「ウッディに寄り添いたい」トイ・ストーリー4 shimopikaさんの映画レビュー(感想・評価)
ウッディに寄り添いたい
3Dアニメなんて子供向け。そう思ってトイ・ストーリー1は見る気もなかった。後でTVで見た。すごく面白かった。
トイ・ストーリー2は劇場で観た。ジェシーが成長した子供に捨てられる話が心に痛くて、泣いた。今まで捨ててきたおもちゃ達ごめん。もうおもちゃ捨てられないじゃん…絶望的な気持ちにもなった。
時がたってトイ・ストーリー3。ウッディと一緒に冒険を楽しんでいたら、最後になってアンディの目線となり、大切なおもちゃとの別れが辛くて号泣した。家族連ればかりの劇場で一人で…。でも、仲間たちと一緒にまた子供と遊べる!という曇りないウッディの眼差しに救われた気持ちがした。
そしてトイ・ストーリー4。相変わらず冒険活劇で、新しく登場したおもちゃも良いキャラで、くすくす笑った。でも、今までの仲間たちの活躍ちょっと少ないよね?みんなで必死になってウッディを探したら、ウッディが旅立ちにくくなるから…?そしてやっぱり、ウッディの選択には裏切られた気がした。仲間は大切で、子供は友達で、子供と遊ぶのがおもちゃの幸せじゃなかったんかーい!
…という気持ちになったのも本当。でも今まで失くしたり捨てたりしたおもちゃ達がどこかで幸せにしてる、と思うのは救いでもあるし、何より今まで自分(の中の子供)に寄り添ってくれたウッディに、今度は自分が寄り添って、新しい人生と新しい幸せを願ってあげたい。まだまだわたしはおもちゃと遊びますけどね!