「オゾン作品としては・・・」彼は秘密の女ともだち kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オゾン作品としては・・・
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女装癖はもともと少しはあったようで、妻ローラ(イジルド・ル・ベスコ)が死んでからそれが復活してしまった。女装すると娘リュシーが泣き止むことも彼の女装を加速させた。
父親と母親の両方をやり抜くなどと決心したものの、まだ女装のまま外出したことがないダヴィッド(デュリス)。女性名はヴィルジニアだ。クレール(ドゥムースティエ)を連れてショッピングに行くと、自信が持てるようになった。一泊旅行で、ローラの実家の別荘に泊まったときのことを、夫ジル(ペルソナーズ)に誰と行ったんだと問いただされるが、ダヴィッドがゲイでその悩みを聞いていたと答えるクレール。
次第にクレールのことを好きになっていくダヴィッド。昼食後にホテルに誘い、彼女と男女の関係を強引に結ぼうとする。しかし、クレールは寸前に逃げ出してしまう。その後、ダヴィッドは車に撥ねられ、意識不明の重体。何日か経って、病院で覚醒しそうにないデヴィッドに対して、女装を施すクレール。すると目が覚めた・・・
7年後、小学校に入ったリュシーが女装したダヴィッドの元へ喜んで駆けつける姿を見ると、上手くいってるんだな~と、ハッピーエンディングでした。
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