからなの?
…これ、まだ続くのかな??
駄作
松坂桃李の登場で、既に萎えた。
セリフダサすぎ...初登場シーンで、役作りできてなさすぎ...
悪人は基本みんな同じキャラ。高笑いして、人をいたぶって喜ぶ〜みたいな。
まだ松坂桃李の役には少し意味があったようだけど、公安の刑事は何アレ。キャラ変してからのダサさは圧巻?
全体としてストーリーもひどすぎるし、元々共感できることが何一つないドラマだったとはいえ、それにしても一欠片も何も納得できない映画に2時間はキツい。
大怪我した西島秀俊、今後は役を選ぼう。。。
長谷川、北野、西島、香川、伊勢谷らが勿体ない映画でしたとさ。
スポーツ目的でWOWOW入ってるから、ついでにテレビで観るだけで済んで本当に良かった。謎が気になってたから観たけど、もうそれだけ。謎自体も大したことなかったし、グダグダ映画。
ドラマの、シーズン1は良かっただけに...
それ以降はひたすらグロくなってくだけ、うるさくて観てて疲れるだけの作品に成り下がってしまったなあ。
良くも悪くも予想通りのデキ。
テレビシリーズの時からいかにもなハードボイルド気取りがきつい作品だったわけで、そこはまあ想定の範囲内なんだけど、今作の新キャラがまたいかにもな感じで萎える。伊勢谷友介もビートたけしも、あれじゃあただの無駄遣いだよなあ。松坂桃李演じる殺し屋、権藤も、キレキレの東とSeason1の中神を足して2で割ったみたいな造形は酷かったけど、あれはファンサービスというか、ほぼ本筋と関係ない新谷和彦を引っ張り出すための要員だからまだいい。対決シーンはそれなりに楽しめたし。
問題は「ダルマ」こと吉田駒夫だ。テレビシリーズから唯一残された謎の中心だ。それを、名前が児玉誉士夫のアナグラムになっているからといって、「戦後最大のフィクサー」なんて説明台詞だけで察しろというのは雑すぎる。キャラクター造形を放棄しているに等しい。実在の児玉誉士夫からくる連想をないものとして、劇中で描かれたシーンだけ見ると、生と権力に意地汚いだけのただの悪人にしか見えない。
自前の臓器プラントで子どもたちを飼育していたり、親しい人間の命を楯に優秀な人材をリクルートしたり、その延長で倉木の娘を殺していたり、「悪」の部分はそれなりに描かれている。けれども彼は、東が語る「オメラス」の寓話からも、「必要悪」として権力システムの中枢を担い続けてきた大人物のはずだ。ビートたけしの威圧感だけで押し通すのはいくらなんでも無理がある。ダルマは原作にないオリジナルキャラらしいから、ドラマ&映画の制作陣に清濁併せ呑む説得力のある悪役を造形するだけの力がなかったんだろう。
海外ロケの甲斐もあってアクション映画としては悪くなかったけれど、一番の興味の対象がとんでもない肩透かしだったせいで、正直、観終えてがっかりしてしまった。
派手な演出はよかった
テレビシリーズシリーズを観てからの映画だったが、私には少し難しかった。
長谷川博己と松坂桃李のイカれた演技と池松壮亮の演技に引き込まれた。特に、長谷川博己がとてもいい。
達磨はやっと登場したと思ったら最期があっけなかった。
場面の切り替わりが唐突すぎて混乱するところが多々あった。テンポがはやすぎる。
Mozuファンには申し訳ないけど、かっこいい風なだけですね… こう...
Mozuファンには申し訳ないけど、かっこいい風なだけですね…
こういうアクションが日本人俳優で観れるのは稀だけど、それを除けば、動きは遅いし、間は悪いし、次に来る相手の一手を待ってる感じが見え透いてしまう。
ツッコミどころ満載です。香川照之さんは一体何処で爆弾手に入れたんですかね… てか何で爆弾を扱えるんですかね。
次回もあるなら香川照之を爆弾魔に出来ますよね。何でもありか。
西島さんは円の火で囲って伊勢谷さんを逃げれなくしてたけど、円の中にダルマ入ってきてんじゃん。もう滅茶苦茶です。
ド派手なアクションというけれど、ハリウッド映画を見慣れてるから、無理です。
爆発させりゃーいいってもんじゃないし、そもそもアクション演出の力学がまるでなってない。都合良すぎる。子供騙しです。
ハリウッドと比べればそりゃ予算の桁が違います。
でも、それならせめて物語くらいはしっかりしてほしい。
結局2時間かけて本質的な話は殆ど進まず、煙に巻いてるだけ。サスペンスでもミステリーでも何でもない。何も解決してないじゃないか。
まだ続きできますよ的なエンディングはいやらしいです。大人の事情が見えます。
好きな人は良いと思います。でも僕は全然ダメです。
どぅーゆーこと!!!?????
何だこりゃ?正直ドラマから雰囲気だけ映画で面白くなかったと思っていたけれど、ここまで見たら仕方ないので完結編を観ようと思い覚悟はしていたが、、、ここまで酷いのは久しぶりに観た。レンタルDVDにしておいて正解だった。
確かに映像の猥雑さ臭いまで届いてきそうなプンプンするハードボイルド感は今までにないくらいリアルに描けていた。しかしこのシナリオは一体どうやったらこんな下手糞になるのか。。。話が突然脈絡もなく何度も飛んでしまう展開運びに最初意味が分からずDVDが誤作動を起こしたのかと本気で思い何回か巻き戻してしまった(苦笑)。ダルマの正体も予告編でたけしさんとバラしてしまっていたので、ならばこれ以上の謎が何かあるかの思いきやナシ↓。日本を動かして来た影のフィクサーとしての辣腕が見れる訳でもなく、どういう仕組みで夢の中に出て来ていたのか、SFでもなければ何なのか説明もなし。それこそアメリカの都市伝説でありがちな国ぐるみで開発した恐ろしい装置で人の脳に何らかの電波を送って洗脳を云々的な展開でも何でも良いのでちゃんと説明して欲しかった。っていうかあったようななかったような…もうそれすらどうでもいいという(苦笑)。そういう話ならドラマの民王の方がよっぽど面白かったわ(笑)。ただただ貧しい国の子どもの臓器を使って生き伸びているって話?どーゆーこと??「地獄?ここが地獄だよ!!」って、これを見させられた方が地獄だよ!!!(笑)。
下手
全てが下手、
映像、クオリティ、キャストまし。
使いこなせてない。
まず、西島の裸体がない。というより、キャスト全てが
出来れてない。
たけしの登場勿体無い。
飛び蹴り大好き?
活躍とパラレルワールドの変化なし。
広告の嘘もあり。
知人から、たけし映画だときき見ました。
残念なお知らせです。
ゲオの291円すら
勿体無い。
厨二病の話です。
残念。
良かったです
まず、長谷川さん演じるチャオ東さんが素晴らしかったです。ところどころ笑いそうになりましたが、意外と深く東のことも掘り下げてた印象がありました。東自身も何かを失ったようで、特に映画館のシーンは、東の「弱さ」を感じられた重要な場面だったと思います。
また松坂桃李さんの演技も凄かった……大杉さんの娘を暗闇でじわじわ追い詰めていくシーンにはハラハラしました……
ダルマは思ったより出番少なくてあら?!という感じでした。でも思ってたより極悪人な印象!
MOZUの世界観が良かったと思います。
最後の倉木の笑みには何故か心がぐさりと来ました。誰との電話だったのか、倉木には大杉達と仲良く幸せに暮らしてくれることを祈るばかりです……笑
ドラマシリーズがだいすきで、やっと見に行けました!!内容の詰め込み...
ドラマシリーズがだいすきで、やっと見に行けました!!内容の詰め込みとアクションで見終わった後どっと疲れました。笑
キャストの皆さんが本当にかっこよくて、演技も素敵でした。
大杉警部補のめぐみちゃんとのシーン、切なくて嬉しくてうるっときました。大杉警部補、あれで生きていたのすごいです笑
和彦役の池松壮亮さん野登場シーン、かっこよすぎました。セリフも一言しかなくて表情も変えず、一つの信念だけで向かっていく和彦、素敵でした。
最後に倉木警部、笑っていてよかったです
うーん
話の展開が雑ではなかろうか?2時間に詰め込む為かどんどん話は進み、合間の展開は観客のご想像にお任せします的な部分多数あり。
相変わらず倉木は不死身だし、東のキレっぷりも最高だし、新キャラの松坂桃李くんもとても良かったけど、ダルマがなぁ。。あれだけ実在するのか幻なのか、みたいな謎の存在だったのにあっさり姿現したかと思ったらあのラスト。
夢で会おうぜ、とまるでアイドルのような決め台詞を残してヘリで退場するも、そのままあっさりすぎるフェイドアウト。
あっけなさすぎて、エンドロール後に何かあるはず!と最後まで見守りましたが何も無かった。
消化不良だわ〜
ダルマの最後が・・・
それを期待して見に来てるけど、期待以上に多かった目を覆いたくなる凄惨なシーンの数々がたまらない人はたまらないと思う。
MOZUは話の裏が多くてストーリーを理解するのに苦しむかと思ったけど、この作品については比較的わかりやすかった。
あとこの作品初出演の松坂桃李の演技はすごかった。
ああいう役をするイメージのない俳優だったから、余計に演技力が際立って見えたかな。
本家の新谷役の池松壮亮とのギャップも見ててゾクゾクした。
2人の対決シーンは見応えあり!
さらに初出演の伊勢谷友介もハマリ役だ。
この人もほんとに演技の幅が広い俳優さんだ。
あと、忘れちゃいけないのが大杉警部補。
娘のためならと果敢に戦う姿は本当にかっこよかった!
この作品の中で実は一番輝いていたかもしれない。
倉木が拉致られたときに、派手な音楽で車を襲撃した東(長谷川博己)も相変わらずキャラが冴え渡ってた。
あまり書くとネタばれひどくなるからこの辺で(笑)
最後に・・・
ダルマの最後がな~。
雑
テレビシリーズでの予備知識がないと楽しめないって事を差っ引いたとしても、作りが雑…。
おそらく、潤沢な資金があったのだろう…それをアピールしたいようなカットが鼻につく。
見せたいなら見せたいで、繋ぎやらタイミングを考えてくんないと、いちいち突っかかって映画の流れが悪くなる…。
顕著なのは松坂桃李が死ぬところ。
屋上への導線がすっ飛ばされてる…にも関わらず台詞や感情は直結だ。
いいロケーションなのは間違いない。そこでやりたいのも良く分かる。
でも、だからと言って時間と空間をすっ飛ばしていいという理由にはならない。
そういう演出上の都合が頭を過る…どうぞ、お願いだから誤魔化してほしい。
上手に騙して欲しい。
ダルマが屋上に現れるのも、そう。
ご丁寧に周囲を炎で囲むわけだ、主人公が。
わざわざビルの屋上に、燃やせる何かを持ち込むわけだよ!
どうやって??どうにかしてッ!
相当な時間燃えるわけだから相当の量の何かを持ち込んで仕込むわけだよ!
おそらく1人で!
あんな高層ビルの屋上に!
どこにも逃げ場のない屋上に!
…おいおい。
それだけでも滑稽だが…そうまでして敷いた高柳包囲網を軽々と越えてくるダルマさん。
無駄骨だった主人公…アホか。
そもそも、炎で囲んでどんな展開を予想していたんだろうか?
…謎だ。なんちゅうモヤモヤ感だ!
地獄の業火。
ダルマさんのバックにあった炎は確かに恐ろしく効果的だったよ…。
でも…そうじゃないだろ?
時間軸を無視したら魔法使いだよ。
行動原理をないがしろにしたら、もうそれは物語として破綻するしかないよ。
行き着く所は失笑だよ!
頼むからちゃんとバレないように騙くらかしてくれよ、けむに巻いてくれ!
高柳と対面する時も、ずっと人一人ぶら下がってるままってなんだよ?
とっとと引き上げて向かい合えばいいじゃないか?高柳がどっかいったら一人で引き上げるんだろ?
そういう演出上の嘘を消化不良のまま残してるとこが「雑」って感想に繋がる。
海に飛び込んだはずの主役にズブ濡れ感が全く足りなかったり…何の事情だよ?
海が汚かったのかよ?
ミネラルウォーターでもなんでもいいから、ぶっかけりゃいいんじゃねえのかよ?
ちゃんとやれ!
タバコの火を点けるだけなのに、ガスバーナーなんかもってくんじゃねえよ。興醒めだよ…ああ、ちょっと野蛮ぽく見せたいんだねとかさ。
…コイツに至っては路上でしこたまぶん殴られて、放置だよ?誤解とも確信とも明かされず。だったら白黒ハッキリするまで確保しとかなきゃじゃないの?
倉木さん、あなたが知りたかった核心に繋がるかもしれない証人だよ?
そこのサスペンスはないとダメだろうがよ…。タンクトップ着ていきがってる場合か!
とにかく編集がホントに悪かった。
採用されてるカットにも疑問はなくはないが、ブツ切れだし…ブツ切れならブツ切れでやり方があるだろ。
ちょっと詰め込み過ぎなんじゃないのか?捨てる勇気がなかったのか?なんかもう、あれもこれもかいつまんで要点だけ短縮してるみたいなエピソードが気持ち悪い。
かと思えば、いきなり拉致られてる女の子とか…あれこそ短縮しろよ。
大変だったんだろうね…スラムで何日もかかったんだよね?だから色々言い訳しなきゃいけなかったから切れなかったんだよね?
知るか!
…なんかアフレコが多かったのか棒読み感がすっごい気になった。
殺意までは覚えないが、腹立たしいったらありゃしない。
ドラマを超えてる!!!
さすが劇場版!ドラマの10倍グロくてかっこよくて面白かったです!!
でも、少し難しいかなと思いました!
あと桃李君ファンはみたらイメージ変わっちゃうかも!?wwwwww
時間と質量のバランスが惜しまれます
ドラマから観てました。このシリーズは壮大な都市伝説レベルの事件事象への仮説に現実味を帯びさせていくストーリー、その要所要所でのアクションが魅力的な作品だという認識でした。
劇場版は二時間という限られた時間ということでやはりドラマに比べ重厚な物語を構築するには厳しいものがあったように見受けられます。
シリーズを見てきたのて話の全体像は見えてくるのですがところどころ綻び、整合性が取れない部分が多くご都合主義的な場面の印象が強かった。
倉木の核心に迫る物語なら無理にキャスト勢揃いにしなくても良かったのではという疑問が残ります。
アクションシーンはいくつかありましたが本当に困窮した、物語上必要な場面というのは二時間通してもほとんど無かったのかなと感じます。
やはりキャストが華やかなため興味を引く作品なのですがここから原作を追う気になる人は少ないんじゃないかなと思う出来だとは思います。
その少数の支持を目指した作品ではあると思うのですが……
全43件中、1~20件目を表示