「悪役の子の演技が素晴らしい」罪の余白 相川良子さんの映画レビュー(感想・評価)
悪役の子の演技が素晴らしい
心理学の教師の復讐劇ならもっと心理戦で追い詰めて自殺させるのかなって思ったけど生ぬるい感じで終わってしまった。わざわざ主人公を心理学の教師にする意味があったのかと。心理学の教師どころか一般人と同レベルの取り乱しようで悪役の女子生徒の思うがままに操られていて、最後は身を挺して犯罪者に仕立て上げるという残念な感じ。もっと痛快な溜飲が下がるような方法があったのではないかと残念でならない。それにしても悪役を演じた吉本さんの演技は素晴らしい。本当に憎たらしかったw。途中であまりに憎たらしかったのでイライラしてついメイキング映像を見てしまった。そこでは木場咲の演技について語る吉本さんがいて良い子そうなので溜飲は下がったものの映画途中で見てしまったので水を差す形になって後悔した。でもそのぐらい悪役の演技が素晴らしかったです。
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