映画 ビリギャルのレビュー・感想・評価
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さやかの“求心力”
いや〜参りました。結果がわかりきっている予定調和全開(?)の作品のはずなのに泣いてしまいました(!)さやかの奇跡の合格を漠然とした努力や指導者の「上から目線」で描かなかったのが良かったのかも。そう、この奇跡はさやかの“求心力” 周りの人々がいつの間にか、さやかの為に全力で協力するようになっていく様子がごくごく自然に描かれてるんですよね。(もちろんお母さんのぶれない愛情が柱としてあるからなんだけど‥) 有村架純さんは、こういう風に周りをグイグイ引っ張る(振り回す?)役が本当に合いますね。(あまちゃんの春子や舞台のジャンヌダルクなど‥) 偏見持たずに 、日本映画好きの方なら是非とも見て欲しい作品です。 余談ですが、ドラゴンズファンの私にとって、慶應卒とプロ野球選手という(この映画で工藤家が目指した)両方を持っている福谷投手にはさらなる健闘を期待したいと思います。今は何かと辛い時期とは思いますが‥
ビリギャルよかった!
公開前はあまり面白くないだろうと思ってたけど実際見たら面白いというよりよかった! 内容も感動するところや少し笑いもあり見てて退屈にもならなかった。 特に受験生には見ることをおすすめします!
意外!これは家族愛の物語だな
自分の期待が逆に外れ、感動の家族愛の映画だった。落ちこぼれ女子が奇蹟の慶応合格、という単純なものと思いシネコンに入った。3きょうだいが父は弟に期待し娘にはかかわり合おうとしない。父が「任せた」という女2人きょうだい。主人公は父のことを「じじい」といい、母のことはあっちゃんという。この映画の面白いところはこの初期設定の家族の構図が受験を通して「破壊」されたところにある。そして、慶大合格を通じて、主人公は父と母の深い絆を知り、絶望した弟も前を見て歩き始める。すべて前向き、未来が明るいことに感動を見ました。自分は父としての娘とのかかわりについて本当に考えさせられました。
やられた
この手の映画、バカにしててごめんなさいと言いたい。予想をいい意味で裏切られ、とても良い作品でした。大学受験経験者には特に響く箇所がたくさんで、結末もわかっているのに何度も泣いてしまった。いい映画でした。
ギャルを見る目が変わるw
家族ドラマ。 優等生で生きてきた僕から見たら、なんかダラダラしている今どきの若者。特にギャルたち。別の生き物のように思ってきた彼ら、彼女らを見る目が変わりました! 奇跡的なストーリーですが、若者の苦悩を快活にしっかりと描いた傑作だと思います。
ストーリーに引き込まれる。
結末は分かっているのにストーリーに引き込まれて感動!頑張る力をもらえるいい映画でした。脚色はされているのだろうけど、ノンフィクションであると分かって見ているからこそ、感じるものも多かったと思う。一年半かけて慶応受験に向かっていく姿がテンポよくまとまっていて気持ちがいい。主人公役の有村架純のユルくておっとりした雰囲気が役と合ってて良かったし、脇を固める役者さんのキャスティングもかなり良い。いい味出してました。家族や友人、学校の先生、塾の先生とのエピソードなどが上手くまとめられた上でちりばめられていて、中だるみや飽きることが全くなかった。学生、親、友達、指導者として、などいろいろな立場に立って観ることが出来るので、幅広い年齢層に観てもらえる作品だと思う。
合格するってわかっているけど鳥肌
鑑賞前想像してた、勉強ばかりして友達から避けられたり、いじめられたりみたいな事はなく、純粋に感動できる作品!ストーリーもまとまっていてバランスも良い 登場人物が皆良い人で恵まれてるなと思ったが、唯一フォローするようなシーンまで入れられてるにもかかわらず、お父さんには最後まで好感を抱けなかった ビリギャルってタイトルで観るのを躊躇してる人意外に多いのではと思った
努力と根性と支え
久々に全般的にまとまって内容もいい映画を見ました。 映画にするのにぴったしの構成で大人たちの演技が特によかったです。(特に両親) 子役たちの演技力もなかなかでした。 有村架純の上げ過ぎず下げ過ぎずの雰囲気はさやか役に対して相性が良く、うまく引き出せています。 結果は分かっていても鳥肌が立ち、感動しました。
爽やか受験ムービー
『ビリギャル』を鑑賞。 原作は塾講師である坪田信貴の「学年ビリのギャルが偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話」 高校2年生で小学4年生並みの偏差値であったギャルさやかが坪田講師と出会い、慶応大学に合格するまでを描く。 さて、原作は様々な議論が交わされているようだが、それはさておき、映画としてはなかなか良く出来ている。 有村架純を採用した事もあり、ギャルはギャルでもとても可愛らしいギャルになっていて、目をそらすような悪行などもなく、お友達も友情溢れる良い子達である。 ただ少し派手な格好をした女の子達が夜遅くまでカラオケなどを楽しんでいるだけである。 元が実話らしいので現実には1年半ほどの時間だが、映画的には2時間でおバカな女の子を慶応に合格させねばならず、時間的な制約からギャルである事を強調している余裕がないのか、途中からそんな事は忘れてしまう。 合格するの為にひたすら努力を惜しまない受験生の姿に、そしてそれを支える親や友人の姿に観客は引き込まれていく。母親役の吉田羊も良い。娘が受験に目覚めなければトンデモナイ無責任親になるところだがそんな事は一切感じさせない見守りぶりで受験生の親に立場が変わればこうも見方が変わるものか。 とにかく勉強の出来ないギャルではあるが、現実にはあったであろう異性関係を一切排除する事によって、観客にマイナスイメージを与えず、爽やかな受験物語に仕立て、皆がわかっているはずの結末であるにも関わらず素直に感動できる作品に仕上がっているのは、有村架純の力に他ならない。 受験生のみならず、大人が鑑賞しても親の立場で楽しむ事ができるので、あまり実話だと考えずに鑑賞した方が楽しめるだろう。
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