トイ・ストーリー4 : 特集
【この夏“最高”の感動を 「トイ・ストーリー」 ありがとうウッディ】
今こそ思い出そう“彼らとの冒険”を 《5分で読める振り返り総力特集》
そして“想像を超える”ラストへ――ウッディが選んだ“道”とは……?
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おもちゃの世界を舞台に描き、世界中の人々を魅了してきたディズニー/ピクサーの大人気シリーズ「トイ・ストーリー」は、「3」で誰もが唸る“完璧なフィナーレ”を迎えた。……かに思えたが、おもちゃたちの冒険は終わっていなかった。ウッディたちが、最新作「トイ・ストーリー4」(7月12日公開)で帰ってくる。それも、誰も経験したことのない“感動”を携えて――。ありがとう、ウッディ。「トイ・ストーリー」を超えるのは、やっぱり“最高”の「トイ・ストーリー」だけだった!
“おもちゃたちは、いつもそばに” 振り返る《シリーズの思い出》
「トイ・ストーリー」って、こんなに楽しくて、かわいくて、感動した!
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1995年にシリーズ第1作が産声を上げた「トイ・ストーリー」。もしもおもちゃが生きていて、人間に見られないよう生活していたら……。想像をかきたてられるユニークすぎる設定はもちろん、おもちゃなのに人間味あふれるキャラクターが繰り広げる冒険は、世界中の子どもたちのみならず、大人たちをも夢中にさせてきた。前作から約9年の時を経て公開される最新作「トイ・ストーリー4」は、私たちシリーズファンの期待を軽々と超える“本当の結末”をつむいでいく。
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「1」では、少年アンディの大のお気に入りのカウボーイ人形のウッディが、そこに現れた最新のおもちゃバズ・ライトイヤーに対し“お気に入りの座”をかけて張り合う。でもおもちゃにとって一番大切なことは“いつも子供のそばにいること”。ライバルの2人が協力し、ロケット花火で空を飛ぶ姿が最高にエモーショナルだった。「2」の、おもちゃコレクターに盗まれてしまったウッディを助けるバズ、2人の友情に胸が熱くなった。そして大学生になったアンディとおもちゃたちの別れを描く「3」は、「映画史上最高のラスト」の呼び声高い、“完璧”な結末を生み出した。
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劇中の「おもちゃにとって、幸せとは何なのか」という問いを通じて、「私たちにとって、幸せとは何なのか」というテーマをも描出してきた本シリーズ。世界中を情動の渦で包み込むであろう「トイ・ストーリー4」が、ついに幕をあける。
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満を持して製作された「4」は、トム・ハンクス(ウッディ役)ら声優陣が軒並み「結末には『これは歴史に残る』と確信した」「とてつもなく感動的」などと絶賛。一体どれだけすごいのか、ファンの期待ははちきれんばかりに膨らむ一方だ。
【“完璧な前作”を超える結末とは?】“あのキャラ”との再会に新たな冒険
「トイ・ストーリー」を超えるのは、史上最高の「トイ・ストーリー」だけ!
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前作でアンディの手を離れたおもちゃたちが、新たな持ち主・ボニーのもとでどのように暮らしているのかも気になるところ。彼らはどんな冒険を経験し、どんな結末へ進んでいくのだろうか?
[どうなる??①] あのボー・ピープが帰ってくる?新キャラ、フォーキーが起こす“騒動”って?かつてのウッディたちの仲間、ランプスタンドの美しい人形ボー・ピープ。「3」では出番がなかったため、「どこに行ったんだろう」と心配しているファンも多いのでは。本作では、そんな彼女が実に約19年ぶり(!)にシリーズへ復帰。みんなと離れ離れになったあと、いくつかの場所を経て、今作でウッディと運命的な再会を果たす。頼りになる女性となったボーとウッディのロマンス(!?)は、美しすぎてひたすら胸に迫る。
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また、新キャラクターのフォーキーにも注目。ボニーが先割れスプーンで手づくりした、彼女の一番のお気に入りであるが、「僕はゴミだ!」と思い込み事あるごとにゴミ箱へ入りたがる、どこかチャーミングなキャラだ。ウッディは「ボニーを笑顔にできるのは君しかいない」と説得するものの、フォーキーは「僕はゴミなんだ!」と全く響かない。新たなスター誕生の予感…?
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[どうなる??②] ウッディと仲間たちに最大のピンチ到来!? 今回は何が起こるの?
ウッディたちはボニー一家とともに、キャンピングカーで旅行することに。道中は楽しく順調で……なんてわけもなく、またまた騒動が勃発する。フォーキーが自分をゴミだと思い込んで逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、アンティークショップに迷い込み、ギャビー・ギャビーという女の子の人形と不気味な腹話術人形たちと出会う。彼女たちは、ウッディが持つ“ある物”を狙って襲撃。一方でバズら仲間たちにもピンチが降りかかり、“まさか”の事態に巻き込まれていく……。
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[どうなる??③]今度の舞台は遊園地? そして、バズが“景品”になっちゃう?
キャンピングカーから飛び出したウッディとフォーキーを追って、バズがたどり着いたのは、おもちゃにとって楽園のような移動遊園地。轟音を立てて稼働するメリーゴーランドなどが子どもたちを楽しませるなか、バズはひょんなことから従業員に拾われ、射的場の景品として磔(はりつけ)にされてしまう。そこには可愛らしい見た目の毒舌ぬいぐるみコンビ“ダッキー&バニー”がいて、バズと“乱闘”を繰り広げる!?
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[どうなる??④] ウッディが見せた表情の意味は……待ち受ける「かつてない試練」って?
おもちゃにとって一番大切なことは“いつも子どもたちのそばにいること”。でも、人生を変える出会いや、見たことのない新しい世界の先に、何があるのか? “いつも子どもたちのそばにいること”以上に、幸せなことなんてあるのか? 何かを決意したような表情を浮かべるウッディは、誰も予想できない驚きの決断を下す。
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[どうなる??⑤]一番気になる……どうやって“終わる”?
ピクサーには「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」という信念があるほど、続編への姿勢は慎重そのもの。それでも製作された「4」は、辛口で知られる米批評家サイト「Rotten Tomatoes」でも支持率100%(6月18日時点)という異次元の高評価をたたき出した。映画史に残る「トイ・ストーリー3」のラストを超えるのは、史上最高の「トイ・ストーリー4」だけ! ウッディたちの結末、そして“シリーズ史上最大にして最後の奇跡”を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
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