「Late Bloomers. いかにもヒュー・グラントらしいハートフル・コメディ」Re:LIFE リライフ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Late Bloomers. いかにもヒュー・グラントらしいハートフル・コメディ
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一昔前に「ラブコメの帝王」と言われてたヒュー・グラントも早55歳。さすがに本人も「もうラブコメはしんどい」と言っているようですが、本作は「ヒュー・グラント、まだまだイケるやんっ!」と思わせてくれる作品でした。相変わらずちょっとダメな男を演じさせたら天下一品ですね(^^)
映画の中でも脚本はキャラクターが大事と言っていたのですが、その台詞の通りにこの作品には魅力的なキャラクターが沢山登場します。シングルマザーを演じるマリサ・トメイ。いいカンジの年齢の重ね方してますね。「セッション」の時と違って、優しい家庭人の学長を演じるJ.K.シモンズ。家族の事を話すと直ぐに涙ぐんでしまい、主人公の同僚が毎回何秒で泣くかを計ってたのがツボでした。生徒達もそれぞれ個性的でキャラクターが良く書けてたと思います。ダークな事ばかり言ってたのに最後「ダーティー・ダンサー」観て泣いてたアジア人の子とか!
ちなみに映画の中に出てた「Late Bloomers」って本、実在するみたいですね。amazonで検索したらヒットしたので逆にビックリしました。内容が気になる所ですが値段が地味に高い・・・ヒュー・グラントが買うことを躊躇するのも納得です。
全体的に大きなインパクトは無いものの、安心して観れる再起の物語。ちょっと疲れてる時にはピッタリの作品だと思います。
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