海にかかる霧のレビュー・感想・評価
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霧の中で霧が晴れるような•••
密航者の中に女性がいなかったら、
違った展開になったかもしれない。船長の「女がいたのか」と、これからのことを危惧した顔の描写、セリフが物語っていた。
密航という犯罪をしている以上、成功させるには、いつもの秩序は、必要不可欠。
船という限られたエリアで、ただでさえ、男ばかりのむさ苦しい中、若い男なら、悶々してしまう、いつもの秩序が崩壊しかねない。
現に、その女性を機関室に匿ってしまった。
あのガス漏れも起こってしまった。
その後は、凄まじいことに・・・、
船の為ならなんでもありのあの船長が、一番怖かった!
動機が単純なだけに、ストーリーには入りやすい。「マルティニークからの祈り」と同様、不況、経済苦からの安易な動機。
前借りしてたぐらいだ、相当きついのだろう。
不況で転職が困難なのか、苦しくても漁業するしかなかったのか、
犯罪を犯す前に、何か手がなかったのか、どうなんだろう。
青唐辛子。
味はカレーの王子様。
良くも悪くも…「韓国映画入門編」な一本。
ネタ良し、演技良し、人間の汚さタップリで良し。
…なんだけど、と〜ってもマイルドな印象だったのが残念。
不死身のターミネーター、ヨンソク兄ィを始め。
もはや見慣れたイイ顔のオッサンどもの良い仕事の中で。
やはり良い仕事をしてるんだけど、ただ一人のアイドル。
その彼がお目当てのお客さんに配慮したかのような、韓国映画特有さが薄かったのが残念だった。
そのお客さんが、これで「チェイサー」とか「高地戦」とか興味を持って観てくれるか…なぁ?
「アジョシ」並みのアイドルブレイクを期待していただけに、そこだけは残念だった作品。
「カッコイイ!」の違いが本当に胸に沁みるなぁ…涙
グロさを我慢!
長く続く余韻…
海にかかる霧
ずっしり重たく。
全員キチガイ!
潮と魚と錆の匂いがする
「殺人の追憶」コンビというだけでも必見。名優キム・ユンソクと新人パク・ユチョンの演技対決も見ごたえたっぷり。実力派で揃えた俳優陣が完璧な布陣。観終わったあとに鼻の奥に潮の匂いと錆びた鉄の匂いがするような映画。この作品で映画デビューを果たしたパク・ユチョンには作品を選ぶ先見の明があると思う。
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