トイ・ストーリー4のレビュー・感想・評価
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観ていてずっと辛かったです
ずっとずっとトイストーリー4を楽しみにしていましたが、序盤からウッディだけ遊んでもらえない状況や、ボニーの父親がウッディを踏み付けるシーン、悲しくなりました。
ウッディが大好きで、特に3のウッディが一番好きで、いつもみんなに頼られて、みんなをまとめてどんな状況でも咄嗟に機転を利かせて仲間のことを大切に思っていました。4のウッディはみんなから頼りにされるどころか、考えなしに突っ走ったり、そんなウッディを仲間達は何も思わず、ずっと車内で待っていた。いつもなら絶対すぐ助けに行ったり、何とかしなきゃ!ってなるのに…。仲間達がみんなサブキャラのような扱いで、セリフも3に比べてほとんどなく、今までのトイストーリーは何だったの?と思いました。
結末も、あんな簡単にバズ達とお別れするほど1〜3で過ごした時は軽いものだったのかなと思いました。
「おもちゃが心を持って、喋る」
このこと自体がファンタジーなのに、
わざわざ4で現実を突きつけるような話にする必要があったんでしょうか?
トイストーリーはいつまでもファンタジーだけど、こうだったらいいな
と、子供に夢を与える作品だったのに…
子供がおもちゃにすぐ飽きて忘れて遊ばなくなるのは分かってます。私も子供がいるので。
でも、自分の子はトイストーリーをずっと一緒に観てきたので、小学生になった今も、遊ばなくなったおもちゃも大切にしまい、今遊ぶおもちゃは片付ける時におもちゃのお家に帰らせてあげようねと教えて来たのでずっと必ず片付けて大切に使っています。
トイストーリーを観ておもちゃにも気持ちがあるんだと信じているからです。
今でも寝る時はウッディと一緒で、ウッディが大切にしている帽子は必ず枕元に置いて、朝起きたら被せてリビングに一緒に起きてきます。
そんな風に育ってくれたのはトイストーリーのおかげだと私が一番感じています。
だからこそ、ボニーのウッディの扱いや、親のおもちゃに対する扱いをあんな風に描かないで欲しかったです。
アンディがどんな思いでボニーにおもちゃを渡したのか、大切にしてと言っていたのに…
序盤から結末まで
なんだかずっと悲しくてずっと泣いてしまいました。
これから3を観ても4のことが辛すぎてどんな気持ちで観たらいいのかと思いました。
最後がまさかの展開に
トイストーリーシリーズは毎回完結かと思いきや続きがあるという、おもちゃの世界も人間の世界と同じで終わりない世界なのだとおもう。
今回の主役はフォーキーかと思いきややはりウッディー(ง ˙⍢˙)
そして最後のウッディーの決断も、意外すぎて衝撃!
賛否両論あるだろうけど泣いた
監督さんが
『オモチャは見た目は歳をとらないけど心は成長している』
と言っていたのをしっかりと理解して観て欲しいです。
理想や固定観念を押し付けるのではなく成長の仕方はそれぞれ違うからこそ
それをまず受けれてほしい相棒や家族ならなおさらね
4歳の姪っ子と観に行きましたが姪っ子には難しかったかも(^_^;)
ポーの瞳がチャーミング
今作は、ポー・ピープの瞳に乾杯したくなっちゃいました。CGの進歩を満喫できます。
聡明で美しいポーがスクリーンの中を仲間(子分)たちを従えて縦横無尽に飛び跳ねる様子は胸がすっきりします。
最後のウッディの選択はあれしかないと思わせられる伏線が途中にいっぱい張りめぐらされていて、観ている私もすっかり納得。
『それでいいんだよ、おめでとう!』
こどもがおもちゃに幸せにしてもらうように、おもちゃにも幸せになってほしい。それを見ている私たちも幸せ。
気が早いかもしれませんが、いつの日か作られるトイ・ストーリー5は、きっとバズが主人公の話になるのでしょう。ウッディもうまく絡めてくれるとファンとしては嬉しいですね。
これで良かったと思う♪♪
レビューを見てて悪い評価が多くて見るのをためらってましたが、ウッディーの持ち主様への愛がとても伝わるし、結末は今までと違っててもこれはウッディーが選んだ道だし、おもちゃとしての役割を果てしてるし良いと思いました☆
フォーキーには笑わされ可愛いと思ったし、小学6年の男の子達3人と見ましたがみんな楽しんでました。
今までの3までの作品では絶対泣く場面があった私ですが、今回は涙は出ませんでしたが素敵な作品だったと思います。
To infinity and beyond!
本作も僕にとっては最高のトイ・ストーリーだった。うちの子どもたちを、赤ちゃんの時から育ててくれた価値観 − 友情と信頼、傷ついたものや弱いものへの愛情、諦めないこと、他者の尊重などは本作でも一貫している。それに加えて今回は、おもちゃのモノとしての有限性と価値の永続性を対比して描いていたと思う。生きることの意味は何なのか。ニーチェの永劫回帰的な意味で、おもちゃの生を肯定していると感じた。
それからデューク・カブーン最高!
映画.com のレビューでは、低い評価も目立った。持ち主のモノとして、他のおもちゃの仲間たちと一緒に暮らしていくのがウッディの幸せのはずだったのに、その価値観を壊したという不満が多いようだ。これは多分に、日本の家父長的な「家」制度を良しとする価値観が影響している気がする。「家」フィルターは興味深くはあるけど、そういうものから自由になるのも、トイ・ストーリーの精神じゃないかな。
今回は夢オチ。次回はウッディが目覚めるシーンから
「あれは夢だったんだ・・・」
ボニーのオモチャ箱で目覚めるウッディ。
ウッディはいつもと同じ平穏な日々を過ごす。
そこへ新たな仲間がやって来た。
なんとそれは、、、、
こんな展開にして4を無かった事にするはず。
って言うかやれ。
いろんな意味で心揺さぶられる映画
こんなにも評価が真っ二つに割れる作品って、ものすごく珍しいと思います。そのくらい、いろんな意味で心揺さぶられる作品でした。
今回は、空の巣、子離れ親離れ、それぞれの自立、お互いの多様性を認めることを描いています。人によっては受け入れ難いのも無理はありません。耳が痛い話ですから・・・。その気持ちもよく分かります。
この話をあえてトイ・ストーリーでやらなくてもという声もあるようですが、個人的にはトイ・ストーリーでやるべきだったと思います。
既存の立ち位置に居続けない、こだわらない、ある意味ピクサーらしいっちゃらしい作品でしょう。
1~3でやり尽くした環境を、同じラインをピクサーがやると思いますか?
答えはノーでしょう。
変化は尽きものです。よくも悪くも、時は流れるのです。いつまでもあのときを懐かしんではいけない。自分のこれからの可能性を失いかねないのです。
それをウッディが今回、示してくれました。
大きな決断にバズの後押しがあって良かった。本当の友情だと思いました。あの二人にもう細かい説明は要らないよ。
二人が抱き合う最後のシーンはいま思い出しても胸が熱くなります。
ただ、シリーズ上で多分一番難しいテーマにチャレンジしたためか、ところどころ、うーんもう少し描いてほしいな~と演出面で若干の物足りなさがありました。ので、満点からちょいマイナスにしました。(最後、生き生きしたウッディをもっともっと描いてほしかった!移動遊園地にたまたまアンディと彼女(いるのか?)が遊びにきて、ウッディ陰ながら活躍するショートストーリーとかもいいな。)
一緒に見に行った夫は「これまでのトイ・ストーリーの中で一番しっくりきた」と言ってました。
正直、私はまだやっぱり寂しさも残ってるけど、、、鑑賞後もずっとこの映画の事考えてます。
そんな映画は初めてだったので、いつかぜひ続作を期待してます。
進化し続けるトイ・ストーリーを。
心に穴が空いた、しばらく引きずりそう
小さい頃からずっとトイストーリーを見て育った。DVDも全部買ったし、ピクサー作品ならぬディズニー作品全て通しても本当に大好きな作品で、思い入れもとっても強かった。
だからこそ、本当に今作は見ていて辛かった。
まず、序盤のウッディとボーが別れるシーンから違和感を感じた。
ボーはまだウッディとバズが相棒になる前を主に描いたトイストーリー1の時から、ウッディの時に行き過ぎた行動を、バズの代わりに冷静な目で判断し正してくれていた。そんなボーが、自分がダンボールの中に入れられ捨てられそうになった所をウッディが追いかけてきた時、なぜ一緒に中に入るように勧めたのか。
当時はまだアンディも子供で、アンディにとってウッディは絶対的存在であったことは賢いボーなら分かりきってるはず。自分の為だけにウッディーを一緒に連れていこうとはボーの性格からして思わないのでは?結局アンディーの呼びかけにはっと我に返ったウッディーの様子を見てボーも悟ったようであったが、もしあの声がなかったら、どうなっていたのだろう。個人的にはボーらしくないな、とモヤモヤが残るシーンであった。
それに少し共通するのは、バズだ。こちらもやはりバズらしくないなと感じることが多かった。バズは賢いが、いつも正しい訳では無い。それはわかってる、だからこそウッディと共に支えあっているのだと思うし。だけど!ウッディの言う『内なる声』の意味がわからないほどバカではないでしょうが!ひたすら自分のボタンを押してそれを簡単に信じて従って…本当にバズ?と思ってしまった。
そして私的に一番今作で不満に感じることは、ボニー!!!!
そもそもアンディはウッディを大学に連れて行きたかった。けれど、ボニーがおもちゃを大切にしてくれると信じて自分の気持ちを押し殺してボニーにウッディを託したのだ。それなのに、これじゃあアンディを裏切ってるじゃん!!大切にするんじゃなかったの?約束が違うでしょ。
しかも、ウッディ以外のアンディのおもちゃとは遊んでいるのに、どうしてウッディ一人だけ残すの?意味がわからない。わざわざバッジを取り外してまたクローゼットの中に戻して。
ウッディは皆に後に批判されると分かっていて幼稚園のリュックに潜り込んで、ピンチのボニーを助けてくれたりと常にボニーのことを考えてくれているのに…と見ていて辛かったし、ありえないと思った。
フォーキーとウッディの2人を見た時もいつも、ウッディには目もくれずにフォーキーだけを抱き締めてウッディはほったらかし。その時、ウッディはどんな思いだったんだろう。と考えると辛くてかわいそうでたまらない。
しかもこれ、時間が前作である3からそこまで経っていない。3の時ボニーは保育園の年長さん。そこから幼稚園の体験って…1年経ったか経っていないかという非常に短いこの期間。まさか、そんな早い期間でウッディに飽きるなんて、最悪。
とにかくボニーには本当に腹が立ってしょうがなかった。ボニーのことをそんな風に思いたくなかった。3までだったら、ボニーを嫌いになることもなかったのに。
こんな事になるならウッディはアンディと大学に行った方が幸せだったんじゃないの?3では、ウッディは仲間を見捨てることがどうしてもできなくて、自らみんなのダンボールに飛び込んだ。それがウッディだったから。どんな時でも絶対に仲間を見捨てないで一緒にいるのがウッディだった。だから、3でのウッディの選択は間違ってなかった。でも、結局4で仲間と離れることを選ぶなら、アンディと一緒に行くことを選べば、もっと幸せだったはず。
4のウッディを責めてはいない。実際フォーキーがボニー家の車から脱走した時も、後先構わず後を追ったし、フォーキーを残してリサイクルショップを抜け出てしまった時も、みんなの反対を押し切ってもう一度1人で助けに行こうとした。
仲間を見捨てないという信念はウッディの中にずっと残っていた。
ただ、最後の決断に関しては賛成な部分も反対な部分もあるかな。ウッディはボーのことをずっと気にかけていたわけだし、それにこれから他の仲間たちに会えなくなっても、仲間であることには変わらないわけだし。それは、最後の『無限のかなたまで』というセリフからもわかる。だけど、ずっと何十年と一緒にいた仲間と簡単にここでお別れしちゃうのかー、とも思うし。微妙。ただ、ウッディは最後まで仲間思いだった。そこは良かった。そこだけ。
トイストーリーを見終わってこんなに辛い気持ちになるなんてこと初めてだし、想像もしたこと無かった。
いつも自分に寄り添ってくれる作品だったから。見なきゃ良かった、なんて思う日が来るなんて思わなかったーあー悲しい。
レビューを見てると、低評価している人は本質がわかっていないとか、色々ありますが、わかってなくても、もういい…
私が見た感想は、見なければよかった、です。
これならアラジンもう1回4Kで見た方が良かった。
トイストーリーが大好きだったり、思い入れが強い人ほどショックは大きいと思います。
ウッディにエールを送りたい!
予備情報を入れたくなかったのでレビューは読まないようにしていたのですが、星評価が意外なほど低かったので、今回は失敗作なのかと心配しながら鑑賞してきました。しかし、その心配は全くの杞憂で、さすがディズニーと思える、すばらしい作品でした。
前作から9年ものブランクがあるのですが、それを一切感じさせず、始まればすぐにトイ・ストーリーの世界が目の前に広がり、ラストまであっという間でした。一方で、前作からの技術の進歩を感じさせる映像表現は圧巻でした。キャラクターの質感の違いがはっきりと見てとれ、彼らが豊かな表情でいきいきと動き回る様子は、子供ならずとも楽しくて見入ってしまいます。自宅のおもちゃたちもきっと夜な夜な仲よく遊んでるんじゃないかと、見る者に夢を与えてくれるようで、これこそが「トイ・ストーリー」シリーズの最大の魅力だと思います。
そんな本シリーズの主人公ウッディが、今までとは違う大きな決断をするのが、本作の最大のポイントであり、これをどう捉えるかが評価の分かれ目で、星評価が低かった理由もここにあると思います。恥ずかしながら鑑賞中はそこに全く気づかず、「えっ?ウッディ、それでいいの?」「まあハッピーエンドだし、おもしろかったからいいか!」ぐらいのノリでした。
しかし、しばらくして「やっぱりウッディらしくない」「じゃあ、なんで?」と自問自答しているうちに、ボニーとの距離、フォーキーへの接し方、ギャビー・ギャビーへの協力、ボー・ピープとのやりとり等のさまざまなシーンが思い出され、ウッディの苦悩や迷いや願いが実に丁寧に描かれていることに気づかされました。そして、「トイ・ストーリーはこうあってほしい」という自分の思いや願いを彼に求めるのではなく、彼自身の決断を心から応援してあげたくなりました。きっとバズたちも、同じような気持ちだったのではないでしょうか。ウッディも、バズたちも、それぞれが目指す無限の彼方へ力強く羽ばたいていってほしいと願っています。ウッディへのエールを込めて、次は吹替版でもう一度見に行こうかと思います。
うーん。
1、2、3と見てきて今回の作品は
なんだか、ウッディが1人で駆けずり回っている印象を受けました。仲間たちの描かれ方が浅い。
他の生き方もあるんだ…
子供のそばにいるだけが生き甲斐ではない。
おもちゃだって選択できる。自由がある。
自分の人生を諦めるな、無限の彼方へ…
君たちの人生はそれでいいのか?満足してるか?
どんな選択も間違いではないのだよ。
というような内容でしたが。
トイストーリーの本来の見せ場というか
見せたいもの、感じてほしいものが監督が変わったせいか、そもそもの趣旨が変わっていたのかな。
私はもっと仲間たちの掛け合いとか
友情とか、、
そういったものを期待してしまってました。
あれはあれ、と割り切れないこともないですけど
ずっとトイストーリーを観てきた側としては
少し残念。あくまで個人の評価ですが。
感じ方は人それぞれ…
私は大人になった
私が初めてトイストーリーを見たのはまだ幼稚園時代だったので5歳位だった思う、おもちゃがこんな風に喋っていたらという世界観に一気に引き込まれそれから続編や短編集が出る度観てきました。今回の4は2人の子供達と観ました。子供達はウッディが顔を踏まれてへこみ変な喋り方になった所で笑い、私は「そうそう、子供のおもちゃを踏んで壊しちゃったりへこませちゃったりするんだよね」と考えていました。
子供達は素直に笑い、アンティークショップの場面では怖がっていましたが、私は子供の頃の様な純粋な気持ちは無くしてしまったのだと見ていて感じました。
ただラストは何故か泣いてしまいました。
おもちゃはいつだって子供と遊んで欲しくて全力だったけど、ウッディはいつだって持主の傍にいるのに全力だった。そのウッディがバズの「彼女は大丈夫」「ボニーは大丈夫」の言葉で決心しボーピープと抱き合い、仲間達みんなで抱き合い別れ、ウッディの生き方が変わった事に感動しました。
それを嫌だと思う方も沢山いると思いますが私はそんな結末も素晴らしいと思いました。
きっとあの場所で沢山の子供達を笑顔にし、その後はボーピープ達と世界の子供達を笑顔にするんだ!ウッディは世界一のおもちゃだ!とエンドロールを見ながら熱くなりました。
今回は大人になったからこそ感じる感情があった作品でした。
なにがロンサム・カウボーイじゃぁぁ
永年の友だちアンディのもとの離れて、新たな持ち主の女の子ボニーのもとに引き取られたウッディたち。
ボニーは女の子ということもあり、ウッディはお気に入りではない様子。
ここんところ、遊び相手になってもらうことが少なく、からだには綿埃もついている。
そんなある日、ボニーがはじめて幼稚園に行くことになり、心配になって黙ってついていったウッディは、クラスで友だちができないボニーが心配になって、工作を手助けすることに。
そんなこんなで作られたのが、先割れプラスティックスプーンで作られたフォーキー。
けれども、自分をゴミだと思っているフォーキーは、ボニー家族がキャンプ場に行くキャンピングカーから逃げ出してしまう。
大のお気に入りのフォーキーがいなくなっては、ボニーが可哀想・・・とウッディはフォーキーを連れ戻しに行くが・・・
というところから始まる映画で、なんやかんやの冒険があって、最終的にウッディは新たな生き方を見つける、というところに決着する。
ま、フォーキーが自分をゴミだと思っているのは、1作目でバズが超絶なヒーローだと思っていたのの裏返しで、米国映画お得意のアイデンティティもの。
いなくなった仲間を探しての冒険も、これまでのシリーズで何度か描かれている。
というわけで、途中までの展開はあまり目新しいところはないが、新規登場のおもちゃたちと繰り広げるなんやかんやの冒険物語はスピーディで面白い。
が、終盤、これまでのシリーズから大きく逸脱したようなウッディの決着には疑問符。
これまでも、ウッディたちおもちゃが中心の冒険物語だったが、中心に会ったのはアンディという男のとの関係性。
前作『トイ・ストーリー3』では、その関係に一応の終止符が打たれて完結している。
それを、新たな持ち主とどのように展開するのか、さらに、おもちゃたちが古くなっていくとどうなるのか・・・
そういうあたりが興味の焦点で、このシリーズの主題だと思うのだが、ウッディは新たな生き方を選ぶ。
ま、新たな生き方を選んでもいいんだけれど、ボニーとの関係性も、他のおもちゃたちとの関係も「打っ棄って」って見えてしまうから、始末が悪い。
それも、昔の女に絆されて・・・ってみえるところが、「それって、ダメ男とちゃうんかい。なにがロンサム・カウボーイじゃぁぁ」と悪態をついてしまいたくなるよなぁ。
ここは、昔の女は陶器でできているのだから、彼女は粉々に砕け散って、「俺は、彼女の代わりになるんじゃぁぁ」ぐらいの決心でないと、やはり納得できないよね。
定番の面白さ❗だけど、…
星🌟🌟🌟🌟ずっと観ているシリーズ物なので楽しみにしてました❗やはり定番の面白さで悪くはなかったのですが…他の方も書かれてましたが初めて観た人は面白い良かったと思うと思いますがずっと観ている者にとってはちょっともの足りない…感動の泣けるシーンがなかった気がします❗ラストウッディーが重要な決断をしますが個人的にはみんなで止めて欲しかったです❗これがシリーズ最後になるのならちょっと寂しい気がします❗出来たらまた続編作って欲しいです❗
友情は永遠じゃないことを教えてくれた
悲しい映画。
アンディとの約束も守れず(子どもだから仕方ないが)
2でバズがウッディーを助ける時に
仲間へ呼びかけた「ウッディーは諦めたか!?」という熱血もなし…
「無限の彼方へともに行こう。」が「無限の彼方へさぁ行こう。」に変わってしまった。
今までだったらレックスが「ウッディーならどうする?」と聞いたら
「助けに行こう!レックス、ハム、ポテトヘッド、スリンキー…」
「まぁた俺たちかよ〜勘弁してくれ〜」で助けに行く流れになったかもしれない
挫折を乗り越えたバズこそが真の内なる声だったのにと思った。
「俺にはこれしかないんだよ!」ウッディーの優しさからくる苦悩、決断、成長は分かる。
でもそのために今までの忠誠心を壊す必要はあったか?
おもちゃの世界でそれを描く必要はあったか?
フォーキーにおもちゃの幸せは教えてあげられた?
ボーのように勇敢な姿もなく、言いなりで空回り。
子どもが大人になり離れるのは分かる。
ただおもちゃが離れるのは理解ができない。
離れられないからこその苦悩じゃなかったのか。
1〜3の否定版ストーリー
おもちゃの幸せ
人は成長する、子供の頃なんて毎日様々なものに出会い目まぐるしく変わっていく。
一方でおもちゃは、"対目の前の子供"しか世界はなくて、どうしたって選ばれる側、いつかは見放される置いてかれる側であり続ける。
子供が思い出の片隅、へたしたら思い出してもくれない存在になっても、おもちゃにとっては常に鮮明な記憶として子供が自分の中にあり続ける。それはすごく尊くて苦しいことだ。
冒頭でボーと別れるシーンが悲しすぎて泣けた。まだ必要とされる側のウッディともう興味を持たれなくなったボーの対比。
ボーは一人になって自分の幸せは自分で掴んでくことを決めた。
ウッディはずっと子供に好かれ続けることを一番に生きてきて、ボニーが自分に興味がなくなっても新しく一番になったフォーキーを守るという役割を自分の生きがいとしてそばにいようとする。
でもウッディのそれはボニーのためというよりフォーキーを守ることって役割しかもう自分に存在意義がないっていうすがるような感情だった。
そこからウッディがボーに再会して自分の幸せを自ら探していくことを決めるのは胸が熱くなった。
これまでずーっと一緒だったバズと別れることは友達見捨てて女取ったみたいに思われるかもしれないけど、ずっと選ばれる側だった自分への決別であり自分から幸せを選んでいいんだよって祝福に私は思えた。
ずっと一緒にいることも子供を一番に思い続けることも大切だけど、どうしたって一人で抱える悲しみとさみしさがつきまとう。そのおもちゃの宿命を、自分の決断と力で、新しい幸せを手に入れるために踏み出せるってすごいことだと思う。
それにバズと別れ際、きっとお互い聞こえてないだろうに「無限の彼方へさぁいくぞ」って言い合った時点で二人は離れててもずっと繋がってる、きっと一生友達なんだって思える。
ずっと同じ所にいる、一緒にいる、誰かを想い続ける、それはすごく尊い行為だけど、そこから離れること、別れることを肯定的に捉えてて最近のディズニーはいつも新しさをくれるなぁ〜。(シュガーラッシュオンラインとか)
友情も愛情も、幸せの形も常に新しい形になっていってもいいのかもしれない、そう思える映画だった。
選べないなんてことはないんだよ、自分から好きな場所選べる力が誰にだってあるんだよって言われた気がした。
面白いですよ!
正直過去作のストーリーにあまり思い入れがなく、トイストーリーの世界観が好きだから見にいった私の感想としては…
映画として本当に面白いです!!
笑えるところも満載だし、ハラハラドキドキするし、最後のあの選択には驚いたけど感動しました。
映画って「結末はこうあってほしい」と思って鑑賞するととつまらないものになる気がします。
意外性があってこそ楽しめるし、そんな展開もあるのか、と日々生活している中で刺激になったり。
今回の結末は、昔からの大ファンにとっては納得いかないのかもしれないけど、出会いや別れって日常の中では必ずあることだから、ウッディは自然な流れでいい選択をしたんじゃないかなと思いました。
移動遊園だしきっとまたどこかで巡り会えるはず、と思っていればワクワクしませんか??
Whose story
今までトイ・ストーリーはおもちゃで遊ばなくなった大人にはなんとも後ろめたい気持ちにさせる映画だった。
かつてはウッディたちのようなおもちゃと小さな世界を築きともに生き遊んだことを思いださせ、今はそばにいないおもちゃたちはどうしているだろうかと思うのだ。
今回、ウッディたちおもちゃがおもちゃたる枠を越えたのはおもちゃのためなのか、おもちゃを捨てたことへの懺悔なのか。
映画は捨てられたことを迷子になったというのは誰のため?遊ばなくなったおもちゃの行方をあなたは知っているの?と問い続け、ラストに出たその答えは誰のためのものだったのか。
おもちゃのアイデンティティーを越えた今作品いろんな意味で楽しめました。
おもちゃが大好きな人が作ったのがわかる愛すべき映画になったと思う。賛否両論あるようだけど、私は賛成。もう一回は映画館で観ます。
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