ヤング・アダルト・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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最初感情移入できないかなぁと思いつつも、進むにつれておもしろく観れ...
最初感情移入できないかなぁと思いつつも、進むにつれておもしろく観れるように。ヒューマンものかなって思っていたら、ちょっと違ってきたのでなおさら。
日々に変化を求めたくなったり、身体に表れる年齢の症状だったり、子供の問題だったり、子供ができたことでのストレスだったりと共感部分も。
残り限られた人生をどのように過ごしていくのかなぁと考える映画でした。
King Ad-Rock登場
評価があまり高くないのでずっと後回しになってましたが、A24作品というのとナオミ・ワッツ出てるし観るかーということでついに鑑賞しました。
台詞で物語を動かしてく系の割と地味な作品だと思いますが、登場人物の人物造形がしっかりしている上に劇中で関係性と共にそれぞれが少しずつ変化していくのを上手に描けていたと思います。
あと、Ad-Rockが大事な役を演じていて感激しました。奥さんが会食で不在中に2人で話すシーンはなかなか見応えがあると思います。
40代になったらまた観てみよう
持ってないものを羨んで真似してみてもうまくいかない。真似してる方が滑稽だったりする。
そうはならないように、、大人になるって難儀だー…。
ナオミ・ワッツ、夫を支えるいい妻、ずっと美しかった。
人生は結果か過程か
個人評価:3.7
ヤングとアダルト。それぞれの価値観とイケてると感じるセンスと生き方。お互いが違った主観だが、いつの時代でも普遍的な目指すべき生き方がある。
結果をを決めてから追い求めるか、それとも結果を決めず過程を大事にするか。その考え方に感銘を受け、ドキュメンタリー作品のあり方を示唆しているとも感じる。
アラフォーは若さと、熟年の境い目?
もっと軽いコメディかと思って観たら、案外真面目なテーマの映画でした。若さを失う、では何を手に入れたか?確かに考える点はあった。
でも結局は、年齢ではなく、その人の選択が生き方なのかな、とも感じた。
あとラストのSNSに支配される子ども達への暗示は、もはや日常茶飯事になっていて、どこでも見かけるシーンであることに憂慮は感じます
見終わってから少々意心地が悪い
軽いタッチだが、見終わってから少々意心地が悪い。年の差を超えた友情でずっと進んでいく、その過程はコメディタッチなところもありつつ楽しめる。
だが、その関係性をぶつりと完全にシャットアウトするとは。予想外。そもそも、そんな友情成り立たない、と結論づけているかのよう。
現実に引き戻されて終わる。あと、最後よくわからなかったのだが、養子をもらいに行く、ってことだったの?
まあ、中盤楽しめたわけだし、普通ってことで。
若者に媚びたら負け?
ミドルサーティーな年代のため、どっちのカップルの気持ちも良くわかるわかる。
若い彼(パターソンの彼だ!)はイケメンで人懐っこくて(結局強かなずるい男なんだけど……)媚びちゃうおじさんの気持ちもわかる。
女性はわりと両者とも冷静に描かれていたので、そこまで痛くなくてよかった。
若いだけさ。
時間は有限だが、効率的に生きることが必ずしも幸せとは限らない。
ライフハックだのコスパだの、利便性と効率を求めがちだけど
それが全てではないんだよ、と言われた気がした。
この作品には他にもたくさんのメッセージ性が含まれていて、
たぶん観る側の年齢とか状況とかで見え方が変わるんだろうな、とも思う。
真実とは?信念とは?幸せな生き方とは?
そして、「若さ」とは?
個人的にはラストシーンが印象的。可愛いんだけど不気味、みたいな。
無垢な「可能性」が、テクノロジーによってレールに縛られる様を表現しているように感じた。
意外な方向に深く
若者と中年のギャップをコミカルに描いた映画かと思っていたら、ドキュメンタリー映画がどうあるべきかという方向にグッと深く堀り下がり、意外な展開になんだかドキドキ。
言いたいことが色々ありすぎるようながするけど、軽快な展開とちょいちょいちりばめられた笑いネタで、雑にざっくり、まとまってなんだか鑑賞後は不思議な気持ち。
少々子育てに疲れた父親役に、アドロックを起用するとは、なんとまあ斬新なキャスティング!でもぴったりハマってて成功。
若かろうが年寄りだろうが、世の中、色んなタイプの人がいるもんだ。
考えさせられる
classic styleだったりstereo typeだったり、考えさせられる映画でした。映画製作に正解はないけど、純粋にコツコツやってきたジョシュにとってはジェイミーみたいな効率いい世渡り上手なタイプ相当腹立っただろな。
なんか苦いというかモヤモヤしました。
世の中って。
泥臭く真面目に純粋に生きている人より、
ポポポポーンとずる賢く成功する人がいる。
しかも、何がムカつくって、
その人も意外と勉強していたりするんだよな。
とにもかくにも生き方が上手いんだ、、
すごく現実的な作品。
ジョシュに共感できないという人も多いようだけど、
私は共感はするよ!!!
…多分共感できる人は、世の中に不適合な人なんだと思うけど(笑)
老いも若きも…
(雑感)
この映画は最後まで問いを視聴者に与え続け、観る側に何とも言えない不快感と幸福感をゴチャ混ぜにした感情を与えてくれた。観終わった後に、自分の人生に置きかえて誰もが考えられるような工夫がされているし、簡単な設定のようで緻密に計算され尽くされた作品だと思う。
ジェイミーはどうしても好きにはなれなかったが、彼のその後の人生がバラ色だとは想像しにくい。誠実を欠いた者が信頼を勝ち得るのは難しいと思うから。ただ彼は一つの考えに固執する余り視野が狭くなってしまうことのデメリットを示してくれてはいた。それがジョシュには響いたのだと思う。
誰もが一度は経験する先輩・後輩の中で感じる羨望や敬意の眼差しだと思っていたのが、裏切られる瞬間。盲信的に信じていた方は人生のどん底に落ちるが、引き上げてくれるモノが必ず現れる。それは近すぎて気付きにくいが、確実なアドバイスをくれている。
どうしようもなく、突破口が見出せない時に観たい作品。
世渡り上手
若いカップルはレトロな物が好きだったり、中年夫婦はデジタルな物がばかりという異様な光景。
若いカップルにどんどん刺激を受けていくところが見ていて面白かった。
分からないことをすぐにググろうとするジョシュに対して、ジェイミーは少し考えようと言い、思い出せなかったらあえてそのままにしておくところが私の好きなシーン。今度私もやろう。(笑)
私もジェイミーみたいに策略家というか世渡り上手になりたい。。人脈の広げ方、話術でうまく周りを利用してて成功者はこうやってのし上がって行くのかなと感じた。
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